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ニュープライムからDAC内蔵プリアンプ「DAC-9」 PCM384kHz/DSD11.2MHz対応

ニュープライムからDAC内蔵プリアンプ「DAC-9」 PCM384kHz/DSD11.2MHz対応

 輸入オーディオのフューレンコーディネートは、ニュープライム(NuPrime)社製のDAC内蔵プリアンプDAC-9を、2月24日(水)に発売する。幅235?のハーフサイズのボディーに豊富なデジタル入力や高精度ボリュームを装備し、ハイレゾ音源も機能的に楽しめる。価格は110,000円(税抜)。 デジタル入力4系統(USB、RCA同軸、TOS光、XLR)とアナログ入力(RCA)を装備。同時登場のクラスDパワーアンプSTA-9と組んで、小型で高機能なシステムアップを可能にする。 DACチップには最新の32bitプロセスのAK4490EQを投入し、FPGAによるMHzレベルへのアップサンプリングにより、低ジッターの高精度変換を図っており、USB入力ではPCM384kHzとDSD11.2MHz(Windowsのみ)のファイル音源をサポートする。プリアンプ部ではキーデバイスとなるボリュームには、FPGA制御によるスイッチ抵抗ラダーネットワークを使って構成。信号の劣化やロスがなく、0.5dBステップの正確なコントロールができるようになっている。 出力は2系統(RCA、XLR)でバランス出力に対応。サイズ・重量は、幅235×高さ55×奥行281?・2.3kg。

StyleaudioがUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「CARAT-PERIDOT3」 192kHz/24bitに対応し各部をブラッシュアップ

StyleaudioがUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「CARAT-PERIDOT3」 192kHz/24bitに対応し各部をブラッシュアップ

 PCオーディオ機器のジオノートは(zionote)は、Styleaudio社製のUSB DAC/ヘッドフォンアンプCARAT-PERIDOT 3を、1月22日(金)に発売する。PCオーディオで先駆けたPERIDOTの第3世代モデルとなり、PERIDOT2から新たにUSB入力の192kHz/24bit対応をはじめ、パーツ類や回路も改良して、さらに高音質化が図られている。オンライン直販ショップでは、34,800円(税込)で販売。 DACチップにPCM1793、USBインターフェースはXMOS社製U8A、デジタルインターフェイスをシーラスロジックCS8422など最新のデバイスで構成。クロックジェネレーターも1ppmを確保した高精度なTCXOになった。また、オペアンプはOPA134を左右独立で使い、ヘッドフォンアンプはTI製TPA6102Aとして定評あるデバイスを採用。WIMA製コンデンサーやアルプス製ボリュームなどパーツ類もグレードアップしている。 入力はUSBのほかTOS光(192kHz/24bit)も備え、CDプレーヤーやゲーム機などの接続も可能。出力はライン(RCA 固定)とボリューム連動のヘッドフォン端子(5.5?)を装備している。ヘッドフォンインピーダンス24〜600Ωに対応。サイズ・重量は幅75×高さ35×奥行131?・285gで、外部電源アダプターが付属。

マッキントッシュがプリアンプ2機種 ハイレゾPCM384kHz&DSD11.2MHz対応

マッキントッシュがプリアンプ2機種 ハイレゾPCM384kHz&DSD11.2MHz対応

 輸入オーディオ機器のエレクトリは、米国マッキントッシュ(mcintosh)社製のプリアンプC47(600,000円・税抜)、C52(900,000円・税抜)を1月10日(日)に発売した。フォノ入力、USB入力を備え、アナログレコードとハイレゾデジタル音源が楽しめる。 32bit処理のDACを内蔵。PCM384kHZ/32bit、DSD11.2MHz対応のUSB入力のほか、同軸とTOS光のSPDIFデジタル入力、同社SACDと欄ポートと結びPCMとDSDの伝送が可能なDIN入力も装備する。一方、アナログフォノ回路はMM、MCで独立した入力をもち、MMで47kΩ/50pF〜800pF、MCで25Ω〜1000Ωまでの切り替え調整が可能で、きめ細かくカートリッジに対応する。 C52は8バンドイコライザーできめ細かく好みの音質が追求でき、またヘッドフォン出力回路では、頭内で再生される不自然さを抑えるクロスフィードを内蔵し、パーソナルなリスニングも心行くまで楽しめるようになっている。

