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おいしいパンが食べたいなら行ってみては? 「かわさきパンマルシェ」開催

おいしいパンが食べたいなら行ってみては? 「かわさきパンマルシェ」開催

 日本のパンはおいしい。しかもデパートなどに行かなくても、地元においしいパン屋がけっこうあったりするから、手軽に毎日おいしいパンを食べることができる。そんな各地のパンを集めた、パン好きのためのイベント「かわさきパンマルシェ」が11月25・26日に川崎競馬場で開催される。平日でも行列ができる人気店から、小麦粉・酵母などの材料にこだわったお店まで、川崎・横浜・東京エリアを中心に北海道・愛知・広島などから約50店舗が集う。またパンだけではなく、ケーキやマフィンなどの焼き菓子、そしてジャム・はちみつ・紅茶といったパンのお供になる食品や、パンをテーマにしたハンドメイド雑貨なども販売される。週末の開催だから、ピクニック気分で家族全員で出かけてみるのも楽しそうだ。「かわさきパンマルシェ」日時:2017年11月25日(土)・26日(日) 11:00〜16:00会場:川崎競馬場 中央芝生スペース入場料:無料URL:https://pan-marche.jp/

ニュース
あなたは“パン派”それとも“ご飯派”? 朝食で多いのは・・・

あなたは“パン派”それとも“ご飯派”? 朝食で多いのは・・・

 みんな、しっかり朝ごはんを食べているかな? ソフトブレーン・フィールド(東京)が実施した「朝食に関する調査」によると、「朝食を食べる」人が83.9%に対し、「食べない」人は16.1%。「朝食を食べる」と回答した人のうち「毎日必ず食べる」人は80.4%となり、忙しい朝でも朝食を食べる人が圧倒的に多いことがわかった。 朝食で重視するのは「調理時間の短さ・手軽さ」が60.2%でトップ。2位に「食べやすさ」が57.4%で入るなど、朝食を抜かない人が多いとはいえ、ゆっくり食べている様子ではない。以下、「栄養バランス・ヘルシーさ」が28.1%、「おいしさ」が26.5%、「腹持ち」が18.9%で続いている。 一方、朝食で必ず食べる(飲む)ものは「ごはん・パン・シリアルなどの主食」と回答した人が78.8%(女性78.7%・男性79.0%)でもっとも多く、「ヨーグルト」と回答した人が32.5%(女性33.6%・男性30.9%)、「フルーツ」と回答した人が24.8%(女性24.8%・男性24.7%)と続く。サイドメニューでは「野菜などのサラダ」や「卵料理」が人気。朝から肉や魚という人は少ないようだ。 主食の中では、「パン」が52.8%でトップ。「ごはん」は35.3%で、手軽なパンに軍配が上がる。意外にも「シリアル」は6.1%に過ぎなかった。

サンドイッチの具といえば?3位「ハム」2位「BLT」1位はダントツで...

サンドイッチの具といえば?3位「ハム」2位「BLT」1位はダントツで…

パンと具材があれば、手軽に作れるサンドイッチ。あらゆる食材を包み込める懐の深さゆえ、レシピはハムやタマゴ、いちごジャム......と多岐にわたる。Jタウン研究所はそこで、「好きなサンドイッチは?」と題し、都道府県別のアンケート調査を行った(総投票数584、2017年1月30日〜3月6日)。

