腕利きDIYクリエイターたちが、バラエティ豊かなDIYアイテムを毎週お届けする、この連載。
今回瀧本真奈美さんが紹介してくれたのは、「オータムディスプレイ」。木の実やドライフラワーを飾って、お部屋の中でも秋を感じましょう!

瀧本真奈美さん「アクリル製のコレクションケースに、さび加工や古びた感じの加工をしていくのが今回のポイント。ケースに入れる飾り方法は、ドライフラワーから落ちる粉やホコリが気になる人にもおすすめですよ」
■用意するもの
【セリアで購入】
コレクションケースミニワイド
ココヤシファイバー
【その他】
木の実やドライフラワーなど
【塗料】
ターナー ラストメディウム(※塗るだけでさび加工ができる塗料)
ターナー ダストメディウム(※塗るだけでホコリをかぶったような、古びた加工ができる塗料)
瀧本真奈美さん「木の実やドライフラワーは、好みのものを準備してください。自分で拾った木の実や庭の植物をドライフラワーにしても!」
■オータムディスプレイの主な作業工程
1.コレクションケースミニワイドの土台にラストメディウムを塗る
2.コレクションケースミニワイドのケース部分に木の実・ドライフラワー・ココヤシファイバーを入れる
3.2に1を乗せてひっくり返す
4.ケース部分にダストメディウムを塗る
それでは、瀧本真奈美さんのナビゲートのもと、作業スタートです!
1.コレクションケースミニワイドの土台にラストメディウムを塗る

瀧本真奈美さん「コレクションケースミニワイドの土台に、筆でポンポンとのせていきます。わざと筆の跡が残るように雑に塗るのがポイントです」

瀧本真奈美さん「ターナー社のラストメディウムはダークブラウンとレッドブラウンの2色セット。2色を重ねることで、さびに深みが出ますよ」
2.コレクションケースミニワイドのケース部分に木の実・ドライフラワー・ココヤシファイバーを入れる
瀧本真奈美さん「バランスを見ながら木の実やドライフラワーを入れ、一番上にココヤシファイバーを入れます。今回は2色のココヤシファイバーを使いましたが、単色でもいいですよ」
3.2に1を乗せてひっくり返す

瀧本真奈美さん「ドライフラワーが汚れないように、土台がしっかり乾いてから乗せてください」
4.ケース部分にダストメディウムを塗る

瀧本真奈美さん「アクリルケースを古びたように見せる加工をします。角の部分を中心に、ダストメディウムを筆で塗り、ティッシュペーパーなどで余分なダストメディウムを押さえながらなじませましょう」

瀧本真奈美さん「側面は、ガラスについたかすり傷をイメージして、筆で撫でつけていくと雰囲気がグッとアップします!」
アンティーク加工のおかげで、アクリル素材とは思えないオシャレなディスプレイができました。ドライフラワーと一緒に、動物やキャラクターのミニチュアフィギュアを入れても賑やかで楽しそう!! みなさんも、お部屋に季節を彩るアイテムを取り入れてみませんか?
作品考案・制作・解説:瀧本真奈美
「家事や子育てや仕事、介護などで日々を追われる女性が、家の中で短時間でも楽しく、ストレスをリセットできる時間を持ってほしい」
そんな思いから、100円ショップや手頃な価格の小物を使ってできる、簡単リメイクや飾るような収納、インテリアを日々提案しています。
家にいることが楽しくなる。そんなインテリアの提案を続けていきたいと思っています。
ブログ:http://lovelyzakka.blog.jp/