「ネットワークオーディオプレーヤー」

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マランツが小型コンポ「M-CR611」 ハイレゾ対応、ネットワーク機能やフルデジタルアンプ搭載

マランツが小型コンポ「M-CR611」 ハイレゾ対応、ネットワーク機能やフルデジタルアンプ搭載

 マランツは豊富な機能を備え、本格的な高音質設計を行ったネットワークCDレシーバー「M-CR611」を、8月上旬に発売する。ヨーロッパでも高い評価を得た前モデルM-CR610の後継となり、Bluetooth、ネットワークでのDSD再生などで機能をさらに充実、新デバイスによる4chフルデジタルアンプや上位モデルに採用のコンデンサーなどのパーツ類で音質を強化している。価格は、70,000円。 CDやFM/AM、ネットワーク、USB、Bluetoothなどさまざまなソースがこれ1台で楽しめるが、これら個別についても、ネットワーク機能ではDSD2.8MHz、FLACやWAVなどの192kHz/24bit音源再生への対応やAirPlay、インターネットラジオをはじめ、MP3やWMAのCD-RディスクがかかるCD部、FM補完放送のワイドFMにも対応したFM/AMチューナーなど、きめ細かく最新フィーチャーを取り入れている。 BluetoothはNFCの簡単接続でスマートフォンなどとのワイヤレス再生が楽しめ、USB-A端子はiPhone/iPod/iPadのデジタル接続/再生のほか、ネットワーク機能と同じDSDなどのハイレゾ音源も再生できる。Wi-Fi機能ではワイヤレスでホームネットワークにつなげられ、本体を好きな場所に設置が可能。 アンプ部は、新開発のフルバランス・デジタルパワーアンプを搭載。4Ωスピーカーも接続できるようになったのは、駆動力のアップを示している。新しいPWMプロセッサーとドライバー部電源に導電性ポリマーコンデンサーを使い、ノイズレベルを大幅に低減。パワーアンプもカスタムコンデンサーとする一方、重要な出力部のローパスフィルター回路は専用設計のOFC線とマンガン亜鉛コアによるインダクターと高品位なフィルター回路で構成する贅沢な設計だ。    オーディオ回路全体でも、左右対称レイアウト、左右の電源ラインの独立化、グラウンドラインの最適化による回路のインピーダンス化など、高音質化のための基本設計も怠りない。 アンプ部は4chスピーカー出力が可能で、スピーカーの高域と低域を独立したアンプで駆動するバイアンプ接続(バイワイヤリング接続対応のスピーカーのみ)や2セットのスピーカーをそれぞれに調整した音量で同時に鳴らすマルチドライブ接続を可能としている。 デザイン/機能面では、Wi-Fiでのネットワーク接続を簡単にするiPhoneやiPadの設定をコピーするWi-Fiシェアリングやボタンのワンタッチで接続設定が済むWPSで、ハードルの高かったネットワーク接続を容易にしており、もちろん機能的で操作性の高いコントロールアプリ、Hi-Fi Remoteも使える。 左右エッジに丸みがついたマランツ共通デザインのフロントパネルの中央には、リストの前後を見ることができて分かりやすい3行表示の有機ELディスプレイを配置。その両サイドに縦に走るくぼみを照らすイルミネーションは標準のブルーのほか、グリーン、ホワイト、オレンジに切り替えられるなど、細かいところでもバージョンアップしている。 なお、M-CR611と人気の海外小型スピーカーをセット化したシステムも発売予定。B&W CM1S2と組み合わせたPremium System(198,000円・税抜)、B&W 686S2によるStandard System(160,000円・税抜)、ダリZensor1によるBasdic System(106,000円・税抜)が用意される。

