腕利きDIYクリエイターたちが、バラエティ豊かなDIYアイテムを毎週お届けする、この連載。今月は、バルコニーに置きたいアイテムを紹介していきます。
fogliaさんが紹介してくれたのは、フェンスなどにぶら下げて飾るランプ風オブジェ。ガーデンアイテムにもぴったりな、アンティーク加工がポイントです!

fogliaさん「本物のランプを飾るには、工事が必要で面倒……。そこで、口の小さな容器に液体を注ぐ“じょうご”を使って、ランプ風のオブジェを作ってみました!」
■用意するもの
【材料】
じょうご(ステンレス製) 直径 約7cm
フック付きチェーン ※今回は約50cmのものを使用
ミニランプ球 幅約3.5cm×高さ約5.8cm
【道具】
ペンチ
塗装下地材
水性ペンキ(白・黒)
アクリル絵の具(黄土色)
筆
スポンジ
空き容器
ドライヤー
ポリ袋
マスキングテープ
スタンプ
キッチンペーパー
ワイヤー 30cm×2本
fogliaさん「今回のポイントは、じょうごの塗装に黄土色のアクリル絵の具を使うこと。さびたような質感を出すことができますよ」
■ランプ風オブジェの主な作業工程
1.じょうごに塗装下地材を吹き付ける
2.1をペンキでペイントする
3.絵の具(黄土色)をじょうごに塗る
4.フック付きチェーンの長さを調整する
5.電球にワイヤーを巻き付ける
6.3にスタンプを押す
7.チェーンを6に通し、電球をセットする
それでは、fogliaさんのナビゲートのもと、作業スタートです!
1.じょうごに塗装下地材を吹き付ける

fogliaさん「じょうごの内側と外側それぞれに、塗装下地材を吹きつけて乾かします。塗装下地材を使うときは、屋外で作業するのがおすすめです。作業台にマスキングテープでポリ袋を固定しておくと、汚れが防げますよ」
2.1をペンキでペイントする

fogliaさん「空き容器に白と黒のペンキを入れて混ぜ、グレーのペンキを作ります」

fogliaさん「じょうごにペイントしていきます。最初に細長い部分を持ち、外側と内側の部分を塗ります」

fogliaさん「ドライヤーを2分ほどあててペンキを乾かします。ペンキが手につかなくなったら持つ部分を替えて、細長い部分にもペンキを塗っていきます」
3.絵の具(黄土色)をじょうごに塗る

fogliaさん「別の空き容器に黄土色の絵の具を入れます。スポンジに絵の具をとり、叩くようにしてじょうごにのせていきます。キッチンペーパーで余分な絵の具を取り除いておくと、ちょうどよい量になりますよ」
4.フック付きチェーンの長さを調整する

fogliaさん「今回用意したフック付きチェーンは少し長かったため、ペンチでチェーンを外して好みの長さに調整しました」
5.電球にワイヤーを巻き付ける


fogliaさん「電球にワイヤーを巻き付け、巻き終わりの部分をペンチできつくねじります。もう1本も同じように巻き、左右対称になるようにします」

fogliaさん「左右のワイヤーをペンチでねじって、ひとつにまとめます」
6.3にスタンプを押す


fogliaさん「スポンジに白いペンキをとり、乾いたキッチンペーパーで余分なペンキを取り除きます。スタンプにペンキをつけて、じょうごにスタンプを押しましょう。スタンプを押したあとは、すぐに濡れたキッチンペーパーでペンキを拭き取るようにしてください」
7.チェーンを6に通し、電球をセットする



fogliaさん「チェーンをじょうごの細長い部分から通します。チェーンの先端の部分にワイヤーの先を通してねじります。余分なワイヤーをペンチでカットしたら、完成です!」

絵の具を使ったアンティーク加工は、鉢植えなどのガーデンアイテムと並べても違和感がないくらい自然な印象に! 今回使ったペイントテクニックは、鉢やじょうろなど、他のガーデンアイテムにも応用してみてもいいですね。みなさんも、DIYでワンランク上のオシャレなバルコニーに変身させてみませんか?
作品考案・制作・解説:foglia
fogliaです。フォーリアと読みます♪ イタリア語で「葉っぱ」という意味です。
ナチュラルインテリアが好きで、ハンドメイド生活をしています。
大掛かりなことはできないし、不器用だからガタガタでイビツなものもあるけど、
ハンドメイドは楽しい。ごくごく普通のおうちだし、全然おしゃれじゃないけれど、
それでもちょっと手を加えれば、少しは可愛くなったりする。
そんな楽しさを皆様にお届けいたします。
ブログ:http://ameblo.jp/12noru4/