街のコト
東京の“おいしいパン”を詳しく紹介! 『東京ウォーカー』で保存版企画

東京の“おいしいパン”を詳しく紹介! 『東京ウォーカー』で保存版企画

 おいしいパンって、東京ではどこに売っているの? その答はこの1冊に。KADOKAWA(東京)が発行した「東京ウォーカー」11月号(定価600円)では保存版企画として“最高においしい!しあわせパン”と題し、新店&NEWトレンドの99のパン屋さんと184個のパンを総力特集している。 ノンストップで進化する東京のパン界で、この秋押さえたいのが“パリ”と“料理”という2つのキーワード。365日パンを食す生粋のパン好きで、青山パン祭りを主催する「Bread Lab」のメンバーが、今、最も行きたい職人もパンも魅力的な厳選4店をセレクトした。また、銀座プレイスにミシュランで多くの星を獲得するフレンチの名シェフ、ティエリー・マルクス氏が、この9月にビストロを世界初出店したが、ここにしかない、ワンランク上のブリオッシュをどこよりも詳しく紹介している。 2016年話題の新店はもちろん、超人気店から隠れた名店がそろうパン大激戦区・新宿や地元で愛されるご近所パンなど、パン好きはもちろん、家族や友達と一緒に出かけたくなるお店やメニューが満載! さらに、11月3日(木・祝)から6日(日)に「三井アウトレットパーク多摩南大沢」で開催される「南大沢パンまつり」の情報もひと足早く紹介している。

ニュース
青森県の形の「パンをとめるアレ」を作ってみた! ツイッターで話題となったあの画像、製作者に取材した

青森県の形の「パンをとめるアレ」を作ってみた! ツイッターで話題となったあの画像、製作者に取材した

青森県の形が「パンの袋をとめるアレ」に似ていることから実際に作ってみた、と画像がTwitterに投稿され、大きな話題になっている。 実際に製作者にコンタクトを取り、謎に包まれていた製作者の正体に迫った。

街のコト
何この「おしり」かわいい! 三鷹のパン屋さんの「くまパン」にKOされる人たち

何この「おしり」かわいい! 三鷹のパン屋さんの「くまパン」にKOされる人たち

三鷹にある手作りパン屋「ここね」がツイッターに投稿した「飛べ!くまパン」が7000以上もRTされ、大きな話題になっている。特に注目されているのが「おしり」で、手作りだからこそ出せる可愛らしい曲線やポーズに話題が集まった。

街のコト
高級チーズとパンのコラボが実現 贅沢な一品を楽しもう!

高級チーズとパンのコラボが実現 贅沢な一品を楽しもう!

 高級チーズ「フィラデルフィアクリームチーズ」とパンのコラボが実現──バンデロール(静岡県沼津市)が7月11日に発売を開始した「フィラデルフィアクリームチーズのハニーフランス」は、チーズが好きな人にはたまらない、贅沢な一品として味わうことができるパン。価格は200円(税込み)。 フィラデルフィアクリームチーズは、北海道産の新鮮な生乳と生クリームの贅沢なブランドが作り出す、ナチュラルチーズならではのクリーミーでコクのある味わいが特徴。世界で愛される正統派クリームチーズだ。 チーズ自体のクセがなくリッチなコクがあってクリーミー、そして、ちょっと酸味もあって後味さっぱりの味わい、そして、クリームチーズとハチミツの優しい甘み、クランベリーの酸味が織りなすハーモニーを楽しんで味わいたい。

ひとつ5kgの巨大なパン 卵や乳製品不使用

ひとつ5kgの巨大なパン 卵や乳製品不使用

 カンパーニュは知ってるけど、『グランパーニュ』は知らなかった。ナショナルデパート(岡山)の名物商品で、長さ60センチ×幅40センチ×厚み10cmのサイズに焼き上げられた、重さが5kgもある巨大なパン。砂糖や卵、乳製品不使用で、ドライフルーツやフルーツペーストを使用して色鮮やかに仕上げた独創的なパンだ。大きく焼きあげることで焼成中の生地内部に水分を閉じ込め、家でトーストした時に、独特の食感を生み出すのだという。 大きさだけではなく、色合いも鮮やか。白は白桃フレーバーの生地に六種のドライフルーツが入った「ピーチパンチポンチ」、黄色はマンゴーフレーバーの生地、赤は、ストロベリーフレーバーの生地にドライストロベリー、ブラウンはアールグレイ生地、シックな緑は抹茶レーズン、そしてブラックココアの生地にはドライバナナとクルミが入っている。 17日から、仙台三越で販売開始。カラフルで可愛い詰め合わせ商品は、DEAN&DELUCA(ディーンアンドデルーカ)五店舗(八重洲・品川・名古屋・栄・大阪)でも販売されている。

