街のコト

青森県の形の「パンをとめるアレ」を作ってみた! ツイッターで話題となったあの画像、製作者に取材した

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(Jタウンネットより)

青森県の形の「パンの袋をとめるアレ」を作成した――2016年2月7日、「青森でパンの袋をとめよう会」を名乗るアカウントから、1枚の画像がツイッターに投稿された。写っていたのはまさにそのまんま、青森県の形をした「パンの袋をとめるアレ」である。投稿は7000回以上リツイートされるなど、そのユニークな発想と行動力が話題になった。

青森県の形があれに似ているとの声を受け、実際につくってみました。
今後これをどうするか、乞うご期待。 pic.twitter.com/5CmOGSPSiM
– 青森でパンの袋をとめよう会 (@aomori_pandome) 2016年2月7日

しかし、その盛り上がりとは裏腹に、どのような団体なのかは不明のまま。Jタウンネットは製作者にコンタクトを取り、謎に包まれていたその正体に迫った。

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始まりはノリと勢い

「青森でパンの袋をとめよう会」の主体となったのは、青森県の学生によるインタビュー団体「wao!!」のメンバーで、担当者は、

「ミーティング中に青森県の形とパンの袋をとめるアレの形が似ていることに気付き、その勢いで製作してみました。単なる悪ふざけで終わると思っていました、SNSで拡散され、テレビでも取り上げられるなど、予想以上の反応があり驚いています。面白いことを求める世の中の空気に助けられたと思う」

と、予想外の反応に驚きの声を上げていた。

言われてみると、「アレ」のひっかける部分と、青森県の下北半島、津軽半島が形作るくぼみは確かによく似ている。青森をよく知る地元の学生ならではの目の付け所だ。

八戸市にある「工作工房」でレーザープリンタを使用し、素材となる板から焼き切って製作したという。

また、

「将来的な目標はまだありませんが、青森県の形そのものを資源とし、多くの人にその楽しさを伝えていきたいです」

と、地元・青森の可能性について語った。

青森県に続き、鹿児島県形も作成
青森県に続き、鹿児島県形も作成

ちなみに、パンの袋をとめるアレの正式名称はバッグ・クロージャーと言い、埼玉県川口市にあるクイック・ロック・ジャパンが国内で流通する製品をすべて生産している。

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