腕利きDIYクリエイターたちが、バラエティ豊かなDIYアイテムを毎週お届けする、この連載。今月は、寝室に置きたいアイテムを紹介していきます。
fogliaさんが紹介してくれたのは、折りたたみサイドテーブル。ランプやスマートフォン、読みかけの本など、置き場所に困る小物をオシャレに飾れるアイテムです!

fogliaさん「ホームセンターなどで売っている、一枚の杉板からサイドテーブルを作ってみました。天板を取ると折りたたむことができるので、使わないときはスッキリ収納できるんですよ」


■用意するもの
【材料】
杉板1枚(182cm×15cm×14mm)を下記のサイズにカットしてもらう。
・大(側板用40cm×15cm×14mm)…2枚
・中(天板用30.8cm×15cm×14mm)…1枚
・小(背板用、棚板用)28cm×15cm×14mm)…2枚
・アンティーク調 丁番…6個(24mm)
・アンティーク調 ハンドル…2組
・釘(長さ2.5cm)…4本
・木材 (6cm×3cm×1.5cm)…2枚
※ここでは、ダイソーの工作材料(6cm×3cm×1.5cm、桐)を 2枚使用
【道具】
ワトコオイル(色はダークウォルナットを使用)
不要な布…2枚
ビニール手袋
ゴミ袋
ニードル
ドライバー
鉛筆
定規
木工用接着剤
かなづち
fogliaさん「杉板は購入したホームセンターでカットしてもらうと楽ですよ! 自分で切る場合は、のこぎりで切ったあと、切り口にやすりをかけて整えておきましょう」
■サイドテーブルの主な作業工程
1.杉板にワトコオイルを塗る
2.杉板(大2枚・小1枚)に下穴をあけ、丁番でとめる
3.2に杉板(小1枚)・木材2個を取り付ける
4.杉板(中1枚)にハンドルを付け、3に取り付ける
それでは、fogliaさんナビゲートのもと、作業スタートです!
1.杉板にワトコオイルを塗る

fogliaさん「いらない布などにワトコオイルを染み込ませて、杉板に塗っていきます。布で杉板を拭くように塗るといいですよ。テーブルには事前にゴミ袋を敷いておくと、汚れを気にせず作業に集中できます」
2.杉板(大2枚・小1枚)に下穴をあけ、丁番でとめる

fogliaさん「杉板(大)と杉板(小)を写真のような形に組み立てていきます。杉板(小)の4ヵ所にニードルで下穴をあけ、ドライバーで丁番と杉板(大)を取り付けましょう」
3.2に杉板(小1枚)・木材2個を取り付ける

fogliaさん「もう1枚の杉板(小)を、写真のように立てます。両側の杉板(大)2枚に、鉛筆で杉板(小)に沿って印をつけましょう」

fogliaさん「木材2枚に木工用接着剤を塗り……」

fogliaさん「先ほど印をつけた位置に木材を置き、左右2ヵ所に釘を打ちます。反対側の杉板(大)にも、同じように木材を取り付けましょう」

fogliaさん「残っていた杉板(小)を、2で取り付けた背板に丁番でとめていきます」
4.杉板(中1枚)にハンドルを付け、3に取り付ける

fogliaさん「杉板(中)の側面にネジでハンドルを付けましょう。取り付ける位置は、真ん中です。左右の面それぞれに付けてくださいね」
fogliaさん「天板を3の上に乗せ、ハンドルの留め具を取り付けたら、完成です!」

fogliaさん「ハンドルを外すと、写真のように天板を取ることができます。このまま左右の板を内側に閉じると……」

fogliaさん「コンパクトに折りたためます!」

“一枚の板からテーブルを作る” と聞くと難しそうに感じますが、ホームセンターでカットしてもらえば、意外と簡単にできるんですね。使わないときは、折りたたんで収納できるので、一人暮らしの狭い部屋にもピッタリ! みなさんもお気に入りの小物や本を並べて、ベッドサイドに自分だけのリラックス空間を作ってみませんか?
作品考案・制作・解説:foglia
fogliaです。フォーリアと読みます♪ イタリア語で「葉っぱ」という意味です。
ナチュラルインテリアが好きで、ハンドメイド生活をしています。
大掛かりなことはできないし、不器用だからガタガタでイビツなものもあるけど、
ハンドメイドは楽しい。ごくごく普通のおうちだし、全然おしゃれじゃないけれど、
それでもちょっと手を加えれば、少しは可愛くなったりする。
そんな楽しさを皆様にお届けいたします。
ブログ:http://ameblo.jp/12noru4/