デノンがAVアンプ2機種 DolbyAtmosやネットワーク、Wi-Fiなど機能充実

デノンがAVアンプ2機種 DolbyAtmosやネットワーク、Wi-Fiなど機能充実

 オーディオ機器のデノン(DENON)ブランドは、7.2chサラウンド対応AVアンプ「AVR-X2200W」(85,000円・税抜)と「AVR-X1200W」(57,500円・税抜)を、8月下旬に発売する。 2機種ともに入門から中級価格帯のモデルながら、Dolby AtmosやDTS:X(無償アップデートで対応予定)、HDCP2.2など最新のサラウンド方式や規格に対応。DSDや192kHz/24bitなどハイレゾ音源の再生、Wi-FiやBluetoothなど最新のネットワーク機能を備えている。   AVR-A1200Wが175W×7ch、AVR-X2200Wが185W×7chのディスクリートで組んだパワーアンプを搭載。2倍速の高速動作でノイズを抑えたスイッチング電源や大容量カスタムコンデンサーなどで、高い駆動力が要求される定格値4Ωのスピーカーのドライブも保障している。 映像系では4K Ultra HDビデオ・バススルー、すべてのHDMI端子が衛星放送や配信の映画などに適用される著作権保護技術のHDCP2.2など、最新・最上位の映像の方式に対応。映像のダイナミックレンジを拡大するHDR、BT.2020のバススルーにも対応している。またX2200Wでは4Kアップスケーリング&ビデオコンバージョン機能で、従来映像も高精細に楽しめる。 ネットワーク再生では、従来のWAV、FLACに加えて、DSD2.8MHzとAIFF192/24bitにも対応。またこれらのギャップレス再生にも対応し、ライブやクラシックでの曲の途切れを解消している。また、USB端子を装備し、USBメモリーに収めたDSDやWAV、FLACなどのハイレゾ音源の再生も可能だ。 さらに最近、AVアンプの必須となりつつあるWi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)に対応。有線LANがつなげない場所でも、ワイヤレスでネットワークに接続できるので設置が簡単になるほか、AVアンプの活用で必須となるスマートフォンなどで使う専用アプリがダイレクトにつなるほか、AirPlayなども楽しめる。また、Bluetooth機能の内蔵により、対応スマートフォンやタブレット端末の音楽コンテンツがワイヤレスで楽しめるほか、付属リモコンからの再生/一時停止、曲送りなどの操作ができる。  スピーカーなどの設定を用意にするガイド機能、自動音場補正などを装備。AVR-X220Wは8入力/1出力のHDMI端子を備え、消費電力500W、サイズ・重量は幅434×高さ167×奥行339mm・9.4kg。AVR-X1200WのHDMI端子は6入力/1出力、消費電力430W、サイズ・重量が幅434×高さ151×奥行339mm。