マランツが小型コンポ「M-CR611」 ハイレゾ対応、ネットワーク機能やフルデジタルアンプ搭載

マランツが小型コンポ「M-CR611」 ハイレゾ対応、ネットワーク機能やフルデジタルアンプ搭載

 マランツは豊富な機能を備え、本格的な高音質設計を行ったネットワークCDレシーバー「M-CR611」を、8月上旬に発売する。ヨーロッパでも高い評価を得た前モデルM-CR610の後継となり、Bluetooth、ネットワークでのDSD再生などで機能をさらに充実、新デバイスによる4chフルデジタルアンプや上位モデルに採用のコンデンサーなどのパーツ類で音質を強化している。価格は、70,000円。 CDやFM/AM、ネットワーク、USB、Bluetoothなどさまざまなソースがこれ1台で楽しめるが、これら個別についても、ネットワーク機能ではDSD2.8MHz、FLACやWAVなどの192kHz/24bit音源再生への対応やAirPlay、インターネットラジオをはじめ、MP3やWMAのCD-RディスクがかかるCD部、FM補完放送のワイドFMにも対応したFM/AMチューナーなど、きめ細かく最新フィーチャーを取り入れている。 BluetoothはNFCの簡単接続でスマートフォンなどとのワイヤレス再生が楽しめ、USB-A端子はiPhone/iPod/iPadのデジタル接続/再生のほか、ネットワーク機能と同じDSDなどのハイレゾ音源も再生できる。Wi-Fi機能ではワイヤレスでホームネットワークにつなげられ、本体を好きな場所に設置が可能。 アンプ部は、新開発のフルバランス・デジタルパワーアンプを搭載。4Ωスピーカーも接続できるようになったのは、駆動力のアップを示している。新しいPWMプロセッサーとドライバー部電源に導電性ポリマーコンデンサーを使い、ノイズレベルを大幅に低減。パワーアンプもカスタムコンデンサーとする一方、重要な出力部のローパスフィルター回路は専用設計のOFC線とマンガン亜鉛コアによるインダクターと高品位なフィルター回路で構成する贅沢な設計だ。    オーディオ回路全体でも、左右対称レイアウト、左右の電源ラインの独立化、グラウンドラインの最適化による回路のインピーダンス化など、高音質化のための基本設計も怠りない。 アンプ部は4chスピーカー出力が可能で、スピーカーの高域と低域を独立したアンプで駆動するバイアンプ接続(バイワイヤリング接続対応のスピーカーのみ)や2セットのスピーカーをそれぞれに調整した音量で同時に鳴らすマルチドライブ接続を可能としている。 デザイン/機能面では、Wi-Fiでのネットワーク接続を簡単にするiPhoneやiPadの設定をコピーするWi-Fiシェアリングやボタンのワンタッチで接続設定が済むWPSで、ハードルの高かったネットワーク接続を容易にしており、もちろん機能的で操作性の高いコントロールアプリ、Hi-Fi Remoteも使える。 左右エッジに丸みがついたマランツ共通デザインのフロントパネルの中央には、リストの前後を見ることができて分かりやすい3行表示の有機ELディスプレイを配置。その両サイドに縦に走るくぼみを照らすイルミネーションは標準のブルーのほか、グリーン、ホワイト、オレンジに切り替えられるなど、細かいところでもバージョンアップしている。 なお、M-CR611と人気の海外小型スピーカーをセット化したシステムも発売予定。B&W CM1S2と組み合わせたPremium System(198,000円・税抜)、B&W 686S2によるStandard System(160,000円・税抜)、ダリZensor1によるBasdic System(106,000円・税抜)が用意される。

NUPRiMEがデジタルプリメインアンプ「IDA-8」 クラスD100W +100WでUSB入力を装備

NUPRiMEがデジタルプリメインアンプ「IDA-8」 クラスD100W +100WでUSB入力を装備

 輸入オーディオ機器のフューレンコーディネートは、NUPRiME(ニュープライム)のプリメインアンプIDA-18を、7月21日(火)に発売する。USB入力対応DACを内蔵しハイレゾ音源の再生が可能、低ノイズ化を図った独自のA+D級ハイブリッドのアンプ回路を搭載する。価格は、130,000円(税抜)。 入力はアナログ(RCA)1系統、デジタルがUSB-BとUSB-A、RCA同軸、TOS光を装備。USB-Bは、PCM384kHz/32bit、DSD256(11.2MHz)に対応している。なお、USB-A端子は、付属のBluetoothドングル用でこれを挿すことで、スマートフォンやタブレット端末の音楽コンテンツをワイヤレス再生が可能。 ディスクリートで組んだULCAMと呼ぶ独自のA級動作モジュールを開発。入力段にJFET素子を使い、増幅はクラスDで行うことで、低歪みで高S/N、ハイパワーなアンプ回路としている。またクラスDのスイッチング動作(PWM)を600kHzまで高めることで音質への影響を排除。電源部はトロイダルトランスを使ったリニア電源で、高周波ノイズなどを抑える。薄膜抵抗による0.5dB・99ステップの、低ノイズで高精度なボリュームユニットを採用。リモコンが付属。サイズ・重量は、幅235×高さ55×奥行281?・4.3kg。

