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年末の大掃除でも大活躍! プロが教える水回りの掃除テクニック

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いよいよ今年も残すところあと1ヵ月ちょっと。新しい1年に、今から胸を膨らませていることでしょう。でも年越しをする前に、最後の大仕事が控えていますよね? そう、大掃除です。

at home VOXではアンケートを行ったところ、「年末に自宅の大掃除をする」という人は、男性50.4%、女性69.2%でした。さらに、いつ頃大掃除をするのかも聞いたところ、興味深い結果が。

Q大掃除はいつ頃やる予定ですか?(上位3つ)

順位 男性 女性
1位 12月30日(23.0%) クリスマスより前(28.9%)
2位 12月29日(21.4%) 12月28日(19.7%)
3位 クリスマスより前・12月28日(同率11.9%) 12月29日(13.3%)

12月28日以降に駆け込む男性に対し、女性はなんと3割近くが「クリスマス前」! 女性は早めに掃除を終わらせて、余裕を持って年越しを迎えたいようです。もしかしたら、そろそろ準備を進めている人もいるかもしれませんね。

そこで今回は少し早めに、大掃除のテクニックをプロに教えてもらいました。ご指導いただいたのは、全国にハウスクリーニングを展開する掃除のプロフェッショナル「おそうじ本舗」のアドバイザー・尾崎真さん。掃除の中でもかなり手ごわい「水回り」をキレイにするコツをご紹介します!

尾崎さん「掃除って場所ごとにやり方があると思っている人が多いんですけど、いくつかの基本テクニックの応用なんです。たとえば水回りの基本は、『浸け置き』をすること。実演をしながら見せていきますね」

■キッチン編

必要なアイテム
●食品保存用の密封パック
●洗剤(油汚れ用)
●キッチンペーパー
●ラップ
●ドライヤー

キッチンで最も手ごわいのは、油汚れ主にガスコンロの周りです。たとえば、五徳の汚れを落とすのにはいいテクニックがあります。

五徳をコンロから外し、食品保存用の密封パックに入れて洗剤をかける。

五徳をコンロから外し、食品保存用の密封パックに入れて洗剤をかける。

パックの中にお湯を入れる。

パックの中にお湯を入れる。

パックを閉じて10〜15分浸け置きにする。そのあとはスポンジでこすって汚れを落とす。

パックを閉じて10〜15分浸け置きにする。そのあとはスポンジでこすって汚れを落とす。

尾崎さん『浸け置き』の目安は10〜15分ポイントは、お湯です。特に、冬の寒い季節は油汚れが固くなってしまいます。それをお湯の力でゆるませることで、洗剤の威力が増すんです。汚れが浮いてくるから、軽くこするだけで汚れが落ちますよ

このテクニックは、グリルの網など、外して掃除できる金属には何にでも応用できます。力を使わず楽だし、浸け置きをしている間に別の場所を掃除するなど、時間も有効に使えます! また、浸け置きができない、鏡や壁面などの掃除には……?

汚れが気になる箇所にキッチンペーパーを当て、洗剤をかける。

汚れが気になる箇所にキッチンペーパーを当て、洗剤をかける。

キッチンペーパーの上からラップを貼る。

キッチンペーパーの上からラップを貼る。

ドライヤーを当てる(「お湯」と同じ効果)。そのあとはぞうきんなどでこすって汚れを落とす。

ドライヤーを当てる(「お湯」と同じ効果)。そのあとはぞうきんなどでこすって汚れを落とす。

■バスルーム編

必要なアイテム
●歯ブラシ
●ぞうきん
●ラップ
●洗剤(カビ用)
●重曹
●クエン酸

いわずとしれたカビの巣窟、バスルーム。しつこく繁殖したカビは、どう退治すればいいのでしょう?

尾崎さん「カビそのものは、カビ用洗剤で落ちるんです。ですが、カビの上には石けんカスや水アカが溜まっていて、それらが洗剤が浸透するのを邪魔してしまいます。ここでのポイントは、まずカビの上にある細かい汚れをとること。あとは、先ほどキッチン編で紹介した壁掃除のやり方と同じです」

カビが気になる箇所を歯ブラシでこすり、表面の汚れを落とす。

カビが気になる箇所を歯ブラシでこすり、表面の汚れを落とす。

歯ブラシでこすったあと、そうきんでしっかり拭いて水気をとる。

歯ブラシでこすったあと、そうきんでしっかり拭いて水気をとる。

洗剤をかける。

洗剤をかける。

洗剤が下に落ちないうちにラップを貼り、浸け置きする。そのあとは流すだけ。

洗剤が下に落ちないうちにラップを貼り、浸け置きする。そのあとは流すだけ。

次に、排水口。汚れをとろうにも手が届かなくて、掃除がしづらいのが難点ですよね。

尾崎さん排水口は、重曹とクエン酸の発泡効果で、まず汚れを浮かせます。汚れが浮き上がったら歯ブラシでゴシゴシこするだけです。キッチンの排水口の汚れも、同じやり方でとれますよ」

排水口に重曹とクエン酸を1:2の割合でかける。

排水口にクエン酸と重曹を1:2の割合でかける。

お湯を注ぐと、発泡して汚れが浮いてくる。

お湯を注ぐと、発泡して汚れが浮いてくる。

泡が落ち着いたら、排水口を歯ブラシでこする。

泡が落ち着いたら、排水口を歯ブラシでこする。

ちなみに、水アカが付きやすい浴室のシンクなどにも秘密兵器が。水アカが気になる場所をレモンの実の部分でこすると、汚れがとれるのだそう! レモンに含まれるクエン酸がアルカリの固まりである水アカを溶かしてしまうのです。レモンたった一枚で…。これは便利ですね!

■トイレ編

必要なアイテム
●トイレットペーパー
●洗剤(トイレ用)
●ヘラまたはいらないテレホンカード
●ウェットティッシュ

最後はトイレです。トイレって目に見える部分はきちんとキレイにするけど、見えないところは放っておきがち。

尾崎さん「便器や便座の裏側に排泄物が汚れとして溜まるのですが、実はこれがトイレの嫌なニオイのもとになるんです。掃除をしてもしてもニオイが消えない。そんなときはしっかり、『裏側』も掃除してみてください

まずは便器の裏側から。

便器の裏側に適当にちぎったトイレットペーパーをつめる。

便器の裏側に適当にちぎったトイレットペーパーをつめる。

つめたトイレットペーパーに洗剤をかける。10〜15分浸け置きしたら流す。

つめたトイレットペーパーに洗剤をかける。10〜15分浸け置きしたら流す。

次に、便座の裏側です。

ヘラ(またはテレホンカード)の先端にウェットティッシュを巻きつける。

ヘラ(またはテレホンカード)の先端にウェットティッシュを巻きつける。

便座のすき間にヘラを通してこする。

便座のすき間にヘラを通してこする。

掃除にはしっかり基本があって、それを場所によって応用することができれば、どんな汚れも怖くないのです!

尾崎さんは最後に、「掃除の順番を組み立てることが大切」と教えてくれました。たとえば、上から下へ。奥から手前へ。上から順番に掃除すれば一度に汚れをとることができますが、下から上にやってしまうと汚れが次から次へと落ちてきて、何度も同じ場所を掃除するハメに…。楽に楽に、頭を使いながらやるのがスマートな掃除の秘訣なんですね!

■取材協力
おそうじ本舗
http://www.osoujihonpo.com/

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