プライマーが「60シリーズ」セパレートアンプ プリアンプにネットワーク機能/DACを搭載

プライマーが「60シリーズ」セパレートアンプ プリアンプにネットワーク機能/DACを搭載

 輸入オーディオ機器のナスペックは、プライマー(Primare スウェーデン)社製のプリアンプ「PRE60」とパワーアンプ「A-60」を、6月20日(土)に発売する。ラインアップ最上位の60シリーズのモデルとなり、いずれも受注生産。価格はPRE60、A60ともに1,200,000円(税抜)となっている。 プライマーは30年の歴史をもつ北欧のオーディオブランドとして、現在も30シリーズを中心にインテグレーテッドアンプやセパレートアンプなどを数多くラインアップしている。60シリーズはその上位として日本に初登場となった。  PRE60はノイズや歪みに強いフルバランス回路、わずかの音質への影響を抑えるために、回路間にコンデンサーやDCサーボを使わない完全DC構成としている。4層基板により信号経路を大幅に短縮し、伝送ロスを抑えている。電源部も凝った設計で、スタンバイモードではスイッチング電源、実動作時はメインのリニア電源と分けているほか、メイン電源はデジタル系とアナログ系で独立して供給。また分けるだけでなくアナログ系は、パワートランジスターやレギュレーターなども最適化している。 ネットワークプレーヤー機能とDACを搭載するのも注目で、ネットワーク上のNAS内、USBメモリー、パソコンなどの音楽ファイルを再生できる。DACチップはシーラスロジックCS4398を使い、SRC4392サンプルレートコンバーターも備え、入力されたデジタル信号はすべて192kHz/24bitにアップサンプリングされてDA変換、再生される。デジタル入力は、LAN、USB-A、USB-Bのほか、RCA同軸、TOS光×3系統と豊富。WAV、FLAC、AIFFやMP3など主要なファイル形式に対応。またDSDには対応していない。 アナログ入力はライン6系統(RCA×4、XLR2)、出力もRCAアンバランスとXLRバランス4系統を装備。消費電力38W、サイズは幅430×高さ142×奥行き385m、重量10.5kg。  ペアとなるパワーアンプA60は、UFPD(ウルトラファストパワーデバイス)独自開発のクラスDアンプ回路で、250W+250W(8Ω)の出力を得る。この回路は、駆動時のスピーカーのインピーダンス変化に対して、独自のフィードバック技術で、クラスDアンプで受けやすい音質への悪影響を排除。再生中のダイナミックな変化にもつねに追従して、安定的な動作を行うようにしている。 回路はPRE60ともマッチするフルバランス構成で、PRE60と同様、4層基板を使う。UFPD回路の動作をバックアップする電源部は、瞬間最大出力2600VAの大容量と高速、安定した供給を行うスイッチング電源と独自の電源コントロール回路で、高調波や電磁波などが発生しないように図っている。 パーツ類も高品位なものを使い、入力のRCA端子とスピーカー出力端子がWBT社製のnextgen、XLRがノイトリック社製を採用している。サイズは幅430×高さ142×奥行き385mm、重量10.3kg。

パイオニアが多様な機能をもつBDプレーヤー、DVDプレーヤー発売

パイオニアが多様な機能をもつBDプレーヤー、DVDプレーヤー発売

 オンキヨー&パイオニアは、パイオニア(Pioneer)ブランドでBD(Blu-ray Disc)プレーヤー「BDP-180」「BDP-3140」とDVDプレーヤー「DV-2030」を発売する。すべてオープン価格でBDP-3140が6月下旬、BDP-180とDV-2030が7月下旬の予定。 BDP-180/3140は、音声を聞きながら約1.5倍速で再生して映画やドラマの内容を短時間で確認したり、また約0.8倍速に遅く見ることもできるので語学やダンス練習などに活用できる。  動画や音声のさまざまなファイルフォーマットに対応。スマートフォンやPC内の動画、デジタル放送を録画したBD-R/REやDVD、ハイビジョンフォーマットのAVCHDなどの再生に対応するほか、USBメモリー経由ではBDP-3140がWAVやFLACのハイレゾ音源、BDP-180では、さらに3デジタルカメラの3D静止画ファイル、オーディオのSACD、ハイレゾ音源ではDSD、ALACなどのファイルが再生できる。 またBDP-180は4K/24pアップスケーリングにより対応テレビとHDMI接続すると、従来映像を自動的に4K/24pへアップスケーリングして送り出せる。You Tube Send TVに対応し、YouTubeの動画をテレビに映すことも可能。また、Miracast、Wi-Fi Directにも対応しているので、スマートフォンやタブレット端末の画面をWi-Fi経由でそのままテレビに映し出せ、動画や写真を大画面で楽しめる。このほか、ホームネットワークのDLNAに準拠。家庭内の同一ネットワークにあるデジタルメディアサーバー(DLNA準拠のNASやWindows PC)に保存した動画や音楽コンテンツも再生が可能だ。 DV-2030はベーシックなDVDプレーヤー。市販のDVDソフトのほか、著作権保護のCPRMに対応していてダビング10などの条件が付いた地デジ番組を録画したDVDディスクの再生も可能だ。JPEGやMP3など動画、音楽の圧縮ファイルの再生や表示できて、JPEGファイルとMP3ファイルを一緒に記録したDVD-Rでは音楽付きのスライドショーで楽しめる。約1.4倍速の音声付き早見機能、PAL方式ディスクも再生できるPAL→NTSC変換機能なども装備。