iFI オーディオがUSB DAC「iDAC2」 コンパクトサイズでDSD11.2/12.4MHzとPCM384kHz/32bit対応

iFI オーディオがUSB DAC「iDAC2」 コンパクトサイズでDSD11.2/12.4MHzとPCM384kHz/32bit対応

 輸入オーディオ機器のトップウイングは、英国iFIオーディオ・ブランドのUSB DAC「micro iDAC2」を、7月下旬に発売する。iDACの後継モデルとなり、デジタル、アナログ回路を一新。DSD256(11.2MHz/12.4MHz)とDXD384kHz/32bitのネイティブ再生に対応し、アナログ回路はディスクリート構成、クラスA動作となっている。価格は、55,000円(税抜)。 バーブラウンのDACを中心とした新開発のチップセットを使い、DSDもDXDもファイルフォーマットを変換することなくそれぞれ12.4MHzあるいは384kHzという、現在、最高レベルのハイレゾ音源の再生に対応する。アナログ出力回路はクラスA動作、アナログ回路はN-Channel J-FETとPNPバイポーラトランジスターを組み合わせたディスクリート構成でハイパワー化。600Ωのハイインピーダンスヘッドフォンの駆動を可能にしている。  入力はUSB-Bのみ。出力はアナログラインとヘッドフォンのほか、RCA同軸のデジタル出力(192kHzアップサンプリング)を装備。サイズ・重量は、幅68×高さ28×奥行158mm・265g。 

ラックスマンがCD/SACDプレーヤー「D-05u」 PCM192kHz/32bit&DSD5.6MHz対応USB入力を装備

ラックスマンがCD/SACDプレーヤー「D-05u」 PCM192kHz/32bit&DSD5.6MHz対応USB入力を装備

 オーディオ機器のラックスマンは、CD/SACDプレーヤーD-05uを7月下旬に発売する。従来のD-05のフルモデルチェンジ版で、PCのハイレゾ音源再生に対応するUSB入力を備え、上位モデルと同様の高剛性メカ、フルバランス出力回路などでさらに高音質を目指している。価格は、350,000円(税抜)。 核となるディスクドライブメカニズムには、上位モデルと同様のオリジナルの重量級・高剛性メカを投入。デジタル回路では、DACチップにはTI社製PCM1795を2基使い、これをディファレンシャル動作。出力アンプ回路もフルバランス構成として、CD、SACDからハイレゾ音源まで高品位な再生を目指す。USB入力は最大192kHz/32bitのPCMとDSD5.6MHzのハイレゾ音源に、またデジタル入力も装備しており、こちらは最大PCM・192kHz/24bitに対応している。 アナログ回路は、前述のとおりモノーラルモードで動作させたPCM1795の差動出力を完全バランス構成 (同一構成アンプ×4基) のバッファー回路へ入力し、次段からの回路を安定した低インピーダンス駆動を行うように図っている。電源部は大型電源トランスと各回路独立のレギュレーター、大容量ブロックコンデンサーによる高速で安定した供給を確保。シャーシ電流変化による音質への影響を排除する独自のループレスシャーシ、デジタルノイズの干渉を抑えるシールドシャーシの複合構造でノイズ対策を行っている。 デジタル入力は3系統(USB、RCA同軸、光)、同出力もRCA同軸と光を装備。さまさまなデジタル機器で活用できる。消費電力24W(電気用品安全法)、サイズは幅440×高さ133×奥行410mm、重量14.8kg。

エソテリックがSACD/CDプレーヤーの限定ブラックバージョン「K-05X B」「K-07X B」

エソテリックがSACD/CDプレーヤーの限定ブラックバージョン「K-05X B」「K-07X B」

 オーディオ機器のエソテリックは、同社が発売するSACD/CDプレーヤーK-05XとK-07Xのブラックバージョンを、50台限定で7月31日に発売する。価格は標準のシルバーから変更はなく、K-05XBが580,000円(税抜)、K-07XBが430,000円。 自社開発SACD/CDメカが世界的にも評価を受けているエソテリックだが、K-05X Bは高精度ターンテーブルをもつVRDS-NEO VMK5を、またK-07XBには大型ディスクスタビライザーをもつ軸摺動型ピックアップVSOPを搭載。DACチップには32bitのAKM AK4490を使い、これを複数個組み合わせて34bitで処理するという独自の高音質化も図っている。これをバックアップするVCXOの高精度クロック、オリジナルのバッファーアンプ、高速供給の電源部などでもバックアップする。 現在では標準装備ともいえるUSB入力ももちろんあり、こちらもDSD11.2MHzとPCM384kHz/32bitの音源対応と最新のフルスペックとしている。アナログ出力はRCA、XLRの2系統で、トランスポートして使うときの低ノイズ化のためにオフスイッチもある。消費電力はK-05XBが23W、K-07XBが27W。サイズと重量は共通で、幅445×高さ131×奥行き355?・約14kg。

