「地震」

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鈴木 光さん「災害の備えを自分の物語に」

鈴木 光さん「災害の備えを自分の物語に」

東日本大震災の後、仕事やボランティアなどで何度も被災地に通いました。その時に聞いたある漁師さんのお話がとても印象的に残っています。漁師にとって船は何よりの財産。そのため、津波の恐れがある際は、漁船を沖合に係留して津波を避ける「沖出し」をすることもあるそうです。その漁師さんは、先代から津波の常襲地であることを聞いていたため、家族には常々「何かあったら沖に出ていてしばらく戻れないかもしれない、無線も通じないかもしれない」と伝えていました。そして「だからこそ家族には安全な場所で暮らして欲しい」と、港から離れた高台に家を建てました。そして、あの時、家族は高台の家で津波の被害を免れることができ、無線が津波直後に1回だけしかつながらなくても、お互いの無事を信じ、無事再会を果たすことができたそうです。

暮らしのコト
将来の地震による自宅再建費用、36%が「準備できていない」/SBI少額短期保険調査

将来の地震による自宅再建費用、36%が「準備できていない」/SBI少額短期保険調査

SBI少額短期保険(株)は26日、地域防災に関するアンケートの結果を発表した。「居住地で将来大地震が発生すると思うか」という問いに対して6割超が将来的な地震発生を予想。倒壊や損傷といった大きな被害への懸念が増している。

ニュース
最近地震多いけど住まいの地盤は大丈夫? 現在地の地盤リスクを知るアプリとは

最近地震多いけど住まいの地盤は大丈夫? 現在地の地盤リスクを知るアプリとは

 「ついにきたか!」。8月1日、多くの都民の背筋に戦慄が走った。気象庁から東京湾を震源にした震度7の緊急地震速報が流れたのだ。結果的には誤報だったが、首都直下型地震(震度6弱以上)は30年以内に発生する確率が70%といわれている。そして大きな地震が起きた場合、家屋倒壊の明暗を分けるのが地盤だ。その自宅などの地盤リスクを瞬時に知ることができる「じぶんの地盤アプリ」を地盤ネット(東京)が8月1日に配信した(iPhone/Android/Windows/Mac対応、無料)。 このアプリは「ポケモンGO」のようにGPS機能を利用し、現在地の地盤情報を数値で表示できるのが特長。住宅購入時に役立つばかりでなく、子どもの学校や緊急避難先から旅行先までGPS機能が使えるところならどこでも安全な地盤情報が調べられるのだ。加えて過去24時間、7日間、30日間の地震発生位置と震度を地図上に表示することもできる。 また同社のCMに出演する俳優の神保悟志さんと女優の葵わかなさんが“地盤を知ることの大切さ”の普及を目的とした「地盤PR大使」に就任。8月16日には就任記者発表会が東京ソラマチ(墨田区)で開催され、同社の山本強社長が2人に任命書を授与した。また夏休みの自由研究の提案として地盤と災害の関係に関連したクイズが行われた。「土地の名前に「台」「丘」がつく地名は安心か?」「高台の土地ならどこでも安心か?」「土地の価格が高いところは地盤が良いか?」(答えは全てNO)といったクイズが出題され、「地盤PR大使」の2人とこのイベントに参加した親子が回答していた。 来月迎える防災の日は90年以上前に起きた関東大震災の日。同じ東京でも震度7の被害を受けた土地と被害が少なかった土地に分かれている。100年以上前の土地の様子はなかなか分からないから、このアプリを使って地盤リスクを把握し、防災対策をしてみてはいかがだろう。

ゆるりまいさん “なんにもない化”

ゆるりまいさん “なんにもない化”

私たちはどうして“ここ”に“住める”と思ったのだろう?東日本大震災のあと、東京・渋谷から縁もゆかりもない熊本に引っ越して、家として選んだのは、築100年の廃墟のような古民家だった。「机と椅子、ネットと電源、台所があれば どこでも住めるんじゃないか」。