ヤマハがAVアンプ2機種 上位モデルとして機能を強化

ヤマハがAVアンプ2機種 上位モデルとして機能を強化

 ヤマハは、7.1ch対応AVサラウンドアンプ「RX-V779」(96,000円・税抜)を7月中旬に、「RX-A850」(110,000円・税抜)を8月上旬に発売する。RX-V779は、先に発表のRX-V379、V479、V579に続くAVアンプのシリーズ上位モデル、RX-A850は上級AVENTAGE(アベンタージュ)シリーズのベーシックモデルで、2機種ともに4K/60pとHDCP2.2対応やWi-Fi内蔵、Bluetoothなど、ホームオーディオのセンターシステムとして機能を高めている。 RX-A850は、音を周囲だけでなく頭上など高さ方向にも自由に定位、移動させられる3次元の音響効果をもつ新方式Dolby Atmos(ドルビー・アトモス)対応のデコーダーを搭載するのがRX-V779との主な違いとなる。  RX-A850、RX-V779ともに、新世代の高精細映像をフルに楽しめるように、著作権保護のHDCP2.2と4K/60pパススルー&4Kアップスケーリングに対応した8入力/2出力のHDMI端子も装備。高音質については、パワーアンプ部がパーツから回路を組み上げるフルディスクリート構成で出力130Wを獲得。電源部は、オーディオ、デジタル、アナログ映像、FLディスプレイの各回路で、相互の干渉や悪影響が出ないように、4回路分離パワーサプライとしている。また、専門メーカーと共同開発したオリジナルのコンデンサーなども使っている。 ネットワークオーディオ部では、従来のWAV・FLAC192kHz/24bit(最大)に加えて、DSD5.6MHzに対応。96kHz/24bitだったAIFFも192kHz/24bitまで対応するようになった。また高精度なクロックを内蔵した新しいネットワークモジュールにより、ネットワーク部をはじめUSBやBluetoothの再生も低ノイズ化を実現しているという。 Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)の内蔵によりワイヤレスでホームネットワークに接続できるようになり、設置場所の自由度が向上。また無線LAN環境になくとも専用のリモートコントロールアプリが使えたり、AirPlayなどのスマートフォンやタブレットの音楽をワイヤレス再生できる。 最近のワイヤレス再生のトレンドであるBluetooth機能も内蔵。伝送コーデックは標準のSBCのほかにAACにも対応していて、同じく対応のスマートフォンなどの音源のより高品位なワイヤレス再生が図れる。また圧縮された音源ファイルの音質を改善する独自のミュージックエンハンサー機能がBluetooth再生でも機能するようになった。

ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

 ヤマハは、AVサラウンドアンプ「RX-V479」(61,000円・税抜)と「RX-V579」(72,000円・税抜)を7月中旬に発売する。先のベーシックモデルRX-V379(関連記事:http://www.pc-audio-fan.com/news/pc/20150520_73977/)に続く、新しいクラス分けの上位モデルとなり、4K/60pとHDCP2.2対応、Wi-Fi、Bluetoothなど、最新トレンドにしたがって機能を充実させている。 RX-V479が5.1ch、RX-V579が7.1chサラウンド対応アンプ。このクラスでは話題のDolby Atmosには対応していないが、新世代映像として注目を集める4K映像は4K60p 4:2:0のフルスペック、その著作権保護伝送のためのHDCP2.2に対応したHDMI入出力を装備。これからのAVソースも心おきなく楽しめる。 広帯域、高速伝送が行える規格のWi-Fiを内蔵。Wi-Fiルーターを通してワイヤレスで家庭内のネットワークにつながるので、ネットワークオーディオを楽しむのも簡単、アプリによる本体の操作をしたり、Wireless directによるAirPlayなどのストリーミング再生が直接楽しめる。 ネットワークオーディオでは、新たにAIFF192kHz/24bitとDSD2.8MHz/5.6MHzの音源ファイルの再生に対応(DSDはNASに依存)、またUSBメモリーでも再生できるようになった。回路では、低ノイズ化した新しいネットワークモジュールを採用。ネットワーク、Bluetooth、USB経由での再生を高品位化している。  Bluetoothは、標準コーデックのSBCのほか、より高速、高品位の伝送を行うAACもサポートして音質面に配慮。なお、圧縮音声で不足してしまう高音域、低音域を補うためのミュージックエンハンサーも新開発。同じBluetoothもより良い音で楽しめるようになっている。 このほかリモコンもデザインを一新して、ボタン類を大きくシンプルにして操作性を向上。スマートフォンやタブレットから快適に操作できるAV CONTROLLERと、設置や配線、動作設定などを画面でサポートするAV SET UP GUIDEの専用アプリを用意している。 RX-V479とV579の違いは前出のパワーアンプch数のほか、V579では一部パーツ類により高品位なものを使い、5.1chスピーカー構成で9.1chの仮想的な再生が可能なバーチャル処理機能を備えているところ。■リンクヤマハwebサイト・ニュースリリース  http://jp.yamaha.com/news_release/2015/15060901.html-