パン食は西高東低  1人朝ご飯が半数

パン食は西高東低  1人朝ご飯が半数

 何かと忙しい朝。それでも7割以上の人が毎日朝ごはんを食べていることが、マイボイスコム(東京)の調査で分かった。50代以上では8割超。あまり食べていないのは20代の男性で、毎日食べる人は半数、「ほとんど食べない」人も2割いた。 朝食にかける時間は、「6〜10分以内」「11〜15分以内」が各2〜3割で主流。20〜40代の男子は「10分以内」が6割だから、だいぶ忙しい朝を過ごしているようだ。そんな多忙な朝の味方、パン食は全体の69%、「ご飯類」が51.6%、その他、コーヒーやヨーグルト、フルーツなどだ。面白いのは地域差。東北では、ご飯類がパンを上回り、卵料理や味噌汁、納豆が他の地域より多い。逆に近畿ではパン類が他の地域より多かった。 朝食をひとりで食べることが多い人は5割弱。テレビをみながら食べる人も3割。「同居の家族がみんなそろって食べることが多い」「同居家族の誰かが欠けた状態で食べることが多い」は各2割前後だった。

オーディオテクニカがオーバーイヤー型ヘッドフォン2シリーズ5機種を発売

オーディオテクニカがオーバーイヤー型ヘッドフォン2シリーズ5機種を発売

 音響機器のオーディオテクニカは、オーソドックスなオーバーバンドタイプのヘッドフォン「ATH-AVC500/ATH-AVC300/ATH-AVC200」と「ATH-AVA500/ATH-AVA300」を、6月19日(金)に発売する。部屋でのリスニングに向けた高音質設計や長時間リスニングのための快適な装着性などが考えられている。ATH-AVC500(市場価格7,000円前後)/ATH-AVC300(3,000円前後)/ATH-AVC200 (2,000円前後) 密閉ダイナミック型が共通の特徴。最上位のATH-AVC500は、53?径のCCAW(銅クラッドアルミ線)ボビン巻きボイスコイルドライバーを搭載。ハウジングは共振を抑えるアルミ材、ヘッドバンド部も頭に掛けるだけで最適にフィットする方式などを採用する。イヤパッドも耳にやさしい低反発素材だ。インピーダンス40Ω、出力音圧レベル106dB/mW、最大入力1800mW、重量は約270g。  ATH-AVC300は、CCAWボイスコイルのドライバー口径が40?となり、ヘッドバンド部は大型バンド内側の調整用サポートで装着するデザイン。イヤパッドは高い密閉性を維持しながらソフトな耳あたりとしている。インピーダンス40Ω、出力音圧レベル104dB/mW、最大入力500mW、重量は約230g。ベーシックモデルのATH-AVC200は、同じ40?口径でボイスコイルが標準タイプとなる。ヘッドバンド部やイヤーパッドはAVC300と同様。主な仕様は、AVC300と共通で、重量が約210gとなる。ATH-AVA500(市場価格7,000円前後)/ATH-AVA300(4,000円前後) AVCシリーズの密閉型に対して、AVAシリーズはアルミハウジング部外側をパンチングメタルとしたオープンエアのダイナミック型。ATH-AV500はドライバーにCCAWボイスコイルの53mmドライバーを採用。ヘッドバンドはATH-AVC500と同様のフリーアジャストヘッドサポートとしている。イヤパッドは通気性を持たせたベルベット調のイヤパッドとしている。インピーダンス35Ω、出力音圧レベル96dB/mW、最大入力700mW、重量は約275g。 ATH-AVA300もアウターパネルをパンチングメタルとしており、ドライバーは専用設計の40?径となる。ヘッドバンドはATH-AVC300と同様のアジャスタブルヘッドサポートを採用、イヤパッドは布製。インピーダンス34Ω、出力音圧レベル94dB/mW、最大入力300mW、重量は約230g。■リンクオーディオテクニカ・ニュースリリースhttp://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=117http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=119-

5人に1人がホームベーカリー所有!買うのと作るの、トクなのはどっち?

5人に1人がホームベーカリー所有!買うのと作るの、トクなのはどっち?