プライマーが「60シリーズ」セパレートアンプ プリアンプにネットワーク機能/DACを搭載

プライマーが「60シリーズ」セパレートアンプ プリアンプにネットワーク機能/DACを搭載

 輸入オーディオ機器のナスペックは、プライマー(Primare スウェーデン)社製のプリアンプ「PRE60」とパワーアンプ「A-60」を、6月20日(土)に発売する。ラインアップ最上位の60シリーズのモデルとなり、いずれも受注生産。価格はPRE60、A60ともに1,200,000円(税抜)となっている。 プライマーは30年の歴史をもつ北欧のオーディオブランドとして、現在も30シリーズを中心にインテグレーテッドアンプやセパレートアンプなどを数多くラインアップしている。60シリーズはその上位として日本に初登場となった。  PRE60はノイズや歪みに強いフルバランス回路、わずかの音質への影響を抑えるために、回路間にコンデンサーやDCサーボを使わない完全DC構成としている。4層基板により信号経路を大幅に短縮し、伝送ロスを抑えている。電源部も凝った設計で、スタンバイモードではスイッチング電源、実動作時はメインのリニア電源と分けているほか、メイン電源はデジタル系とアナログ系で独立して供給。また分けるだけでなくアナログ系は、パワートランジスターやレギュレーターなども最適化している。 ネットワークプレーヤー機能とDACを搭載するのも注目で、ネットワーク上のNAS内、USBメモリー、パソコンなどの音楽ファイルを再生できる。DACチップはシーラスロジックCS4398を使い、SRC4392サンプルレートコンバーターも備え、入力されたデジタル信号はすべて192kHz/24bitにアップサンプリングされてDA変換、再生される。デジタル入力は、LAN、USB-A、USB-Bのほか、RCA同軸、TOS光×3系統と豊富。WAV、FLAC、AIFFやMP3など主要なファイル形式に対応。またDSDには対応していない。 アナログ入力はライン6系統(RCA×4、XLR2)、出力もRCAアンバランスとXLRバランス4系統を装備。消費電力38W、サイズは幅430×高さ142×奥行き385m、重量10.5kg。  ペアとなるパワーアンプA60は、UFPD(ウルトラファストパワーデバイス)独自開発のクラスDアンプ回路で、250W+250W(8Ω)の出力を得る。この回路は、駆動時のスピーカーのインピーダンス変化に対して、独自のフィードバック技術で、クラスDアンプで受けやすい音質への悪影響を排除。再生中のダイナミックな変化にもつねに追従して、安定的な動作を行うようにしている。 回路はPRE60ともマッチするフルバランス構成で、PRE60と同様、4層基板を使う。UFPD回路の動作をバックアップする電源部は、瞬間最大出力2600VAの大容量と高速、安定した供給を行うスイッチング電源と独自の電源コントロール回路で、高調波や電磁波などが発生しないように図っている。 パーツ類も高品位なものを使い、入力のRCA端子とスピーカー出力端子がWBT社製のnextgen、XLRがノイトリック社製を採用している。サイズは幅430×高さ142×奥行き385mm、重量10.3kg。

トライゴンが小型プリアンプ「SNOWWHITE II」 デジタル入力を新装備

トライゴンが小型プリアンプ「SNOWWHITE II」 デジタル入力を新装備

 輸入オーディオ機器のフューレンコーディネートは、トライゴン(TRIGON ドイツ)のオーディオプリアンプSNOWWHITE IIを、6月24日(水)に発売する。前モデルのアルミ/スチールによる幅20cmのコンパクトなボディを受け継ぎながら、デジタル入力を新たに装備した。ブラック、シルバーを用意。価格はリモコン付き300,000円(税抜)、リモコン無しは280,000円(税抜)。 入力はアナログ3系統(RCA)と192kHz/24bit対応のデジタル4系統(RCA同軸2、角型光2)で、手持ちCDプレーヤーのデジタル出力をつないで、また異なった音の趣きで楽しむこともできる。PCからのUSB入力は備えていないが、デジタルオーディイオ信号に変換するUSB DDコンバーターを利用すれば本機のDA変換を活用できる。 フロントの2つのダイヤルはボリュームと入力セレクターで、これらはマイクロプロセッサーで制御。無駄のないスムーズな動きを得ており、ボリュームもデジタル式の高精度で低損失。電源部は別筐体として、誘導ノイズの影響を抑えている。 大きさは幅200×高さ60×奥行350mm・2.1kg(本体)、幅80×高さ83×奥行145mm・0.8kg(電源部)。組み合わせるパワーアンプとしてはDWARF IIが用意される。

ティアックがUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「UD-503」 デュアルモノ&フルバランス回路を搭載

ティアックがUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「UD-503」 デュアルモノ&フルバランス回路を搭載

 音響機器のティアックは、USB DAC/ヘッドフォンアンプUD-503を6月下旬に発売する。DA変換ではDSD11.2MHz、PCM384kHz/32bitに対応、回路部はデュアルモノーラル構成、アナログ出力もフルバランス回路とした高密度な設計を採用。ボリュームを備え、プリアンプとしても機能する。オープン価格。 DACチップは評価を高めている最新の旭化成エレクトロニクス社製AK4490を各チャンネル独立、電源部から出力段まで左右が独立したデュアルモノに対応。アナログ出力部は、独自に開発した電流伝送強化型バッファーアンプによる4回路(左右のプラス、マイナス)で構成し、XLRバランス出力ではフルバランス、RCAアンバランスでもバラレル・アンバランスで駆動する。 ヘッドフォンアンプ部はラインアンプと共有するディスクリート構成で、TRSフォーンジャック2基をもち、バランスヘッドフォン、またはアンバランスヘッドフォン2台を駆動できる。 アナログ入力(RCA)も1系統、また256ステップのバランス(4回路構成)型のボリュームを備えプリアンプとして機能。USB DAC部は、2系統の内部クロックを搭載。またDSD11.2MHz、PCM384kHz/32bitへのアップコンバート機能をもち、10MHz外部クロックも使える。ソースの特性に応じて音質を微調整できるデジタルフィルターも装備。主な仕様●デジタル入力:USB-B、RCA同軸、光/同軸3.5?ミニ●アナログ音声出力:XLRバランス1系統、RCAピン1系統●ヘッドフォン出力:6.3mm標準ジャック×2●ヘッドフォン出力:700mW+700mW(32Ω、バランス)、500mW+500mW(32Ω、アンバランス、1台)●対応ヘッドフォンインピーダンス:16〜600Ω●消費電力:16W●外形寸法・重量:幅290×高さ84.5×奥行248.7mm・4.2kg

小型デジタルアンプ「FX-AUDIO- D302J」発売 フルデジタル処理の15W+15W

小型デジタルアンプ「FX-AUDIO- D302J」発売 フルデジタル処理の15W+15W

 パソコン、オーディオ機器関連のノースフラットジャパンは、自社FX-AUDIO-ブランドにてデジタルアンプD302Jを、6月中旬に発売する。価格は5,980円(税込・電源別売)。 入力は、USB miniBを含むデジタル3系統(RCA同軸、TOS光)を装備。デジタル信号で増幅動作を行うSTMicroelectronicsのSTA369BWデバイスを使ったフルデジタルアンプで、出力15W+ 15W(4Ω)の出力を得ている。デジタルレシーバーは旭化成エレクトロニクス製AKM4113で192kHz/24bit(最大)のSPDIF入力(同軸、TOS光)に対応、またUSB入力はTi社製のPCM2704を48kHz/16bit対応のDDCとして使い、AKM4113に送っている。 トーンコントロールを備え、電子ボリュームを採用。出力はスピーカー1系統で、ヘッドフォン出力はもっていない。97W×37H×122D?の小型の筐体はアルミ削り出しパネルとケースで構成している。電源は別売となっているので、汎用のACアダプター(DC12〜15V/容量2A以上推奨)が必要。■リンクノースフラットジャパンwebサイト ニュースリリースページ  -

Celsus Soundが小型USB DAC/アンプ「CompanionOne」 DSD再生やAirplayに対応

Celsus Soundが小型USB DAC/アンプ「CompanionOne」 DSD再生やAirplayに対応

 輸入オーディオ機器のフューレンコーディネートは、米国Celsus Sound(セルサスサウンド)のUSB DAC/ヘッドフォンアンプCompanion Oneを、6月12日(金)に発売する。DSDなどのハイレゾ音源に対応、また192kHz/24bitまでサポートするWi-Fi機能を搭載している。価格は、83,000円(税抜)。 DACチップには定番となっているESSテクロノジーのES9018MK2を使い、DSD5.6MHzとDXD384kHz /32bit(いずれも最大)の音源に対応し、ASIOもサポート。USB転送は非同期モードによる低ジッター化を図り、44.1kHz系と48kHz系で分けた2基のクロックを設けるなど、据え置き型並みの高音質設計を採る。アンプ回路もI/V変換にOPA1612、ゲイン/電流バッファーにAD8397と、こちらも定評あるOPアンプを使い、ヘッドフォンの十全な再生を目指している。 本体はアルミ削り出し、両面にクリアガラスを配したスマートフォンを厚くしたような形をしており文字通りスマート。USB入力はUSB-micro B、出力端子は、デジタルとライン(3.5mmステレオミニ)とヘッドフォン(3.5mmステレオミニ)のほか、デジタル(光ミニ)を装備する。また、Airplayに対応し、Wi-Fiを通してアップル機器の音楽コンテンツのワイヤレス再生が可能なのは、アウトドアでの使用に便利。 アンプ出力電圧はハイ3Vrmsとロー1.5Vrms、ヘッドフォン出力(適合インピーダンス16〜300Ω)が160mW(32Ω)、28mW(300Ω)。各機器との接続ためのMicro USBと、ライトニング、アップル30Pin、Android OTG USB、USB Aの各端子のケーブルが付属する。■リンクブランドwebサイト・インフォメーションページ  http://www.nuforce.jp/information.html-

