
fogliaさん「今回ご紹介するカトラリーレストは、砂を使ったアンティーク風のものと、花柄のフェミニンなものの二種類。ケースの内側にデコレーションしているので、水拭きなどのお手入れも簡単です!」
■砂を使ったアンティーク風カトラリーレスト 【材料】 コピー用紙…11cm×15cm 園芸用のサンゴ砂 練り消しケース(透明のもの)…縦7.8cm×横3.5cm×高さ1.4cm 鍵のチャーム…長さ5.3cm グリーンの造花…5cmくらい 【道具】 インスタントコーヒー コーヒー液を入れる容器 計量スプーン 小さじ ポリ袋 スポンジ ドライヤー 砂を入れる紙コップ 砂を混ぜるスプーン つまようじ 木工用ボンド(速乾性タイプ) カッター カッティングマット 定規 ハサミ スタンプ 油性スタンプパッド スタンプクリーナー
fogliaさん「透明なケースの中に砂やモチーフを配置して、接着剤やグルーガンを使って固定するというのが一連の流れ。ペイントや接着剤を乾かす時間も含めて、1つ約30分ほどで作れます」
■砂を使ったアンティーク風カトラリーレストの主な作業工程 1.練り消しをケースから出して、シールを剥がす 2.インスタントコーヒーを水で溶き、スポンジでコピー用紙を塗っていく 3.ケースに砂を入れる 4.コーヒー染めしたコピー用紙にスタンプを押してラベルをつくる 5.砂の上にラベル、鍵のチャーム、造花を配置する それでは、fogliaさんナビゲートのもと作業スタートです!
1. 練り消しをケースから出して、シールを剥がす

fogliaさん「香りがついてる練り消しを使う場合は、事前にケースを水洗いしておくといいですよ」
2. インスタントコーヒーを水で溶き、スポンジでコピー用紙を塗っていく

fogliaさん「容器にインスタントコーヒーと水各小さじ1を入れて、よく混ぜます」

fogliaさん「ポリ袋を敷き、その上にコピー用紙を置いてコーヒー液をスポンジで塗っていきましょう」

fogliaさん「ドライヤー(弱)を当てて乾かします。乾いたらもう一度コーヒー液をスポンジで塗り、再度ドライヤーで乾かしましょう。コーヒー液を二度塗りすることでよりアンティークらしい質感に仕上がります」
3.ケースに砂を入れる

fogliaさん「ケースに砂を入れて、使う砂の量を決めます。ケースいっぱいに砂を入れてしまうと小物を置くスペースがなくなるので、浅めに敷くようにしましょう」

fogliaさん「砂を紙コップに移し、木工用ボンド(スプーン1杯くらい)を入れてよく混ぜます」

fogliaさん「スプーンについた砂をようじで取りながら、ケースに砂を全量入れます。スプーンでのばしながら平らにして、端のほうはようじで整えましょう。砂を入れたらドライヤー(弱)を当てて、2分ほど乾かします。触っても手に砂がつかなくなったらOKです」
4. コーヒー染めしたコピー用紙にスタンプを押してラベルをつくる

fogliaさん「コーヒー染めしたコピー用紙に、スタンプを押していきます。このとき油性スタンプパッドを使えば、コーヒー染め後の用紙でも、インクを弾かずにキレイに印字することができるんです」

fogliaさん「カッティングマットを敷いて、その上にコピー用紙を置きます。スタンプを押した部分に定規を当てて、カッターで切り取ります」
5. 砂の上にラベル、鍵のチャーム、造花を配置する

fogliaさん「砂の上にラベル、鍵のチャーム、造花を置いて配置を決めます。造花はバランスを見て好みの長さにカットしましょう」

fogliaさん「ラベル、鍵のチャーム、造花の裏に木工用ボンドを塗って砂の上に固定したら、砂を使ったアンティーク風カトラリーレストの完成です!」
続いて、花柄のフェミニンなカトラリーレストの作り方を教えてもらいました。
■花柄のフェミニンなカトラリーレスト 【材料】 デコパージュペーパー…1枚 練り消しケース(透明のもの)…縦7.8cm×横3.5cm×高さ1.4cm ミニチュアのカトラリー…長さ2.5cm ミニチュアのプレート…直径2.3cm ピックプチベリー…2つ 【道具】 鉛筆 カッティングマット カッター 定規 液状のり つまようじ ハサミ グルーガン グルースティック
■花柄のフェミニンなカトラリーレストの主な作業工程 1.練り消しをケースから出して、シールを剥がす 2.デコパージュペーパーをケースに合わせてカットし、固定する 3.ミニチュアのカトラリー、プレート、ベリーピックを配置する
1.練り消しをケースから出して、シールを剥がす
fogliaさん「先ほどと同じように、ケースのシールを剥がしたら…」
2. デコパージュペーパーをケースに合わせてカットし、固定する

fogliaさん「デコパージュペーパーの裏にケースの底を当てて、鉛筆で型をとります。印をつけたらカッターでカットしましょう。カットしたデコパージュペーパーは一度ケースに入れてみて、サイズが合わない場合は微調整するようにしてください」

fogliaさん「デコパージュペーパーの裏に液状のりをつけて、指で押さえながらケースの内側に貼ります。端のほうはつまようじを当てて接着すると、キレイに仕上がりますよ」
3.ミニチュアのカトラリー、プレート、ベリーピックを配置する

fogliaさん「ベリーピック(造花)は茎部分をハサミでカットして、グルーガンを使って接着剤でまとめます。ミニチュアのカトラリー、プレート、ベリーピックの裏にもグルーガンで接着剤をつけて、ケースに固定したら完成です!」

fogliaさん「今回紹介した練り消しケース以外にも、クリームケースなどを使ったアレンジもオススメです。好みのケースやモチーフで試してみてください!」
用途が限られているように見えるアイテムも、工夫次第でかわいらしくアレンジする、そんなfogliaさんのアイデアに脱帽です! 今回紹介してもらったテクニックは、カトラリーレストに限らずいろいろなものに応用できそう。ぜひ、いろんなアイテムのデコレーションに生かしてみてください。
作品考案・制作・解説:foglia fogliaです。フォーリアと読みます♪ イタリア語で「葉っぱ」という意味です。 ナチュラルインテリアが好きで、ハンドメイド生活をしています。 大掛かりなことはできないし、不器用だからガタガタでイビツなものもあるけど、 ハンドメイドは楽しい。ごくごく普通のおうちだし、全然おしゃれじゃないけれど、 それでもちょっと手を加えれば、少しは可愛くなったりする。 そんな楽しさをを皆様にお届けいたします。 ブログ:http://ameblo.jp/12noru4/