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親はノータッチ?それともサポートする? 2000人の親に聞いた自由研究テーマ事情

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(OVO オーヴォより)

自由研究のテーマ、どう決める?

小学生の夏休みと言えば、自由研究がつきもの。期間後半になってもテーマが決まらず焦るのは親子ともども避けたい。世の中の子どもたちは自由研究テーマをどうやって決め、親はどの程度関わっているのだろうか。

日本能率協会(東京)は、自由研究をテーマにしたイベント参加者の保護者を対象に、小学生の親が子どもの自由研究にどう関わっているかについてのアンケートを6月に実施し、2000人(父親208人、母親1,792人)の回答を集計した。それによると、テーマについては、「親子で話し合って決める」が84.7%、「子どもが1人で考えて決める」が12.4%、「親が子どもにテーマを与えて決める」が2.3%だった。自由研究に費やす時間は、7割以上の子が1週間以内で終わらせていた。親としてサポートしたいことは、「調べ方・進め方」が(65.5%)、「テーマ探し」(62.7%)、「まとめ方」(56.9%)という結果になった。自由研究をテーマにしたイベントに参加する親だからこその熱心さも伝わってくる回答だが、実際に周りを見回しても、「自由研究ぐらいは一緒に取り組むと思う」と、親子で一緒に取り組んでいる家庭も少なくないようだ。

「夏休みの宿題を手伝ってほしい有名人は」との問いには、「実験を楽しくみせてくれる」「子どもも楽しく学べるようなものだとやる気も出る」などとしてサイエンス プロデューサーの米村でんじろうさんが170票のトップ。「さかなのことを楽しく教えてくれそう」な魚類学者・タレントのさかなくんが128票、「とにかくオールマイティ」な予備校講師・林修さんが98票と続いた。「やる気を引き出し、全力で応援してくれそう」なテニス指導者・松岡修造さんも62票で4位に食い込んだ。

面倒に感じがちな自由研究のサポートも、テーマを一緒に考えたり、調べ方・まとめ方についてアドバイスしたりすることで、親子のコミュニケーションを深める絶好の機会になる。同協会が7月下旬から8月上旬にかけて東京・大阪・仙台で開催する「夏休み2016宿題・自由研究大作戦」は、企業・団体などが、小学生親子に向け、自社の事業・製品・サービスに関連した学習・体験プログラムを提供し、夏休みの宿題・自由研究に活用してもらうもので、入場無料(要事前登録・一部有料イベントあり)。こんなイベントも参考にしてみては。

夏休み2016 宿題・自由研究大作戦
開催期間・会場:<東京>2016年7月21日(木)〜23日(土)/東京ビッグサイト
<仙台>2016年7月29日(金)〜30日(土)/夢メッセみやぎ
<大阪>2016年8月4日(木)〜6日(土)/インテックス大阪
各日とも 9:30〜16:30
主催      :一般社団法人日本能率協会
来場対象    :小学生とその保護者
入場料     :無料(スマホやタブレットからの事前登録が必要)
※一部有料プログラムあり

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