ホームベーカリーが普及し、今や家でもできたてパンが楽しめる時代。そのホームベーカリーは、どのくらいの人が持っていて、どのくらい使われているのか、そして買うのと作るのでどっちがおトクなのか調べてみました!

暮らしのコト
highresaudio.jpがパンク・レーベル「WAX」の復刻作品をハイレゾ配信 5月13日より初回7タイトル

highresaudio.jpがパンク・レーベル「WAX」の復刻作品をハイレゾ配信 5月13日より初回7タイトル

 ハイレゾ音源配信サイトhiresaudio.jpは、徳間ジャパンがパンク・オルタナティブ専門レーベル「WAX」にて復刻するハイレゾ音源30タイトルを、3ヶ月にわたってリリースする。すべて最新版リマスターで制作を行い、初回7タイトルが5月13日(水)より配信開始となる。スターリン(THE STALIN)やスタークラブ(THE STAR CLUB)などの主要タイトルも含まれ、ファンには待望のものとなる。詳細は以下のとおり。紹介文はhiresaudio.jp資料より。『メシ喰うな! (2015 REMASTER)』INU●形式:WAV 24/96●収録時間: 0:34:51●サイズ: 1.1 GB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1981●ジャンル:punk●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 96kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A20150428114619INU の唯一のスタジオ・アルバム。日本のパンク・ロック史に燦然と輝く圧巻の名盤!ポップでアヴァンギャルドでストレートでノイジーでキュートでシニカル。この魅力的なアルバムが史上最高の音質で奇跡的に登場!『STOP JAP (2015 REMASTER)』THE STALIN●形式:WAV 24/96●収録時間: 0:34:28●サイズ: 1.0 GB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1982●ジャンル:punk●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 96kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A20150428158501982年7月リリースのメジャー第一弾アルバム。インディーズでの人気を背景に満を持してリリースされた渾身の作品。『虫 (2015 REMASTER)』STALIN●形式:WAV 24/96●収録時間: 0:32:15●サイズ: 1.0 GB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1983●ジャンル:punk●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 96kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A201504281525321983年4月リリースのメジャー第二弾アルバム。スターリンの最高傑作と押す声も少なくないアルバム。短めの曲がほとんど曲間なく繋がっていく展開は見事。『HELLO NEW PUNKS (2015 REMASTER)』THE STAR CLUB●形式:WAV 24/96●収録時間: 0:38:12●サイズ: 1.2 GB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1984●ジャンル:punk●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 96kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A201504299831984年メジャーデビューアルバム。日本のパンクロック史において、とても重要な作品。『PUNK! PUNK! PUNK! (2015 REMASTER)』THE STAR CLUB●形式:WAV 24/96●収録時間: 0:38:44●サイズ: 1.2 GB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1985●ジャンル:punk●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 96kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A2015042993321985年メジャーセカンドアルバム。よりアグレッシブになり、けれんのないパンク・ロックの塊のようなアルバム。『RADICAL REAL ROCK (2015 REMASTER)』THE STAR CLUB●形式:ALAC 24/44.1●収録時間: 0:43:52●サイズ: 558.45 MB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1989●ジャンル:punk●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 44.1kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A20150429114734ニューミックス&アルバム未収録曲で構成されたベスト・アルバム。といっても単なる寄せ集めではなく確たる意図の元に再構築された、もう一つのオリジナル・アルバムといってもいい内容。『エル・ドラド (2015 REMASTER)』ALLERGY●形式:WAV 24/96●収録時間: 0:37:34●サイズ: 1.2 GB●レーベル: Tokuma Japan Communications●発売年:2015●オリジナル発売年:1985●ジャンル:rock●価格:3,200円(WAV・FLAC・ALAC 44.1kHz/24bit)https://highresaudio.jp/?task=show&album_id=A20150429121480年代の日本のインデーズ・シーンにおいてその独自な音楽性で異彩を放っていたアレルギーのアルバム。-