家のコト
小学生の半数はネットなし!? 意外な日本の現実

小学生の半数はネットなし!? 意外な日本の現実

 スマホ依存症が取沙汰される昨今。時間があればSNSだ、ゲームだと、スマホに顔を埋める子供たちの姿が話題になるが、ALSOK(東京)の「小学生と母親の安全に関する意識調査」では、小学生の約半数は、スマホもパソコンも使っていなかった。TwitterやFacebookなどのSNS、LINEなどのトークアプリを使っているのは1割程度。 学校がスマホの所持を禁止しているところも多いから、当然の結果かもしれないが、親にとっては一長一短。登下校の安全確保や地震発生時の連絡用にスマホを持たせたいと考えている親も少なくない。この調査では、登下校時に防犯ブザーを持ち歩いている子供が62.6%いるという結果が出ている。 94.8%の母親が子どもの居場所を把握する必要性を感じながら、17.2%は居場所を把握できていないという結果も。居場所を把握するための対策は、「出かける時は行き先を家族に伝えるように言っている」(68.0%)、「学校や塾の時間を把握しておく」(67.4%)、「自宅に帰ったら連絡するように言っている」(26.8%)など、案外アナログ。伝えた行き先と違う場所に行っていることがあり、40.4%はその対策では「足りない」と感じていることも分かった。

被災地を忘れないで!まだまだ力を貸してほしいんだ! 東日本大震災支援で日赤が羽生選手を起用

被災地を忘れないで!まだまだ力を貸してほしいんだ! 東日本大震災支援で日赤が羽生選手を起用

 2011年3月11日は、被災地域の人々だけでなく、日本中の人にとって忘れることができない1日だ。海外で生活する日本人も、国内がどうなっているのか、情報が錯綜(さくそう)する中でただ心配するほかなかった。

ニュース
現行の耐震性を満たしていない住宅は9割以上/木耐協調査

現行の耐震性を満たしていない住宅は9割以上/木耐協調査

 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)は17日、実施した耐震診断の結果を調査データとしてまとめ、公表した。2006年4月1日〜14年12月31日までに木耐協が行なった耐震診断のうち、1950年〜2000年5月までに着工された木造在来工法、2階建て以下の建物2万889棟を対象に、「倒壊しない」「一応倒壊しない」「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」の4段階で集計した。  震度6強クラスの地震が発生した場合、「倒壊しない」という診断結果になったのは266件で全体の1.27%に。「一応倒壊しない」が1,456件・全体に対する割合は6.97%であった。一方、「倒壊する可能性がある」が3,482件・同16.67%、「倒壊する可能性が高い」が1万5,685件・同75.09%となり、合わせて9割以上の住宅が現行の耐震性を満たしていないという結果になった。  1980年以前の旧耐震基準建物と1981年以降の新耐震基準建物とで分けた場合では、旧耐震基準建物の「倒壊する可能性がある」が11.20%、「倒壊する可能性が高い」が86.96%で約98%の建物で耐震性に問題があった。また、新耐震基準建物では、「倒壊する可能性がある」が22.15%、「倒壊する可能性が高い」が63.21%となり、新耐震基準建物でも約85%の住宅の耐震性に問題があるという結果となった。

ニュース
寝る時に「豆電球」点けますか?アンケートに意外な地域差...共通点は「地震」!?

寝る時に「豆電球」点けますか?アンケートに意外な地域差…共通点は「地震」!?

夜、寝る時に真っ暗にすると、なんとなく不安で、つい豆電球を点けたままで、寝てしまう......そんな人はけっこう多いのではないか。もっとも、明るいままではまぶしくて眠れない、という人もやはり多いだろう。アンケート調査を都道府県別で行ってみた。

街のコト
巨大地震時「無事に済む」が約40%/つなぐネットコミュニケーションズ調査

巨大地震時「無事に済む」が約40%/つなぐネットコミュニケーションズ調査

(株)つなぐネットコミュニケーションズは15日、「巨大地震に対する意識調査」結果を発表した。同社が運営するサイト「マンション・ラボ」のリサーチ会員に対し、5月23〜26日の期間、インターネットで調査を実施したもの。有効回答数は2,778。

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