もちろん自由ではあるけれど、あまり美しい姿とはいえないような…と“余計な一言”を言いたくなる車内でのお化粧…。ところがどうやら、最近増えているらしい。車内での化粧経験のある女性が、3年で最大20%増加した、という調査結果がある。 乗り換え案内サービス「駅すぱあと」を提供するヴァル研究所(東京)が、男女3,413人を対象に実施した「公共交通機関を利用するときの意識調査」の中の「電車やバスでの移動中の化粧実態調査」の結果。まず、電車やバスの中で女性が化粧をしているところを見たことがあるか、との質問に、全体の8割が「見たことがある」と回答。男女別で見ると、男性の場合は「見たことがある」が9割、女性の場合は8割だ。 もしかして、男性の方が“気になっている”のかもしれない。 一方、電車やバスの中で化粧したことがあるか、という質問には、女性の約3割が「はい」。年代別で見ると、特に20〜30代女性に多い。前回(2013年実施)の調査結果と比較すると、20〜60代女性の「はい」の割合が軒並み増加した。全体的に「公共の場では控えたほうが良い」「不愉快」「においや汚れが気になる」などのマイナスイメージのコメントが多かったが、中には「人前で化粧している時点で化粧の意味があるのかと思ってしまう」(40代男性)というなるほどなコメントも。