マッキントッシュからSACD/CDトランスポート「MCT450」とDAC/デジタルプリアンプ「D150」登場

マッキントッシュからSACD/CDトランスポート「MCT450」とDAC/デジタルプリアンプ「D150」登場

 輸入オーディオ機器のエレクトリは、米国マッキントッシュ(mcIntosh)ブランドのSACD/CDトランスポートMCT450(650,000円・税抜)とDAC/デジタルプリアンプD150(450,000円・税抜)を、発売した。 MCT450は、同軸、TOS光、XLRに加えて、専用DIN(8PIN)のデジタル出力も装備。デジタルプリアンプD150との間で、SACDを含むデジタル伝送を可能にしている。SACDとCDで異なる波長をフォーカスできるツインレーザー方式、倍速でディスクデータを読み込んでトラッキングエラー訂正などに効果のある、新設計の静かで高精度なメカを採用する。 SACD、CDのほか、MP3やWMAファイいるを書き込んだCD-R/RWの読み取りに対応。消費電力35W、サイズは幅445×高さ152×奥行416mm、重量11.8kg。 D-150は、同軸とTOS光(各192kHz/24bit対応)、さらにDSD5.6MHzとDXD384kHz/32bit対応のUSB入力を装備したDAC/プリアンプ。DACチップには、ESSテクノロジー社製ES9016Sを、チャンネルごとに4個使い、並列バランス動作をさせ、より高精度で低歪みのアナログ変換を図っている。 MCT450にも装備の、パワーオン/オフを連動させられるシステムリモート端子、付属リモコンでほかのマッキントッシュの機器が操作できるようになるデータポート入力端子を備えている。 消費電力30W、サイズは幅445×高さ98×奥行357mm、重量11.8kg。■リンクエレクトリwebサイト・ブランドページ  http://www.electori.co.jp/mcintosh.html-

ニュープライムが小型DAC/アンプ「μDSD」 DSD256&PCM384kHz/24bitのハイレゾ対応

ニュープライムが小型DAC/アンプ「μDSD」 DSD256&PCM384kHz/24bitのハイレゾ対応

 輸入オーディオ機器のフューレンコーディネートは、ニュープライム(NUPRiME)社製のUSB DAC/ヘッドフォンアンプμDSDを、5月25日(月)より発売する。価格は、26,000円(税抜)。 本体は高剛性アルミボディ製。バスパワー駆動の小型サイズながら、先のデジタルプリメインアンプIDA-16と同じX-MOSのUSBレシーバーとver3.2ドライバーにより、DSD256(11.2MHz)とPCM384kHz/24bitのネイティブ再生に対応。ヘッドフォン出力は140mW/32Ωで、さまざまなヘッドフォンを十全に鳴らすことができる。  USB入力はType-B。ヘッドフォン出力(3.5mmステレオミニ)、ライン出力(RCA)のほかデジタル出力(RCA同軸)も装備する。サイズは57W×23H×101Dmm、重量151g。■リンクフューレンコーディネートwebサイト・製品ページ  http://www.nuforce.jp/nuprime/udsd.html-

【イベント】「春のヘッドフォン祭2015」が明日16日より2日間開催

【イベント】「春のヘッドフォン祭2015」が明日16日より2日間開催

 いまやオーディオ、ヘッドフォン界の一大イベントとなった“ヘッドフォン祭”。その春版、「春のヘッドフォン祭2015」(フジヤエービック主催)が、5月16日(土)、17日(日)の2日間、東京・中野サンプラザで開催される。 世界のヘッドフォン・ブランドやPCオーディオ関連のヘッドフォンアンプ/USB DACーカーが今年も100社以上参加。実際に手にとって試聴したり、開発者に話が聞けたりなど、ヘッドフォンファンにはたまらない楽しさが待っている。 さらにメーカーによる新製品発表会、デモや試聴会など、見逃せない、聞き逃せない場内イベントは、例年以上に充実しているようだ。もちろん恒例の会場での特価による開催記念セールも実施。入場者にはポータブルアンプとプレーヤーを重ねて使うための特製シリコンバンドがプレゼントされる(数量限定。無くなり次第終了)。出展社やイベントなどは、下記リンクの特設ページに詳しい。「春のヘッドフォン祭2015」概要●開催日 : 2015年5月15日 (土)/5月15日(日)●開催時間:・10月25日 11:00 開場 ? 19:00 終了・10月26日 10:30 開場 ? 18:00 終了●会場 : 中野サンプラザ(東京都中野区中野4-1-1) ※JR/東西メトロ 中野駅 北口より徒歩4分●入場無料■リンクイベント特設ページ  http://www.fujiya-avic.jp/user_data/headphone_fes.php