KEFが新スピーカー「Blade Two」 日本のリスニング環境に適応化

KEFが新スピーカー「Blade Two」 日本のリスニング環境に適応化

 輸入オーディオ機器のKEFジャパンは、英国KEFのスピーカーBlade Twoを、5月中旬に発売する。現行の上位モデルBladeそのままにダウンサイジングした形で、わが国の住環境、リスニングルームへのさらなる適応を図ったとしている。価格は標準色の白(スノーホワイト)で2,700,000円(ペア・税別)から。 Bladeの設計をそのまま継承。メインとなる中高域のユニQドライバーは同一ユニットで、左右サイドバッフルに取り付けられた4基のウーファーがBladeの22.5cmから16.5cmへと小口径化してコンパクト化に寄与している。 定評あるユニQドライバーはいわゆる同軸型で、分割振動を抑えるためにダイアフラムを強化したアルミドーム・トゥイーターを搭載。背圧を逃がすチャンバーやエッジ部に設けた独自のウェーブガイドによるスムーズな放射、指向性と高域特性を確保する一方、スムーズに一体化したリチウム・マグネシウム・アルミの特殊合金による高剛性で軽量のコーンで点音源化を図る。さらに、これらの音響芯と4基のウーファーの音響芯を一致させることで、トータルでの点音源化も行っている。 鳥の羽をモチーフにしたというエンクロージャーは、回折効果も考慮した優美な曲面で構成。ウルトラデンシティ・ポリマーという高剛性で共振をほとんんど発しない素材で、オリジナルBladeの1,590x363x540mm/57.2kgから1,461x338x475mm/35.3kgへと小型化している。■リンクKEF JAPAN・ニュースリリース http://www.kef.jp/products/bladetwo/bladetwo.html-

