街のコト

何かが違う…!? 長野の食堂の「名古屋でありそうな定食」に地元民総ツッコミ

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(Jタウンネットより)

長野県諏訪市の「いちばん食堂」が提供する、愛知県のご当地グルメを揃えたメニュー「名古屋でありそうな定食」に、一部の地元民からツッコミが相次いでいる。

名古屋でありそうな定食。画像は「いちばん食堂」ウェブサイトより引用
名古屋でありそうな定食。画像は「いちばん食堂」ウェブサイトより引用

関東人の筆者にしてみれば、味噌カツ・エビフライ・きしめん風うどんと、愛知を代表するご当地グルメ3品を一挙に味わえるこの定食は、大変お得なメニューのように思える。「名古屋でありそうな定食」というメニュー名はともかくとして、そこまで大きな問題があるようには思えないが……。

しかし、愛知県民とみられるネットユーザーからは、この定食は名古屋では「ありえない」との声が出ている。その理由は、味噌カツの上にたっぷりとかけられた「アレ」だった。

愛知県民「味噌カツに×××かけるなああああああ!!!!」

それでは早速、ツイッターへ投稿された愛知県民の反応を見てみよう。

味噌カツにマヨネーズかけるなああああああ!!!!
– 高城(たかぎ)悠紀 (@yannyanya) 2015, 9月 6

っていうかよくみたらあれ味噌カツ???味噌カツにマヨかける ???????????????ど
– ぽんたまだよ (@pnztama) 2015, 9月 6

味噌カツにマヨネーズをかけるなど言語道断だ
– 熊野風。 (@nobody2knows) 2015, 9月 5

というか味噌カツにマヨネーズはないわ、冷やし中華にはマヨネーズかけるけど(スガキヤ)
– 山ノ弱 (@GUMI_Glasses) 2015, 9月 6

上に引用したツイートの通り、地元民が問題にしているのは、味噌カツの上にかけられた「マヨネーズ」だった。東海圏では「冷やし中華」にマヨネーズをかける食べ方が定着しており(「冷やし中華にマヨネーズ」文化圏は東海・東北! 西日本は「ありえない」強し)、てっきりなんにでもマヨネーズをかけたがるのかと思いきや、味噌カツにはさすがに使わないらしい。一部では、味噌カツにマヨネーズをかけるのは「他県民にとってみれば刺身にマヨをかけるのと同じ」ほど、ありえない行為だといった指摘もみられた。

そのほかにも、「エビが小さすぎる」、「てか、『きしめん風うどん』って何だよ」といった、地元民ならではのこだわりを感じさせる細かいツッコミも。

@gurukun237 マヨはないけどまぁ別に間違ってない気もする
ただし サンプルでこんな小さいエビフライで名古屋人は怒って注文しないね
– 雪見月 (@yukimituki11) 2015, 9月 6

きしめん風うどんってなんだよ(哲学)
– 山ノ弱 (@GUMI_Glasses) 2015, 9月 6

「きしめん風うどん」…
きしめんか、味噌煮込みうどんじゃ、あかんのか?
– カピバラ夫 (@prejurist) 2015, 9月 7

以上のように、地元民から総ツッコミ状態の「名古屋でありそうな定食」。どうやらメニューの名前通り、ただ名古屋に「ありそう」なだけで、実際には存在しない定食らしい。そのため、「逆に1度食べてみたい」と興味を持つユーザーも多いようで、ツイッターには以下のような投稿も寄せられている。

名古屋でありそうな定食普通に美味しそう
– 会長@病み慣れ (@Kaichou1115) 2015, 9月 6

とりあえず一度食ってみたいな。意外にうまそうな気もする。「「名古屋でありそうな定食」に愛知県民大激怒!!理由はあの調味料」 http://t.co/VRcCUPE9JL
– moheji (@mohejinosuke) 2015, 9月 6

思えば海外生まれの「カリフォルニアロール」は、日本の寿司に慣れ親しんだ人間からすれば「ありえない」メニューだった。それが今や逆輸入され国内でも人気を博しているように、この長野生まれの「ありそうな」名古屋めしも、いつか地元で受け入れられる日が来るかもしれない。

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