メリディアンの小型USB DAC/ヘッドフォン・プリアンプ「Explorer2」 MQAファイルにも対応

メリディアンの小型USB DAC/ヘッドフォン・プリアンプ「Explorer2」 MQAファイルにも対応

 輸入オーディオ機器のハイレスミュージックは、英国MERIDIAN(メリディアン)の小型USB DAC/ヘッドフォン・プリアンプExplorer2を発売した。既発売のExplorerのグレードアップモデルで、DSPの処理能力を大幅に拡大するとともにCD時代から知られた同社の高いデジタル技術を投入する。また、メリディアンが提案する、いまハイレゾ界で注目の新圧縮フォーマットMQAのファイルにも対応している。 16コア・1000MIPSという高い処理能力をもつデュアルタイルXMOS DSPを使い、最大192kHz/24bitのハイレゾ音源に対応。回路部は6層基板の採用や信号経路の最短化、最適化を行っている。また、変換時のプリリンギング(音の立ち上がり前に生じる微小ノイズ)を補正する独自のアポダイジングフィルター、可聴帯域外にノイズを追いやりS/Nを向上させるノイズシェーピングも採用。44.1kHz系と48kHz系の2系統のクロック回路など、据え置き型にも匹敵する高度な設計となっている。 バスパワー駆動で入力はUSB miniB、アナログ出力はヘッドフォンとレベル固定のプリ出力の2系統(3.5mmステレオミニ)を装備。サイズは102W×32H×18Dmm、重量50g。■リンクハイレスミュージックwebサイト  http://www.hires-music.jp/-

デノンがCDプレーヤー「DCD-50」 幅20cmのコンパクトサイズ

デノンがCDプレーヤー「DCD-50」 幅20cmのコンパクトサイズ

 オーディオ機器のデノンは、CDプレーヤーDCD-50を6月上旬に発売する。同社“デザイン”シリーズのデジタルアンプPMA-50とも合わせたコンパクトなサイズに独自のデジタル技術を投入している。価格は50,000円(税抜)。 DCD-50はスロットローディングのCDメカニズムを使い、縦置き使用にも対応。開口部から回転音がもれないように特殊素材でカバーを施している。192kHz/32bit処理のDACチップを使用。デジタル出力も装備しておりPMA-50とデジタル接続すれば信号ピックアップから増幅までフルデジタル処理で行われ、伝送時の劣化を抑えた再生が可能だ。またこのとき、PMA-50搭載の独自のアナログ波形再現技術で、DCD-50からのデジタルデータ(CDグレード)をハイビット、ハイサンプリング化して、より微細で滑らか、自然なサウンドを楽しむこともできる。 CD-R、CD-RWディスクのMP3ファイルの再生が可能。電源ケーブルは着脱式なので、ケーブルを交換してグレードアップを図れる。PMA-50も操作できるリモコンも付属。  ■リンクデノンブランド・webサイト http://www.denon.jp/※本製品の情報は未掲載です。(2015.05.14)-

Astell&KernがDAPの新フラグシップ「AK380」 384kHz/32bitとDSD5.6MHzをネイティブ再生

Astell&KernがDAPの新フラグシップ「AK380」 384kHz/32bitとDSD5.6MHzをネイティブ再生

 デジタルミュージックプレーヤー(DMP)のAstell&Kernブランドなどを取り扱うアユートは、その新しい最上位モデルAK380を発表した。30万円近いプライスながら大ヒットしたAK240に代わるもので、価格、発売日などは未定。 DAC部はAKM(旭化成エレクトロニクス) AK4490を2基で構成し、PCM384kHz/32bitとDSD5.6MHzのネイティブ再生が可能という。クロックは0.2psの高精度VCXOを搭載。DNLA機能も強化しており、専用アプリによるスマートフォンやタブレットからのリモートコントロールしてネットワーク内のNASやパソコンの音楽コンテンツを再生できる。パラメトリックEQやおなじみ2.5mm4極バランス出力をと装備。 内蔵メモリーは256GB、microSDカードスロットによる最大128GBの拡張も可能。ハイレゾで増大するファイル容量に対応している。出力端子は、アナログが3.5mmステレオミニと2.5mm4極バランスで3.5mmミニの光デジタル出力も備える。サイズは79.8×112.4×17.5mm、重量218g。■リンクiriver・webサイト・ブランドトップページ http://www.iriver.jp/ -

