街のコト

無料バスで楽しむ! 東京「アンテナショップ」巡りの旅【後編】

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(Jタウンネットより)

無料バスメトロリンク日本橋でアンテナショップ巡りにチャレンジした筆者は、バス停「JR新日本橋駅」で下車した。開店1周年を迎えた「日本橋ふくしま館MIDETTE」を来店するためだ。アンテナショップ集中エリアからポツンと離れた場所にあるが、スタッフが元気に挨拶するので思わず吸い込まれる。

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前編の記事「無料バスで楽しむ! 東京『アンテナショップ』巡りの旅【前編】

日本橋ふくしま館MIDETTE
日本橋ふくしま館MIDETTE

会津若松市の人気店が期間限定で出店していた。ここで筆者は遅い昼食をとる(参照:食べるなら今! 会津ラーメンの雄「牛乳屋食堂」が期間限定で東京出張中)。

東京の隣県の埼玉も都内にアンテナショップを設けている。ただし独立店舗ではなくローソンのインショップという形式をとっている。そのうちの1つが「ナチュラルローソン東京日本橋一丁目店」だ。最寄りのバス停は「日本橋南詰」。

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ナチュラルローソン東京日本橋一丁目店
ナチュラルローソン東京日本橋一丁目店

埼玉関連商品のワゴンは入口付近にある。人気の十万石まんじゅうや五家宝も売っている。

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この店はちょっと変わっていて、マチカフェや調剤薬局も店内に併設している。コンビニの未来形を見た思いだ。

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バス停「日本橋二丁目」は高島屋東京店の真ん前にある。
通りを隔ててすぐのところにある「日本橋プラザビル」には、山梨と山口のアンテナショップが入っている。

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富士の国やまなし館
富士の国やまなし館
おいでませ山口館
おいでませ山口館

2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台は山口県萩市。おいでませ山口館も賑わっているだろうと想像したが、それほどでもなかった。

「地下鉄室町駅」利用なら羽田&成田は1本

筆者は再びバスに乗り、「地下鉄室町駅」で下車した。この近くにアンテナショップはないが、同駅から浅草や東京スカイツリー、羽田空港、成田空港へ乗り換えなしで行ける。
そういえば筆者が取材した日、山手線と京浜東北線は長時間にわたって運休していた。
地方または海外から東京へやってきたところ、両線が止まって困った人もいただろう。そのようなときメトロリンク日本橋は迂回ルートの1つになり得る。

都営浅草線室町駅
都営浅草線室町駅
羽田空港方面行きの電車。室町駅にて。
羽田空港方面行きの電車。室町駅にて。
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メトロリンクに再乗車して、「京橋二丁目」を目指す。目と鼻の先にあるローソン京橋駅前店は、函館市アンテナショップを兼ねているのだ。

ローソン京橋駅前店。商標ロゴ横に「函館もってきました」という文字が見える。
ローソン京橋駅前店。商標ロゴ横に「函館もってきました。」という文字が見える。
店内の様子
店内の様子
ご当地ドリンクの「コアップガラナ」も置いてあった。
ご当地ドリンクの「コアップガラナ」も置いてあった。

皇居のある方向に進んで外堀通りに出ると「福島県八重洲観光交流館」がある。県産品は必要最小限のものしか置いてなく、MIDETTEの方が充実している。

福島県八重洲観光交流館
福島県八重洲観光交流館

JR東京駅八重洲口の真ん前にもアンテナショップあり

バスは「京橋一丁目」を経由してもとのバス停に戻る。
バスは3つのアンテナショップ「わかやま紀州館」「京都館」「北海道フーディスト」をかすめるが、メトロリンクの「東京駅八重洲口」「京橋一丁目」の両バス停からはやや歩くので、JR東京駅から歩いて行くのもよい。

わかやま紀州館
わかやま紀州館
京都館
京都館
北海道フーディスト
北海道フーディスト

和歌山と北海道のアンテナショップは東京交通会館にもあるが、こちらの方が店舗は広くてしかも空いている。前者はみかんと梅関連の商品に力を入れている。
京都館は府ではなく市の運営。手頃な価格のご当地品や土産物はそれほど多くない。

無料巡回バス「メトロリンク日本橋」の運行ルート
無料巡回バス「メトロリンク日本橋」の運行ルート

最後に。無料バスというと安っぽい内装をイメージするかもしれないが、普通の路線バスよりも小ぎれいな印象だ。車内には液晶ディスプレイが複数あり、広告主の1社である三井不動産のCMが流れている。

若者向けの店が多いとは言えないエリアだが、日本橋を渡ったり日本銀行の前を通過したり「さすが東京」と感心するポイントもある。東京観光に加えていいコースの1つだ。

日本の道路の起点、日本橋
日本の道路の起点、日本橋
日本橋三越
日本橋三越
日本銀行
日本銀行

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