腕利きDIYクリエイターたちが、バラエティ豊かなDIYアイテムを毎週お届けする、この連載。
今回のテーマは、「玄関に置く、季節を感じるアイテム」です。小さなプランターを並べられるミニサイズの「プラントラック」の作り方を、スプンクさんに教えてもらいました！
スプンクさん「そのまま組み立てたり、バラバラにしたり……いろんな使い方ができるすのこのDIY。今回のワイヤーBOXのように、素材が異なるものを組み合わせると面白いですよ」
■用意するもの
桐すのこ（ミニサイズ）（幅160mmx奥行き320mm）…2枚
角材A ホワイトウッド（長さ435mm×幅19mmx厚さ19mm）…2本
角材B ホワイトウッド（長さ295mm×幅19mmx厚さ19mm）…2本
ワイヤーBOX（幅307mmx奥行き155mmx高さ150mm）
飾り釘…2個
結束線
極細ビス
塗料（ターナー ミルクペイント ヘンプベージュを使用）
紙やすり（粗さは#240を使用）
スプンクさん「すのことワイヤーBOXは幅がほぼ同じサイズのものを用意してください。買う前に、忘れずにサイズを確認しましょう！」
■プラントラックの主な作業工程
1.すのこの真ん中の角材を外す
2.すのこと角材に塗料を塗る
3.すのこ・ワイヤーBOX・角材Aを固定する
4.角材Aの間をつなぐように角材Bを固定する
5.飾り釘を打つ
それでは、スプンクさんのナビゲートのもと、作業スタートです！
1.すのこの真ん中の角材を外す
スプンクさん「すのこ2枚の真ん中の角材を引っ張って外します。うまく外れないときは、すき間にマイナスドライバーを差し込んだり、かなづちで叩いて刺激を与えたりしましょう。タッカーの針がささっているので、注意しながら作業してください」
スプンクさん「角材を外した部分は、紙やすりで整えましょう」
2.すのこと角材に塗料を塗る
スプンクさん「今回はターナー ミルクペイントのヘンプベージュを使って、ナチュラルなデザインに仕上げました」
3.すのこ・ワイヤーBOX・角材Aを固定する
スプンクさん「2枚のすのこを立て、間にワイヤーBOXを乗せたら……」
スプンクさん「写真のように、角材Aを両脇に差し込みます」
スプンクさん「この状態で、すのこ・ワイヤーBOX・角材Aを固定していきます。まずは、片側の角材Aとすのこを極細ビスで固定します」
スプンクさん「上下2カ所を固定してください。反対側も同じように極細ビスで固定します」
スプンクさん「さらに結束線を使って、すのことワイヤーBOXをぐるぐると巻いて固定しましょう」
4.角材Aの間をつなぐように角材Bを固定する
スプンクさん「写真のように2本の角材Aの間をつなぐように、角材Bを極細ビスで固定します」
5.飾り釘を打つ
スプンクさん「角材Bにかなづちで飾り釘を打ち付けて、完成です」
飾り釘には、スコップなどのガーデニンググッズをかけることができます。棚は2段に分かれているため、プランター以外にも飾り用の小物やじょうろを置くなど、様々なディスプレイが楽しめそうですね。季節ごとに花や小物を変えて、四季の移り変わりを楽しんでみてください！
作品考案・制作・解説：スプンク
スプンクです。インテリアやガーデングッズなどが得意です。 好きな素材は、木のモノ、紙のモノ、拾ってきたモノ、異素材を組み合わせたモノなど。 素材を本来とは違う用途で使う方法を考えるのも好き。 その辺に転がっているような何でもないようなモノを組み合わせて、何とかかわいいモノが作れないか？と実験しています。『プチプラ10分DIY』（エイ出版社）監修。 HP：http://erisuke.wix.com/spnk
