
気候も春めいてきて、スポーツを始めるのには良いシーズン。プロスポーツの開幕やスポーツイベントも多くあります。
アマチュアはもちろんのこと、近年はプロスポーツも地域密着型のチームが多くなってきました。野球、サッカー、バスケットボールなどでは、地方チームの躍進も話題になっています。
そこで今回at home VOXでは、お馴染みの「都道府県イメージ調査」で、スポーツが得意そうなイメージの都道府県を探ってみました! 1位から順番に、理由と合わせて見ていきましょう!
Q.運動ができる人が多そうなイメージの都道府県はどこですか?
順位 | 都道府県 | 得票率 | 主な理由 |
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1位 | 東京都 | 13.3% | 日体大などスポーツ専門大学が多いし、オリンピック選手もたくさんいそう/スポーツ選手も環境を求めて集まりそう/東京オリンピックの開催が決定したから |
2位 | 沖縄県 | 9.1% | 1年中暖かくスポーツのトレーニングをする上ではよい環境だと思うので高校野球でも何度も優勝しているし/日が長いので一生懸命身体を動かしているイメージ/海とかあるしアクティブなイメージがあったので |
3位 | 大阪府 | 8.7% | 高校野球で強いイメージがあるから/高校野球を含め体育会系の人が多いというイメージ/大阪出身のプロ野球選手が多いので |
4位 | 神奈川県 | 8.5% | 高校野球や高校サッカーなどで常に全国トップクラスの成績を上げており、人口も東京都に次いで多い/スポーツ選手が多いイメージ/なんとなく、すばしっこそうな気がする |
5位 | 北海道 | 6.6% | 広々としたところで走り回っている ウィンタースポーツが強いから/自然が多く、日頃から運動してそう/雪国で体力がないといけなそうだから |
東京・大阪・神奈川といった首都圏がランクインする一方で、北海道、沖縄と行った地方もランクインしてきました! これらの地域に共通するのは高校野球の強い学校があるということ。理由を見ても、沖縄・大阪・神奈川はズバリ「高校野球」の回答がありました。東京と北海道も、2006年の夏に斎藤佑樹選手と田中将大選手が激闘を繰り広げた、早稲田実業(西東京)と駒大苫小牧(南北海道)の決勝戦が記憶に新しいですね。
この5地域の春夏高校野球の優勝回数や過去5年の春夏高校野球の優勝校を見ると……。
■春夏高校野球の優勝回数
都道府県 | 春(選抜) | 夏(選手権) |
---|---|---|
東京都 | 5回 | 7回 |
沖縄県 | 3回 | 1回 |
大阪府 | 9回 | 12回 |
神奈川県 | 6回 | 6回 |
北海道 | 0回 | 2回 |
■過去5年の春夏高校野球の優勝校
年 | 春(選抜) | 夏(選手権) |
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2014 | 龍谷大平安(京都) | 大阪桐蔭(大阪) |
2013 | 浦和学院(埼玉) | 前橋育英(群馬) |
2012 | 大阪桐蔭(大阪) | 大阪桐蔭(大阪) |
2011 | 東海大相模(神奈川) | 日大三(西東京) |
2010 | 興南(沖縄) | 興南(沖縄) |
いずれの県も複数回に渡って優勝しており、過去5年だけでも大阪・東京・神奈川・沖縄の高校が優勝しています。春も暖かい沖縄は選抜、夏も涼しい北海道の優勝回数が多い、というのも面白いデータですね!
さらに深く調べてみると、4つの地域の高校が連覇を成し遂げた記録もあります。
地域 | 連覇実績 |
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大阪 | PL学園(1987年春・夏連覇、1981・82年春連覇) 大阪桐蔭(2012年春・夏連覇) |
神奈川 | 横浜(1998年春・夏連覇) 法政二(1960年夏・1961年春連覇) |
沖縄 | 興南(2010年春・夏連覇) |
北海道 | 駒大苫小牧(2004・05年夏連覇) |
リアルタイムで見た人にとっては、「この年はこの県が強かった!」というイメージが強いのかもしれませんね。
今週末の3月21日に開幕を迎える「第87回選抜高等学校野球大会(春のセンバツ)」。今年の春のセンバツでは、ランクイン5地域からは以下の高校が出場します。
東京…二松学舎大付属、東海大菅生
沖縄…糸満
大阪…大阪桐蔭
北海道…東海大四
at home VOXでは、これらの学校に注目したいと思います!
イラスト:タテノカズヒロ
<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女1,410名(47都道府県各30名ずつ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2014年11月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。