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管理職の人は傘を常備? 雨の備えとビジネスの共通点

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降水確率と職種のイラスト

今にも雨が降り出しそうな、どんよりした空模様の朝。こんな日は、傘を持っていくかどうか迷いますよね。その判断基準のひとつとして、天気予報の降水確率があります。人によってどう判断するかが分かれるこの数字、みなさんはどう捉えているのでしょうか? 傘を持ち出す基準となるポイントを、at home VOXによるアンケート結果をもとに紐解いていきましょう!

Q.傘を持っていくのはどんな時ですか?

降水確率のグラフ

まず、降水確率でもっとも判断基準にされているのが「50%」。降るか降らないか、半々の確率の時は傘を持っていくという人が約2割いました。次いで降水確率の中で多かったのは「40%」で12.4%でした。

また降水確率を判断基準にしていない人たちで、「降水確率関係なく、雨が降りそうな予感がしたら」という人も16.4%いました。つまり、数字よりも自分の直感で決めているのですね。また、「家を出るときに降っていなければ持っていかない」、つまり確率としては100%でないと持っていかないという人が12.0%、そして0%でも「常に持っていく」という堅実派が8.8%という結果でした。

傘を持っていくのは、「備えあれば憂いなし」の精神とも言えます。このアンケートを職種ごとの回答率で見てみると、興味深い傾向が出てきました。

「Q.傘を持っていくのはどんな時ですか?」の、職種別回答結果

職種別の傘を持ち出すグラフ

管理職の人は、確率としては低めの「30%以上で傘を持っていく」という人、「常に持っていく」という人が、それぞれ一般社員やパート・アルバイトに比べると非常に高い割合だったのです。

30%という決して高いとはいえない確率でも、雨のリスクを考慮して傘を持っていく、またはいつ降っても対応できるように常備しておく、というわけ。管理職たるもの、雨への備えも抜かりないようです!

それに対して、「降りそうな予感がしたら持っていく」という人の割合は、管理職は激減。感覚では判断しないというのが、それらしいですね。

降水確率を参考にするか、自分の直感で決めるか、それともあらかじめ備えるか……傘ひとつとっても、その人の性格が見えてきますね。この習慣を変えてみれば、あなたの仕事ぶりにも(ちょっとだけ)影響するかも?

イラスト:タテノカズヒロ

<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女500名
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2015年6月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。

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