日本といえば、おもてなしの国。笑顔で丁寧な接客や、マニュアルにない臨機応変な個別の対応は、日本人だけでなく、日本を訪れる多くの外国人の心をつかむ。実際、世界経済フォ−ラムの『旅行・観光競争力指数』でも、日本の『おもなてし』の力は世界一と評価されている。そこで、東京大学人工物工学研究センターとANA総合研究所(東京)は、この「おもてなし」の科学的理解に向けた共同研究をスタートすることになった。 2020年の東京オリンピック・パラリンピックや観光立国の実現に向け、このおもてなしは内外で注目の的だが、その概念は数値や指数のない文字通り“マニュアル化”できない抽象的なもの。そこで、この研究では、おもてなしの源泉を相手に対する“気づき”と仮定し、ANAの客室乗務員の機内における行動やチームワーク、客室乗務員間の会話などを調査。『気づき』の能力習得プロセスやさまざまな場面での予測行動などを科学的に分析して、モデル化することを目指すのだそうだ。 おもてなしはジャパンブランド。マニュアル化できない伝統が、どんな風に“解析”‘されるか楽しみだ。
「世界一」
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“世界一長い”マラソン 飲んで食べて走れるかな?
メドックマラソン、といえば、最近は知らない人の方が珍しくなってきた。フランス・ボルドーの中でも、一流シャトーが集まるメドック地区で開催されるフルマラソン大会。
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世界一美しいリバーシ”TWOTONE” インテリアにもなるボードゲーム
人の固定観念っておそろしい。オセロといえばグリーンの盤面に白黒のピース、と決めつけているけれど、別にそうじゃなくたっていいじゃない?誰もが一度はやったことがあるこのボードゲーム「リバーシ」を、TNZQ(東京)が全く新しい素材と配色でリ・デザインした。
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世界一の美酒に酔いしれる 『清流の国ぎふ』めぐる旅キャンペーン
ワイン、ウィスキー、バーボンと洋酒をめぐって戻ってくるのは、やはり日本酒。日本人にとって、日本酒は大人へのパスポートだ。そんな酒づくりに最適な米、清流、酵母が揃う岐阜県は、約50軒の酒蔵がある全国でも有数の酒どころ。
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