ペット、同棲、外国人、ご近所トラブル……。これまでat home VOXでは、アットホーム加盟店のスタッフにさまざまなエピソードを聞いてきました。そして、今回聞いたエピソードのテーマは「子ども」！ 何をするか先の読めない子どもだけに、今回も実に多彩でユニークなエピソードがたくさん集まりました！
Q.妊娠・育児中や幼いお子さんがいるお客様に関する、感動・面白・ビックリエピソードがあれば教えてください。
■子どもが住まいを決定？
幼いお子様をお連れのお客様を何件かご紹介した際、1・2件目は泣いていて3件目はなぜか泣き止んで、4件目にはまた泣いてしまい……。それを運命と感じたのか、お客様は3件目でお申込・ご契約となりました（笑）。赤ちゃんも何かを感じたのでしょうか？
3歳くらいのお子様がいるお客様が2日間で10件程内見したのですが、ある物件を内見するとお子様が大喜びで部屋を走り回り、親御様が驚いていました。普段しないような喜び方だったみたいで、その部屋に決められました。
大人よりも子どもの方がその物件を気に入って、「ここに住みたい！」と。その姿がかわいいと思いました。
■やっぱり子どものための住まい
ふすまや壁一面を「手軽に貼替えができるから」と、子どもの落書きスペースにしちゃった方がいます。
お子さんが産まれる予定なので広いお部屋に引越しされたのに、翌年もお子さんが産まれたため、さらに広いお部屋へお引越しになりました。出費もありましたが、そのぶん幸せも増えましたとのお話でした。
■ステキなご近所付き合い
私は妻と子ども2人の4人家族で勤務店舗から徒歩15分の場所に住んでいるのですが、住環境の良さをアピールしすぎて、近隣100メートル以内のご近所さんにお客様が10組ほど集まってしまいました……。今はよく公園で出会うので、お互いの子どもの成長を確認しております。
近くのマンションにご入居の方は、毎月子どもと一緒に家賃を届けてくださいます。最初はベヒーカーで来ていたのですが、次第に大きくなって、今では歩けるようになりました。子どもの成長に驚かされます。
かなり古いアパートに住んでいる母親と1歳くらいのお子さん。子どもの泣き声が隣や下の部屋にも筒抜けです。ですが、他の部屋に住んでいる方からの苦情は一切なし。むしろ、ベビー用品をプレゼントしたり子どもの世話をしてくれています。アパート全体で育児に理解があるってステキですよね。
長男が1歳になった時、階下に住む大家さんからお祝いを頂戴しました。孫のように接してくれたのが印象的で、最近では忘れられつつあるご近所のつながり的なものを感じました。
■真剣な住まい探しの空気が一瞬緩む？ ほっこり系エピソード
お子様と一緒に遊んでいる時、スタッフと当店の絵を一生懸命描いてくれた。
小さいお子様がいるとゆっくり打ち合わせができないため、営業がお子様を抱っこして打ち合わせを行ったこと。
商談中にお子様が押入れに入り、中で寝ていたこと。
子どもの名前が物件名と同じだった。
■思わぬハプニングにスタッフも大慌て！
子どもが1人でトイレに入り、鍵をかけてしまい自分では開けられず大騒ぎになった。結局、業者を頼んで鍵を壊して開けるはめになってしまいました。
契約の日、約束の時間通りにいらっしゃらないお客様がいました。確認の電話をするとご主人がでて「破水が始まりました」と。そんなギリギリまで頑張って内見に来ていたとはびっくりです。
内見中に産気づいた。
まさかの破水からその後の成長まで、さまざまなエピソードがありました。住まいは子どもにとって最も大切な場所であり、住まい探しの時から入居後の近所付き合いまでつながっている不動産店スタッフだからこそ、いろいろな場面に遭遇するのでしょうね。
住まいを決める時に悩んだら子供に決めてもらうのもアリかも？ ただし、子どもの行動は予測がつきませんから、住まい探し中のハプニングにはご注意を！
イラスト：タテノカズヒロ
＜アンケート調査概要＞
対象／全国のアットホーム加盟・利用不動産店約53,000店のうち 215店
調査方法／インターネットリサーチ
調査時期／2016年3月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。
