街のコト

東京マラソン、電車・バスを使えば僕でも優勝できる? 都庁からビッグサイトまで、公共交通機関でタイムアタックしてみた

この「記事」が気に入ったらみんなにシェアしよう!

みんなにシェアしよう!

(Jタウンネットより)

2016年2月28日は、東京マラソンだ。先日の「1キロ走ってみた」記事で味をしめたJタウンネット。今度は「42.195キロ」に挑戦しようと思ったが、そんな体力のある記者はいないので、「公共交通機関を使ったマラソン」をやってみることにした。

東京マラソンの告知旗

旅路のお供として、「東京フリーきっぷ」(1590円)を購入した。東京23区内のJR各線に加え、東京メトロの各路線、都営地下鉄・バスなども1日乗り放題になるスグレモノだ。これさえ買っていれば、莫大な交通費になっても、経理から怒られなくてすむ。さあ行くぞ!

スタート5キロで「26分経過」

都庁前からスタート
都庁前からスタート

スタートは東京都庁前。ちょっとキリは悪いが、14時15分に歩き出した。今回のルールは、コース上の9か所に設置された「関門」をすべて通過すること。急いで「飯田橋セントラルプラザ前」にある5キロ関門(5.6キロ地点)へと向かう。

都庁前駅

【5キロ関門:26分経過】

都庁地下のパスポートセンターをすり抜けて、都庁前駅へ(14時20分着)。ここから飯田橋までは、都営地下鉄大江戸線で1本だ。14時37分に駅到着。通路を駆け上がって、14時41分に5キロ関門へ到着した。26分間で5キロ。トップランナーが1キロ3分台で走ると考えると、ちょっと出遅れた感はある。

大江戸線に乗る
飯田橋交差点
飯田橋交差点

【10キロ関門:52分経過】

きびすを返し、同じ出入口を駆け下りる。続いては、「内幸町交差点」にある10キロ関門(10.5キロ地点)だ。南北線で飯田橋(14時45分)から溜池山王(53分)、銀座線に乗り換えて新橋(58分)へ。その名もズバリ「内幸町地下歩道」を抜けて、15時7分に10キロ関門に到着した。トップランナーなら30分程度の距離を、1時間近くもかけてしまった。先を急がねば。

銀座線で新橋へ
銀座線で新橋へ
内幸町交差点
内幸町交差点

【15キロ関門:1時間14分経過】

SL広場を抜けて、新橋駅(15時18分)から山手線へ。品川駅(25分)高輪口に降り立ち、15時29分、15キロ関門(15.4キロ地点)の「品川折り返し」に到着した。10キロ関門から日比谷通り・第一京浜を南下したランナーは、ここで折り返して、20キロ関門の「内幸町交差点」へと戻っていく。

SL広場

SL広場
品川折り返し

品川折り返し

【20キロ関門:1時間35分経過】

ふたたび山手線に飛び乗り、15時50分に20キロ関門(20.4キロ地点)へ帰還。21分で5キロ。まずまずのタイムだ。この調子で、後半戦も走り抜けたい。すぐさま内幸町駅へ降り、次の列車を待つ。ホームでスポーツドリンクを購入。気分はアスリートだ。

心なしか、さっきより暗くなった気がする

心なしか、さっきより暗くなった気がする
スポーツドリンクを買った

スポーツドリンクを買った

運命を分けた「バス乗車」

【25キロ関門:2時間9分経過】

15時56分発の都営三田線に乗車。神保町(16時12分)で都営新宿線に乗りかえ、馬喰横山(18分)で下車。25キロ関門(25.0キロ地点)の「久松町交差点」には、16時24分にたどり着いた。トップランナーであれば、すでにゴールへ着いている時間。結果は惨敗なのだが、せっかくなのでゴールまで行ってみよう。

久松町交差点

久松町交差点

【30キロ関門:2時間17分経過】

ここから、30キロ関門(30.0キロ地点)の「浅草橋交差点」は、800メートルほどしか離れていない。ランナーは、江戸通りを浅草方面に向かい、雷門前を経由してUターン。ふたたび江戸通りを通るのだ。東京スカイツリーを横目にテクテク歩き、16時32分に30キロ関門を通過。区間8分は最速記録。秒速10メートルの猛スピードだ。

東京スカイツリーがくっきり見える!

東京スカイツリーがくっきり見える!
浅草橋交差点

浅草橋交差点

【35キロ関門:2時間37分経過】

東日本橋駅(16時40分)から都営浅草線に乗り、東銀座駅(47分)へ。階段を駆け上がり16時52分、35キロ関門(34.6キロ地点)「万年橋西交差点」へやってきた。まったく観光できていないので、遠回りながら歌舞伎座前を経由して、新富町駅(17時5分)へ向かう。

万年橋西交差点

万年橋西交差点
歌舞伎座

歌舞伎座
新富町駅

新富町駅

【38キロ関門:2時間59分経過】

東京メトロ有楽町線で豊洲駅(17時10分)へ。階段を上がれば、38キロ関門(38.3キロ地点)の「豊洲駅前」だ(14分)。ここから先は、「ゆりかもめ」に乗るのが便利だが、あいにく「東京フリーきっぷ」では利用できない。都バスで向かおう。

豊洲駅前

豊洲駅前
都バス停留所

都バス停留所

【最終関門:3時間31分経過】

乗り込んだのは、東京ビッグサイト行きの終バス(17時20分)。てっきり最短距離で行くのかと思えば、豊洲の隣駅である「辰巳駅前」や、りんかい線の「東雲駅前」を経由しながら、のんびりと運行される。ビッグサイトを目前にしても、「国際展示場駅入口」、「国際展示場駅前」などとグルグル。あわてて「東京ビッグサイト東棟前」(45分)で下車し、17時46分に最終関門(41.5キロ地点)「東京ビッグサイト前交差点」に到着した。

都バスの写真
東京ビッグサイト前交差点

【ゴール:3時間45分】

あたりは真っ暗。広大な敷地を右往左往しながら、ゴール地点を探すも、なかなかたどり着かない。やっとこさテントを見つけたのは、18時ジャスト。すでにスタートから3時間45分が経過していた。お金をケチらず、ゆりかもめに乗っておけばよかった。まあ、乗ったところで短縮できたのは、わずか20分程度なのだが。

準備が進められている 準備が進められている

ほぼ電車まかせの予定だったが、ふたを開けてみると、なんと約7.7キロも歩いていた。時速5キロ計算としても、行程の3分の1は「自分の足」ということになる。土踏まずの痛みと、くたびれたフリーきっぷを土産に、編集部へと帰る記者なのだった。

東京フリーきっぷ

この「記事」が気に入ったら
みんなにシェアしよう!

MATOME