アイ・オー・データが使いやすさを追求したNAS「RockDisk for AUDIO」を発売 

アイ・オー・データが使いやすさを追求したNAS「RockDisk for AUDIO」を発売 

 パソコン関連のアイ・オー・データ機器は、ネットワークオーディオに欠かせないNASとして、RockDisk for AUDIOを6月下旬に発売する。LANケーブルをつなぐだけで使えたり、スマホだけでCDリッピングできるなど簡単にネットワークオーディオが始められるモデル。オンライン直販ショップ専用モデルで、500GBのSSD搭載モデル(HLS-C500SHF 想定価格49,800円・税込)をはじめ、2TB・HDD(HLS-C2.0HF 同28,864円)、1TB・HDD(HLS-C1.0HF 22,384)を用意する。 RockDisk for AUDIOは、好評ながら部品調達の関係で販売終了となったRock Disk Nextの後継モデル。前モデルと同様、低価格でもさまざまに使いこなして音質が追求できるNASとして、はじめてネットワークオーディオに接するユーザーにも使えるようになっている。 SSDやHDD取り付け済みとして、ユーザーのストレージの取り付けや初期化は不要。また定番のメディアサーバーソフトTwonkey Serverもプリインストールするなど、設置、接続してすぐに使える状態で出荷される。配信ファイルは、圧縮ファイルからFLAC、WAV、さらにDSDまで、幅広く対応。 もうひとつの特徴が、PCを使わずにスマートフォンやタブレットで本機の簡単設定や音源管理、さらにCDリッピングや、ハイレゾ音源の購入が行えること。スマホアプリと同様、リモコン感覚のわかりやすい画面でネットワークの接続状況や共有、サーバー内の音源にアクセスできる。 CDリッピングは、別売のCDレコを使って、スマートフォン・タブレット経由で音楽CDをFLAC形式で取り込み、手持ちCDのアーカイブ化も容易。ハイレゾ音源サイトのe-onkyo musicの自動ダウンロード機能も組み込み済みで、スマートフォンなどから好きなときに、e-onkyo musicからハイレゾ音源を購入、本機に自動的にダウンロードしておける。 バックアップについては、複数台でファイルを自動同期するRemote Link Cloud Sync機能で対応。ミラーリングでは本体(CPU部)が故障するとデータ復旧ができなくなるが、この方法ではまったく同じNAS複数台でのバックアップとなり、安心して使い続けることができる。 また、外出先などからインターネットを通じて、本機に格納した音源をスマートフォンやタブレットで楽しむという新しい使い方も可能。あらかじめ自分のスマートフォンやタブレットに同社が用意するRemote Link Filesをインストールしておき、簡単な設定で聴けるようになる。■リンクアイ・オー・データ機器webサイト・製品ページ  http://www.iodata.jp/product/nas/personal/hls-chf/-

