腕利きDIYクリエイターたちが、バラエティ豊かなDIYアイテムを毎週お届けする、この連載。
今回tomooo.25さんには、サイズの違うステンレストレイを使った、カフェスタンドを紹介してもらいました。ダイニングに置けば、アフタヌーンティーやホームパーティーの場が華やかになりそうです。
tomooo.25さん「来客の時や、友人とのちょっとしたパーティーの時にカフェセットを置くためのものが欲しくて作りました。我が家ではコーヒーフレッシュや、ガムシロップを置いて、お客さんに自由に取ってもらえるようにしています」
■用意するもの
ステンレストレイ（大・中・小サイズ）…各1個
マルワッシャーm10サイズ…6個
スプリングワッシャーm10サイズ…6個
六角ボルトm10サイズ…6個
キャスター…4個
アイナットm10サイズ（取っ手部分に使用）
ゼンネジm10サイズ（28センチ）（真ん中の棒に使用）
つや消しスプレー
アクリル絵の具（黒）
電動ドリル
接着剤
tomooo.25さん「スプリングワッシャーは、ステンレストレイをゼンネジに固定するときに使います。あると強度が上がりますが、手に入らない場合はなくても大丈夫！ ステンレストレイは100円ショップなどで手に入れることができます」
■カフェスタンドの主な作業工程
1.ステンレストレイにつや消しスプレーを塗り、アクリル絵の具で汚す
2.トレイの真ん中に、m10サイズの穴を開ける
3.ゼンネジ（棒）にボルト・ワッシャー・ステンレストレイを固定する
4.トレイの底に接着剤でキャスターをつける
5.アイナットを取っ手としてつける
それでは、tomooo.25さんナビゲートのもと作業スタートです！
1.ステンレストレイにつや消しスプレーを塗り、アクリル絵の具で汚す
tomooo.25さん「つや消しスプレーを塗ったら、乾くまでそのまま置いてください。夏場は5分くらいで乾きます」
tomooo.25さん「乾いたトレイをアクリル絵の具で汚していきます。ところどころ黒く汚れをつけると、アンティークらしい雰囲気に仕上がりますよ！」
2.トレイの真ん中に、m10サイズの穴を開ける
tomooo.25さん「3つのトレイの裏から、m10サイズのねじが入るように、電動ドリルで穴を開けていきます。作業台に穴が開かないように、端材などに斜めに立てかけて作業するといいですよ」
3.ゼンネジ（棒）にボルト・ワッシャー・ステンレストレイを固定していく
tomooo.25さん「ボルト→マルワッシャー&スプリングワッシャー→ステンレストレイ→マルワッシャー&スプリングワッシャー→ボルトの順につけていきます。ボルトでトレイを挟み込むように固定してください」
tomooo.25さん「一番下に大サイズのトレイ、真ん中に中サイズのトレイ、一番上に小サイズのトレイという順で組み立てます。トレイは好みの位置でしっかり固定しましょう」
4. トレイの底部分に接着剤でキャスターをつける
tomooo.25さん「キャスターをつけると移動させるのもラクチン。お掃除もしやすくなるのでオススメです」
5.アイナットを取っ手としてつける
tomooo.25さん「ゼンネジの上部に、アイナットをつけたら完成です！」
海外のアフタヌーンティーでは、ケーキやサンドウィッチを載せるのが定番ですが、tomooo.25さんのように、砂糖やミルクを乗せたり、醤油などの調味料入れとしてお出しするのも素敵ですね！ お手製のカフェスタンドでランチや、ティータイムをオシャレに楽しんでみてください。
作品考案・制作・解説：tomooo.25
得意な分野は木です。他には鉄や工業系パーツを使ったりしています。
かわいいナチュラル系よりも黒、グレー、白などの色にステンシルをしたりして、少し男前にするのが好きです。
Instagram：https://www.instagram.com/tomooo.25/
