腕利きDIYクリエイターたちが、バラエティ豊かなDIYアイテムを毎週お届けする、この連載。今月は、夏をイメージしたアイテムを紹介していきます。
fogliaさんが紹介してくれたのは、お部屋にいながら海を感じられるサマーグラスです!

fogliaさん「粘土で作った貝とヒトデを、100円ショップなどで買えるカラーゼオライトの上にレイアウトしました。カラーゼオライトは脱臭効果があるので、トイレや玄関に置いて消臭剤として使うこともできますよ」

■用意するもの
【材料】
石粉粘土
水色のカラーゼオライト(200g)…2袋
グラス(直径8.3cm×高さ10cm)
シリコンモールド(マドレーヌ型14cm×7.8cm、貝の大きさは6cm×6.5cm)
星形のクッキー型(大:5.5cm×5.2cm 小:3.8cm×3.6cm)
転写シール
ジュエリーシール(1粒の直径が3mmのもの)
エアープランツ
【道具】
麺棒
ラップ
ビニール袋
つまようじ
空き容器
アクリル絵の具(白・黄土色)
筆
ドライヤー
ハサミ
fogliaさん「いろいろな飾りを乗せられるように、グラスは口の広いものを選ぶといいですよ。石粉粘土は、木粉粘土や紙粘土、ソフトクレイなどで代用しても大丈夫です」
■サマーグラスの主な作業工程
1.綿棒にラップを巻き、石粉粘土をこねる
2.粘土を伸ばして貝とヒトデの形を作る
3.貝とヒトデの表面をきれいにならし、ヒトデにジュエリーシールを貼る
4.黄土色のアクリル絵の具を貝とヒトデに塗る
5.貝とヒトデに白いアクリル絵の具を重ねる
6.グラスに転写シールを貼り、カラーゼオライトを入れる
7.貝・ヒトデ・エアープランツを乗せる
それでは、fogliaさんナビゲートのもと作業スタートです!
1.綿棒にラップを巻き、石粉粘土をこねる

fogliaさん「綿棒にラップを巻いておけば、粘土が直接綿棒につかないので片付けも楽チンです!」
2.粘土を伸ばして貝とヒトデの形を作る

fogliaさん「ビニール袋を敷いた上に粘土を置き、7mmくらいの厚さに伸ばしていきます」
fogliaさん「クッキー型で粘土を抜いたら、星の先端を親指と人差し指で挟んで少し潰し、上に向かって細長くなるように伸ばしていきます。手に水をつけておくと、伸ばしやすいですよ」

fogliaさん「残りの粘土をシリコンモールドに詰めて貝の形にします」
3.貝とヒトデの表面をきれいにならし、ヒトデにジュエリーシールを貼る

fogliaさん「手に水をつけて、貝とヒトデの表面をキレイにならしましょう」

fogliaさん「ヒトデの縁につまようじで穴をあけます。ここまでできたら、3〜4日ほどかけてしっかり乾かしましょう。裏側も乾くように途中で裏返してくださいね」

fogliaさん「完全に乾いたら、ヒトデの中心から先に向かって、ジュエリーシールを貼っていきます」
4.黄土色のアクリル絵の具を貝とヒトデに塗る

fogliaさん「空き容器に黄土色のアクリル絵の具を出し、水を多めに入れて色を少し薄めます。筆を使って貝とヒトデそれぞれに塗ったら、ドライヤーで乾かしてください」
5.貝とヒトデに白いアクリル絵の具を重ねる

fogliaさん「白のアクリル絵の具を空き容器に出し、筆を使って貝とヒトデに塗っていきます。絵の具には水を混ぜず、ささっと筆を動かしながらラフに塗るのがコツです」
6.グラスに転写シールを貼り、カラーゼオライトを入れる

fogliaさん「転写シールをハサミで切り、グラスの表面にこすって貼り付けます」

fogliaさん「グラスの8分目くらいまでカラーゼオライトを入れましょう」
7.貝・ヒトデ・エアープランツを乗せる

fogliaさん「バランスを見ながらレイアウトしたら、完成です!」
ラフに塗った白い絵の具のおかげで、貝やヒトデがまるで本物のような質感に! まだまだ梅雨空が続きますが、お部屋にサマーグラスを飾って、夏本番の訪れを楽しみに待ちましょう!
作品考案・制作・解説:foglia
fogliaです。フォーリアと読みます♪ イタリア語で「葉っぱ」という意味です。
ナチュラルインテリアが好きで、ハンドメイド生活をしています。
大掛かりなことはできないし、不器用だからガタガタでイビツなものもあるけど、
ハンドメイドは楽しい。ごくごく普通のおうちだし、全然おしゃれじゃないけれど、
それでもちょっと手を加えれば、少しは可愛くなったりする。
そんな楽しさをを皆様にお届けいたします。
ブログ:http://ameblo.jp/12noru4/