(OVO オーヴォより)

英エコノミスト誌の調査部門、インテリジェンス・ユニットが、2015年の世界の安全な町ランキングを発表した。北南米、ヨーロッパ、中近東、アフリカ、アジアの国々50の都市をとりあげ、インターネットなどのデジタルセキュリティーや健康・衛生、インフラ、そして個人の安全性といったカテゴリーの40以上の基準で数値をはじき出した。その結果、世界で一番安全な町は、東京だった。特にデジタルセキュリティーに強く、2位のシンガポールを3ポイントも上回った。5年後のオリンピック開催地としての安全性も、ロンドンやリオデジャネイロ、北京など“先輩”開催国を抜いて安全性が高いと評価された。東日本大震災や福島の原発事故などで、自然災害をはじめとする不安も指摘されているが、耐震構造の建物など地震対策への評価もあり、3位には大阪もランクイン。トップ3の二つが日本の町という嬉しい結果だった。
4位はスウェーデン・ストックホルム、5位はオランダ・アムステルダムだった。