パイオニアのAVアンプ「VSA-830」「VSA-1130」 Wi-Fi内蔵やBluetoothなどでさらに進化

パイオニアのAVアンプ「VSA-830」「VSA-1130」 Wi-Fi内蔵やBluetoothなどでさらに進化

 オンキヨー&パイオニアはパイオニア(Pioneer)ブランドにて、5.2chAVアンプ「VSA-830」(60,000円・税抜)と7.2chの「VSA-1130」(92,000円・税抜)を5月下旬に発売する。「ひとつ上のクラスの実現」を目指し、Dolby Atmosを含むサラウンド再生能力やハイレゾファイル対応などのネットワーク機能についての強化、HDCP2.2対応やWi-Fi内蔵、Bluetooth対応などAVアンプの最新の流れを広く取り入れている。 サラウンド再生については、VSA-1130では、従来、上位モデルのSC-LXシリーズで使われてきた音場補正技術MCACC Proを搭載するのが大きな特徴。スピーカー設置に合わせた音響的な最適化や部屋の特性に合わせた調整などに加えて、サブウーファーを含む全帯域において全スピーカーの位相をそろえるフルバンドフェイズコントロールまで全項目の調整で、Dolby Atmosなどのサラウンド再生のさらに高精度、リアルな再生を図る。 VSA-830では、従来のVSAシリーズ最上位モデルと同じAdavamced MCACCとして、基本の調整に加えて低音のズレや部屋の定在波の制御など補正項目を大幅に拡大している。  効果的なサラウンド再生を含みアンプの要は音ということから音質の強化も怠りはない。VSA-1130では電源部が、SC-LXシリーズと同様、銅箔シールドにより磁束の漏れを大幅に抑えた電源トランスを使って電磁ノイズを低減し、また基板類にもノイズ対策を施している。デジタル/アナログ回路は独立して供給し、低ノイズ化を図っている。内部についても、各回路の配置や基板の回路パターンなどを見直し、見た目でも美しく、かつ回路間の干渉を抑た、情報量が多く、スムーズなサウンドになっているという。 パーツ類についても、DACチップには高S/Nで定評あるESSテクノロジー社製ES9006Sやすでに同社オーディオ機器で実績のある専門メーカーのルビコン社と共同開発したオーディオ専用のPML MUコンデンサー(薄膜高分子積層コンデンサー)などを投入。また、内部の空洞共振を発生しない特殊形状インシュレーターなど、電気的、物理的を問わず、徹底したノイズの低減を図っている。 VSA-1130、VSA-830はともに同社AVアンプとしては初めてWi-Fi、Blutoothにも対応。Wi-Fi内蔵によりダイレクトにスマートフォンやタブレットと接続できるので、自宅が無線LAN環境でなくともアプリからのコントロールができたり、AirPlayやPUSH Playerも楽しめる。Wi-Fiについては8011a/nを含む5GHzと2.4GHzのデュアルバンドに対応し、ハイレゾファイルを含むより高品位なネットワーク再生が可能だ。またWi-FiやBluetoothがOFFできるので、使わないときのノイズの影響も抑えられる。 ハイレゾファイルの再生については、PCM・192kHz/24bitやDSD5.6MHz(VSA-1130のみでPCM変換。2.8MHzはダイレクト)に対して、Wi-Fi、有線、またUSBとすべてのメディアとの接続で対応している。 映像系では、先のBDP-LXプレーヤーで開発した4K映像へのアップコンバート技術Super Resolutionを投入。従来の1080pも画像解析を行った処理で、より緻密で自然な映像が得られるようにしている。前記のとおりメディアなどの著作権保護技術HDCP2.2にも対応し、将来についても安心して楽しめる。 ユーザーインターフェースについてもきめ細かく改良を加え使い勝手を向上。画面も文字主体で項目を読まないとわからなかったものがグラフィックスを使って項目を分類し、設定画面に直感的にアクセスできるようになった。さらに新しいアプリStart-up Naviを用意。Wi-Fiを利用して、スマートフォンやタブレットでアプリを起動してその問いかけにしたがって答え選んでいけば数分えネットワーク設定が完了、さらに周辺機器との接続に進むと、本体に内蔵のAVナビゲーターが起動し、引き続き画面との対話形式でスピーカーなどとの接続と設定が行える。AV機器に詳しくなくても、取り扱い説明書と首引きで何時間も接続に格闘するということが解消される。  ■リンクPioneer・webサイト・トップページ  http://pioneer.jp/-