個性溢れるNonesuch Records〜そのサウンドの魅力 ◎文・和田博巳

個性溢れるNonesuch Records〜そのサウンドの魅力 ◎文・和田博巳

個性溢れるNonesuch Records〜そのサウンドの魅力◎文・和田博巳 Nonesuch Records(以下ノンサッチ)はエレクトラ・レコードを起こしたジャック・ホルツマンによって、1964年にエレクトラの子会社として設立された。現在ノンサッチが紹介する音楽ジャンルはポピュラーミュージックを中心としているが、そのポピュラーミュージックも、ロックやカントリー、ジャズやワールドミュージックに加えて、ひと言でこうとはカテゴライズし難いアーティストも多く、かつたいそう趣味性が高い音楽や趣味の良いミュージシャン、グループを揃えるところがこのレーベルの大きな魅力だ。 ノンサッチのサウンドの特徴は、ポップス系の作品が多いレーベルにはめずらしく、コンプ・リミッターを多用しないナチュラルな録音が多いことである。したがっていずれのアルバムもハイレゾで聴くにふさわしい、ニュアンス豊かなハイファイサウンドになっている。ダイナミックスや音場感といった要素と共に、ヴォーカルや楽器の質感にもこだわって聴けば、さまざまなオーディオ的、音楽的魅力が横溢していることが分かると思う。 現時点でe-onkyo musicを通して我が国でリリースされるのは、別掲リストにある13タイトルだが、この中から代表的な、あるいはぜひ注目して欲しい作品を紹介しよう。(次ページへ続く)-超絶技巧のフラット・マンドリン、クリス・シーリー 最初は今が旬な超絶技巧のフラット・マンドリン奏者、クリス・シーリーの関連アルバムを3タイトル。マンドリン奏者と言うと、皆さん一気に引いてしまうだろうか。でもそれはあまりにもったいない。クリス・シーリーの音楽は掛け値無しに素晴らしく、聴いて絶対にソンはありません、いやぜひ聴いていただきたい。『The Phosphorescent Blues』  まずはクリスを中心に結成されたアメリカーナ/ブルーグラス・バンド、パンチ・ブラザーズの『The Phosphorescent Blues』から。パンチ・ブラザーズの最高傑作と言える本作は、プログレッシヴでオルタナなブルーグラス・バンドがTボーン・バーネットのプロデュースを得て、完熟のバンドサウンドへと成長を遂げた記念碑的アルバム。これならバンジョーとマンドリンとフィドルが入ったご機嫌なロックバンドと紹介しても大丈夫だし、録音もこれ以上ないハイファイサウンド。『Bass & Mandolin』 そのクリス・シーリーが若き天才コントラバス奏者のエドガー・メイヤーと作ったデュオ・アルバムが『Bass & Mandolin』。二人ともヨーヨー・マとコラボレートした『ゴート・ロデオ・セッション』他数度の共演経験があり、その見事に息の合ったデュオは、繊細にして伸びやか、アコースティック楽器のソノリティを最大限に生かしきった見事な演奏となっている。さらにもう一枚、クリスのソロでヴァイオリニストにとっては難曲とされるバッハの楽曲をマンドリンでプレイした、『Bach: Sonatas and Partitas, Vol.1』。これほど躍動的で美しく、楽しいバッハもそうは無いと思う。ぜひ一聴されたい。『Bach: Sonatas and Partitas, Vol.1』(次ページへ続く)-熱いジャズ・サックスを濃密なハイレゾサウンドで堪能 続いてはジャズのアルバムで、サックス奏者ジョシュア・レッドマン関連の3タイトルを紹介する。『Walking Shadows』 『Walking Shadows』はプロデュースとピアノにブラッド・メルドーを迎え、ストリングス・オーケストラをバックにジャズのスタンダードのみならず、ロックのカバーも含めたバラード演奏をじっくりと聴かせる。妖艶と言いたくなるほど滑らかで艶やかなテナーサックスの音色にうっとりさせられるが、おなじみビートルズの『レット・イット・ビー』では、途中からだんだんテンションが上がっていって、熱いジョシュア・レッドマンに変貌してゆくさまが聴きどころだ。バックのリズム隊も負けず劣らずいいプレイを展開。『Trios Live』 もう1作『Trios Live』は、ピアノレス・トリオ編成にて、ニューヨーク「ジャズ・スタンダード」とワシントンDC「ブルース・アレイ」の2カ所のジャズクラブで行われたライヴを収録、ジョシュアのテナーとソプラノ・サックスを心ゆくまで堪能できるアルバムとなっている。収録は2009年と2013年で、ドラムスのグレゴリー・ハッチンソンは両ステージ共通だが、ベースはマット・ベンソンとルーベン・ロジャースの2人に分かれる。聴きどころはトリオの緊密で躍動感溢れる演奏だが、もうひとつハイレゾならではと感心するのが、ジャズクラブ特有の濃密な空気感と観客の発する熱気だ。ビル・エヴァンス『ワルツ・フォー・デビー』のように終始客がざわついているということはないが、それでも質の良いジャズファンは、絶妙のタイミングで歓声を発し手拍子をする。まさに自分がジャズクラブに居ると言う気分が味わえる最高のライヴアルバムだ。『City Folk』 もう1枚はジョシュアがアーロン・パークス(ピアノ)、マット・ペンマン(ベース)、エリック・ハーランド(ドラムス)と組むスーパーユニット、ジェイムス・ファームの『City Folk』。眼の前にジョシュアがガッと仁王立ちでテーサックスを大ブロウ。こちらはもう狂喜乱舞だ。ベースもブルブルと空気を震わせて、震えた空気がこちらの足裏を震わせるのが分かるほど録音はリアルだ。(次ページへ続く)-まだまだ聴き逃したくない個性的な作品が目白押し『Kin (<―>)』 パット・メセニー・ユニティー・グループ『Kin (← →)』は、鉄壁の従来メンバーに加えて、新たにジュリオ・カルマッシが参加。彼はピアノ、キーボード、木管&金管楽器、チェロ、ヴァイブ、ヴォーカルと、およそ何でもこなす驚異のマルチ・インストルメントゥル奏者。と言うわけでサウンドはグッと厚みを増し、ダイナミックな演奏を千変万化の色彩感で彩る。これこそハイレゾで聴かなくてはと、本気でそう思わせるとてつもなく緻密で濃密なサウンドだ。 他にもロックファンにはおなじみのウィルコのアルバムが4タイトル。さらにNYのフォークシーンの誕生を活写した映画『Inside Llewyn Davis』のオリジナルサウンドトラック。さらにはレディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドの参加にビックリの、ミニマル・ミュージックの先駆者、スティーヴ・ライヒの最新作『Radio Rewrite』など、ぜひ聴いていただきたい。 演奏内容もサウンドクォリティも極上のノンサッチ、ぜひとも聴き逃すこと無きよう。『Radio Rewrite』●配信中のNonesuch Records作品一覧『The Phosphorescent Blues』 Punch Brothershttp://www.e-onkyo.com/music/album/wnr075597952674/『Bass & Mandolin』Edger Meyer、Chris Thile /http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr075597953800/『Bach: Sonatas and Partitas, Vol.1』Chris Thile http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58607/『Radio Rewrite』Steve Reich http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr075597953336/『Trios Live』Joshua Redman http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr956153/『Walking Shadows』Joshua Redman http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58508/『City Folk』James Farm / http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr075597953534/『Inside Llewyn Davis: Original Soundtrack Recording』http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr075597957518/『Kin (← →)』Pat Metheny Unity Group http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58072/『Being There』Wilco http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58331/『Wilco [the album]』Wilcohttp://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58300/『Sky Blue Sky』Wilco http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58317/『A.M.』Wilco http://www.e-onkyo.com/music/album/wnr58348/-

