
日本の入浴と言えば「湯船に浸かる」こと。そこでat home VOXでは、「お風呂が好きですか?」というアンケートを行いました。
Q.お風呂が好きですか?

Q. 普段どれくらいの頻度で湯船にお湯をはりますか?

結果、77.4%が「好き」と答えました。やっぱり日本人は風呂好きなんですね! 合わせて、「普段どれくらいの頻度で湯船にお湯をはりますか?」も聞いたところ、「毎日」と答えた人は53.8%と半数を超えました。ちなみに、男性は52.8%、女性は54.8%と男女差はほとんどなく、男女ともに「湯船に浸かること」を好んでいることがうかがえます。
しかし、そんな日本人でも最近の「暑すぎる夏」では話が変わるようです。
Q. 夏はどれくらいの頻度で湯船にお湯をはりますか?

「夏はどれくらいの頻度で湯船にお湯をはりますか?」という質問には、「毎日」は、なんと35.8%まで下がってしまいました。逆に、「週1回未満」という人は32.2%と大幅に増えています。
Q. 夏はシャワーで済ますことが多くなりますか?

「夏はシャワーで済ますことが多くなりますか?」というアンケートでは、62.4%が「はい」と答えているので、やはり暑さに耐えかねて、「湯船派」から「シャワー派」になる人が多いようですね。
実はこれ、夏の体調管理を考えると理にかなった判断ともいえます。
環境省の「熱中症環境保健マニュアル」(リンク先PDF)では、高温、多湿、風が弱い、熱を発生するものがあるという理由で、熱中症になりやすい場所に「一般の家庭の風呂場」が上げられています(P4)。「夏場はシャワーでサッと済ませる」というのは、一種の「熱中症予防」ともいえるわけです。
もちろん、「夏だって風呂に浸かって疲れを取りたい」という人もいるでしょう。その場合は、ぜひ注意してください。熱中症対策サイト「熱中症ラボ」では夏場の入浴について、「湯の温度は40℃以下に。また、湯船につかる時間も短めに」と呼びかけています。
「熱湯派」や「長風呂派」はご注意を。無理のない入浴で、現代の暑い夏を快適に過ごしたいですね!
<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女500名
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2014年4月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」という表記をお使いください。