(OVO オーヴォより)
仕事をすれば、給料という数字でその苦労が見えてくるが、報酬のない家事はどうも理解されにくい。母の日を前に京樽（東京）が調査したところ、子供から「ありがとう」と言われることが「よくある」ママは32.9%、「たまにある」が55.1%で、「全くない」は12.0%。ところが、「旦那さまからありがとうと言われることがどのくらいあるか」聞いたところ、「よくある」が21.0%、「たまにある」が52.9%、「全くない」は26.1%にのぼり、4人に1人は、夫からまったく感謝の言葉を全く伝えられていないことが分かった。
そもそも、家事を妻だけが担当しているところが45.6%、「妻がメイン」も47.6%で、合わせて93.2％が結局“家事は妻”、な状況。家事の分業が進まず、理解も浅いから、感謝の言葉も少ないという流れ。
そこで、「母の日くらい家事をお休みしたい」と思うか聞いたところ、「非常にそう思う」が36.2%、「ややそう思う」が35.1%となり、合計で『そう思う』ママは71.3%だ。花やお菓子などのプレゼントは人気だが、プレゼント以外ではどんなことがうれしいかというと、子供からでも夫からでも「“お母さんありがとう”の感謝の言葉」が最も多く、次いで、「家事のお手伝い」だった。