ソニーがAVアンプ「STR-DN1060」発表 ハイレゾ再生や4K伝送の機能を充実

ソニーがAVアンプ「STR-DN1060」発表 ハイレゾ再生や4K伝送の機能を充実

 ソニーは、中級クラスAVアンプSTR-DN1060を、7月21日(火)に発売する。ネットワーク機能ではDSD5.1chのマルチチャンネル再生に対応し、ビジュアルではHDCP2.2に準拠し、47K放送、4K配信動画サービスのチューナーからの伝送が可能になった。Wi-Fiも5GHz帯のIEEE802.11a/nに対応し、より高品位な再生も図る。価格は、72,000円(税抜)。 2chのDSDは5.6MHz再生対応へレベルアップ、また5.1ch再生でも、サラウンドの再生システムがそのまま生きるので、簡単にマルチチャンネル再生が楽しめる。またUSBメモリーでもDSDファイルの再生が可能になった。 BlutoothやWi-Fiなど最新のフィーチャーを取り込んでいるが、とくにBluetoothでは自社開発のコーデックLDACにより、同じく対応の同社ハイレゾウォークマンなどの音もより高品位なハイレゾレベルで楽しめる。  ホームネットワーク上の対応機器をさまざまに組み合わせて音楽再生ができる独自機能、ソングパル・リンク(Songpal Link)にも対応しており、さまざまに発展させた使い方ができる。■リンクソニーwebサイト・ニュースリリース  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201506/15-0610/ -

ソニーがBDプレーヤー2機種 より使いやすくなって機能も強化

ソニーがBDプレーヤー2機種 より使いやすくなって機能も強化

 ソニーはBD(Bluray Disc)プレーヤー「BDP-S6500」(市場価格20,000円前後・税抜)、「BDP-S1500」(市場価格12,000円前後・税抜)を6月20日(土)に発売する。本体の小型化や新GUI(グラフィックユーザーインターフェース)、YouTubeやNETFLIXなどのインターネット動画サービスへの対応などで、より使いやすく、また高画質化のための機能強化を行っている。 本体はBDP-S6500で従来モデルの36cmに対して25.5cm、同様にBDP-S1500では26.5cmから23cmと大幅に小型化。従来よりの1秒以下の高速起動に加えて、ローディング時間もソフトウェアの最適化でさらに短縮。出画まで待たされることのない、快適な鑑賞ができる。   新GUIは、おすすめアプリとマイアプリを一覧で表示、ホーム画面で見たいソースへすばやくアクセスするために、メディア/USB/スクリーンミラーリングのダイレクトアイコンを置いたり、マイアプリは簡単に登録、カスタマイズができる。 インターネットの動画配信サービス、YouTubeや今秋に開始予定の話題の新サービスNETFLIXにも対応。USBメモリー、ネットワークプレーヤー機能などとともに、BD以外の多様なソースが楽しめる。 上位モデルS6500では、4Kアップコンバートの対応コンテンツの拡大、ネットワーク機能でのDSD5.6MHzファイルへの対応、内蔵Wi-Fiの受信感度の向上によるより安定した無線LANでのインターネット動画の鑑賞など、従来モデルより機能を強化している。■リンクソニーwebサイト・プレスリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201506/15-0603/ -

