(OVO オーヴォより)
親に感謝を込めて初任給でプレゼントする新社会人は多い。だが、その購入額は関東と関西は違うことが、三井ダイレクト損害保険が、2〜3ヵ月に1度以上車を運転する新社会人男女300人（関東在住150人、関西在住150人）を対象に実施したインターネットリサーチで明らかになった。
まずは、初任給の質問から。全体の平均額は198,826円で昨年の179,577円に比べ2万円以上もアップしている。ただ、関東の平均は202,025円、関西の平均は195,627円で、家賃や物価の差を反映してか関東の方が若干高い。ちなみに、初任給の使いみちを聞くと、昨年に引き続き「親にプレゼントを購入」（48％）がトップ。半数近くが挙げており、新社会人は“親孝行”の人が多いのだ。
その親へのプレゼント、東西で差が・・・。親にプレゼントを購入すると回答した145人に予定金額を聞いたところ、関東の平均は36,351円、関西の平均は24,127円と1万円以上の差となっている。初任給の違いを踏まえても、金額だけみれば関東の方が“親孝行度”が高い様子。なお、全体での最高額は30万円と初任給の平均額を大きく上回るプレゼントをする人もいた。
一方、「社会人として今後自分自身への投資をしたいものを教えてください」（複数選択）との質問では、スーツを挙げた人が3人に1人でトップ。これは関東も関西も変わりがないものの、総じてみた場合、全体的に項目の回答率は関東の方が高く、自分への投資について関西より関東の新社会人の方が意欲的となっている。
さらに、「新社会人になってから時間の使い方にどのような変化があったか」の質問で費やす時間が増えた項目は、「外食・飲み会」（42.3％）、「車の運転」（34.0％）が上位に。車の運転について東西の回答を比較すると、関東の「増えた」が25.3％だったのに対して、関西では42.7％と大きな開きが・・・。関西の新社会人は学生時代に比べて、運転する機会が増えているが、もしかしたら、関西の方が関東に比べて営業で車を使う機会が多いのかもしれない。