オンキヨーが入門クラスのAVアンプ「TX-SR343」 4K/60PやHDCP2.2にも対応

オンキヨーが入門クラスのAVアンプ「TX-SR343」 4K/60PやHDCP2.2にも対応

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、オンキヨー・ブランドにて同社AVアンプのベーシックモデルとなるTX-SR343を、4月下旬に発売する。これからますます高まる4K映像を中心とした対応を充実させている。価格は、48,000円(税抜)。 TX-SR343は、定格65W(8Ω)×5出力をもつ5.1chAVアンプ。HDMI入出力は最新規格に準拠しており、4K/60P映像の伝送にもボトルネックとなることがない。また、ハリウッドメジャーが推進する4Kの著作権保護技術HDCP2.2に準拠しているので、衛星放送やデジタルチューナーからの4K放送も通すことができる。 新たにBluetoothに対応。スマートフォンやタブレット端末の音楽コンテンスをワイヤレスで再生が可能で、これらの圧縮音源のよりよい音の再生が図れる機能を内蔵している。 伝統のオーディオ技術も投入。回路は独自技術で広帯域化を図るとともに低音の増強を図り、またDAC部にはバーブラウン製の192kHz/24bitDACを搭載した高音質設計としている。ネットワーク機能は非搭載。主な仕様●HDMI端子 入力:4 出力:1●映像入力端子 入力:コンポジット×3(リア×2、フロント×1)、コンポーネント×2●音声入出力端子 入力:デジタル×3(光×2、同軸×1)、アナログ×7(リア×6、フロント×1)●出力:サブウーファー×1●最大外形寸法 幅435×高さ160×奥行328mm●質量 7.8kg■リンクオンキヨーwebサイト・ニュースリリース http://www.jp.onkyo.com/news/newproducts/audio/txsr343/index.htm-

東京タワーに新感覚ダイナー「TOWER'S DINER」がOPEN!メインメニューはグリルドトースト

東京タワーに新感覚ダイナー「TOWER’S DINER」がOPEN!メインメニューはグリルドトースト

言わずと知れた日本のランドマーク、東京タワー。このフットタウン2Fに、「グリルドトースト(鉄板焼きトースト)」をメインメニューに提案する新感覚ダイナー「TOWER'S DINER(タワーズダイナー)」が12月13日にオープンした。

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クリスマスパーティーにいかが? 本物そっくりのチキンパンとオムライスパン

クリスマスパーティーにいかが? 本物そっくりのチキンパンとオムライスパン

クリスマスの主役と言えばチキン。そんなクリスマスのホームパーティーにもピッタリの、ちょっとユニークなメニューが大阪新阪急ホテルで販売される。販売となるのは、オムライスにそっくりな「オムライスパン」と、チキンにそっくりな「チキンパン」。

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