街のコト

マッサンと逗子の「ちょっと意外」な関係

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(Jタウンネットより)

神奈川県逗子市にある逗子市立図書館で、企画展「ウィスキーが来た道」が開催されている。2階カウンター前には、ウィスキーの歴史、種類、ウィスキーが登場する小説など、ウィスキー全般に関わる資料が展示されている。また郷土展示コーナーには、NHK連続テレビ小説「マッサン」のモデル・竹鶴政孝氏とリタ夫人に焦点を当てた資料が展示されている。期間は11月15日まで。

竹鶴夫妻ゆかりの地、というと、「マッサン」の舞台にもなっている広島や大阪、北海道の印象が強いが、逗子はリタ夫人が療養のため過ごしたという縁がある。北海道で肺炎を病んだリタ夫人に、竹鶴氏は暖かい逗子での療養を提案した。夏は涼しい北海道の余市で、冬は気候の良い逗子で暮らす、という時期があったようだ。住まいは逗子海岸近くに定め、体調が良いときには海岸をよく散歩していたという。

展示資料の中には、逗子の家からリタが出した手紙も含まれる。これらは竹鶴氏の郷里・広島県竹原市の竹鶴酒造が所蔵していたもので、竹原郷土文化研究会を通して、逗子市立図書館がコピーを譲り受けたとのこと。「マッサン」こと竹鶴政孝氏、リタ夫人と、逗子との意外な関わりにも、要注目だ。

逗子海岸(Tadashi Okoshiさん撮影,Flickrより)

逗子海岸

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