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結婚は、してよかった?したい? 既婚者の7割は「満足」!

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(OVO オーヴォより)

結婚には多少の妥協と忍耐が必要だ。自由気ままな一人暮らしと違って、2人の他人が一緒に生活するのだから、完全には思い通りにはならない。それでも、結婚はした方がいいのだろうか? 楽天リサーチ(東京)は、20〜60代の男女1,000人を対象に「結婚」についてアンケート調査を実施した。未婚者・既婚者の両方に、「結婚についてどのように考えているか」を聞いたところ、未婚者では「(結婚)した方がいい」が37.6%、「しなくてよい」が35.9%でほぼ同率だった。一方、既婚者では「した方がいい」が60.2%、「しなくてよい」が17.5%で、大きな差があった。結婚した方がいいと考える既婚者は、年代が上がるにつれその割合も増え、60代では72.5%が「した方がいい」と回答した。

既婚者の半数以上が結婚を肯定的に捉えているようだが、「現在の夫婦生活に満足しているか」という質問には、既婚者の20.0%が「大変満足している」と答え、「満足している」も49.1%だった。「不満を感じる」は7.2%、「非常に不満を感じる」は4.4%となった。また既婚者に「結婚していて思うこと」を尋ねると、「子どもを持てた」(70.0%)、「家族ができた」(67.1%)、「安らげる場所ができた」(45.1%)など肯定的な感想が上位に並んだ。男女で差が顕著だった意見は、「経済的な安定を得られる」(男性19.5%、女性43.8%)と「家事の負担が増えた」(男性7.4%、女性31.4%)だった。

「何歳で結婚したいか/したかったか」を聞くと、未婚者の平均は34.0歳で既婚者の平均は27.0歳となった。未婚者が結婚しない理由は「結婚したいが相手がいない」が一番多く39.7%。次いで「経済的に十分な生活ができるか不安なため」(26.4%)、「自分ひとりの時間が取れなくなるため」(22.0%)、「うまく付き合える自信がないため」(19.0%)と続く。 「結婚相手に求める条件」は、「一緒にいて気が楽」(68.3%)、「価値観が近い」(67.8%)、「一緒にいて楽しい」(53.1%)で、「結婚生活を始めるのに必要だと思う夫婦の合計年収」は「400〜500万円未満」(19.3%)が一番多かった。

「夫婦円満のために努力していること/すべきこと」という問いには、「できるだけ一緒に食事をする」(49.3%)が最も多く、「一日一度は必ず直接話す」(47.3%)、「相手の意思を尊重する」(45.7%)、「挨拶をする」(41.0%)がいずれも4割を超えた。結婚に満足はしていても多くの人は日々の努力を忘れてはいない様子。これから結婚を考えている人は、結婚する?それともしない?

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