パイオニアのAVアンプ「VSA-830」「VSA-1130」 Wi-Fi内蔵やBluetoothなどでさらに進化

パイオニアのAVアンプ「VSA-830」「VSA-1130」 Wi-Fi内蔵やBluetoothなどでさらに進化

 オンキヨー&パイオニアはパイオニア(Pioneer)ブランドにて、5.2chAVアンプ「VSA-830」(60,000円・税抜)と7.2chの「VSA-1130」(92,000円・税抜)を5月下旬に発売する。「ひとつ上のクラスの実現」を目指し、Dolby Atmosを含むサラウンド再生能力やハイレゾファイル対応などのネットワーク機能についての強化、HDCP2.2対応やWi-Fi内蔵、Bluetooth対応などAVアンプの最新の流れを広く取り入れている。 サラウンド再生については、VSA-1130では、従来、上位モデルのSC-LXシリーズで使われてきた音場補正技術MCACC Proを搭載するのが大きな特徴。スピーカー設置に合わせた音響的な最適化や部屋の特性に合わせた調整などに加えて、サブウーファーを含む全帯域において全スピーカーの位相をそろえるフルバンドフェイズコントロールまで全項目の調整で、Dolby Atmosなどのサラウンド再生のさらに高精度、リアルな再生を図る。 VSA-830では、従来のVSAシリーズ最上位モデルと同じAdavamced MCACCとして、基本の調整に加えて低音のズレや部屋の定在波の制御など補正項目を大幅に拡大している。  効果的なサラウンド再生を含みアンプの要は音ということから音質の強化も怠りはない。VSA-1130では電源部が、SC-LXシリーズと同様、銅箔シールドにより磁束の漏れを大幅に抑えた電源トランスを使って電磁ノイズを低減し、また基板類にもノイズ対策を施している。デジタル/アナログ回路は独立して供給し、低ノイズ化を図っている。内部についても、各回路の配置や基板の回路パターンなどを見直し、見た目でも美しく、かつ回路間の干渉を抑た、情報量が多く、スムーズなサウンドになっているという。 パーツ類についても、DACチップには高S/Nで定評あるESSテクノロジー社製ES9006Sやすでに同社オーディオ機器で実績のある専門メーカーのルビコン社と共同開発したオーディオ専用のPML MUコンデンサー(薄膜高分子積層コンデンサー)などを投入。また、内部の空洞共振を発生しない特殊形状インシュレーターなど、電気的、物理的を問わず、徹底したノイズの低減を図っている。 VSA-1130、VSA-830はともに同社AVアンプとしては初めてWi-Fi、Blutoothにも対応。Wi-Fi内蔵によりダイレクトにスマートフォンやタブレットと接続できるので、自宅が無線LAN環境でなくともアプリからのコントロールができたり、AirPlayやPUSH Playerも楽しめる。Wi-Fiについては8011a/nを含む5GHzと2.4GHzのデュアルバンドに対応し、ハイレゾファイルを含むより高品位なネットワーク再生が可能だ。またWi-FiやBluetoothがOFFできるので、使わないときのノイズの影響も抑えられる。 ハイレゾファイルの再生については、PCM・192kHz/24bitやDSD5.6MHz(VSA-1130のみでPCM変換。2.8MHzはダイレクト)に対して、Wi-Fi、有線、またUSBとすべてのメディアとの接続で対応している。 映像系では、先のBDP-LXプレーヤーで開発した4K映像へのアップコンバート技術Super Resolutionを投入。従来の1080pも画像解析を行った処理で、より緻密で自然な映像が得られるようにしている。前記のとおりメディアなどの著作権保護技術HDCP2.2にも対応し、将来についても安心して楽しめる。 ユーザーインターフェースについてもきめ細かく改良を加え使い勝手を向上。画面も文字主体で項目を読まないとわからなかったものがグラフィックスを使って項目を分類し、設定画面に直感的にアクセスできるようになった。さらに新しいアプリStart-up Naviを用意。Wi-Fiを利用して、スマートフォンやタブレットでアプリを起動してその問いかけにしたがって答え選んでいけば数分えネットワーク設定が完了、さらに周辺機器との接続に進むと、本体に内蔵のAVナビゲーターが起動し、引き続き画面との対話形式でスピーカーなどとの接続と設定が行える。AV機器に詳しくなくても、取り扱い説明書と首引きで何時間も接続に格闘するということが解消される。  ■リンクPioneer・webサイト・トップページ  http://pioneer.jp/-

【イベント】最新ネットワークプレーヤー「Astell&Kern AK500N 特別試聴会」 4月4日に開催

【イベント】最新ネットワークプレーヤー「Astell&Kern AK500N 特別試聴会」 4月4日に開催

Astell&KernのデジタルミュージックプレーヤーやPC周辺機器などを扱うアユートは、4月4日(土)、今年1月に発売開始となったネットワークオーディオプレーヤーAK500Nの試聴会を、東京・九段北にあるアコースティックデザインシステム・オーディオルームで開催する。

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