「パワーアンプ」

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FX-AUDIO-がデジタルパワーアンプ「FX1002J」 コンパクトボディで出力160W+160W

FX-AUDIO-がデジタルパワーアンプ「FX1002J」 コンパクトボディで出力160W+160W

 パソコン、オーディオ機器関連のノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-ブランドのパワーアンプFX1002Jを、6月下旬に発売する。価格は6,980円(税込・電源部別)。 従来発売のFX1002Aを同社が日本向けにパーツ類などを再選定してカスタマイズ、チューニングしたモデルとなり、パワーアンプデバイスにはハイパワーで定評あるデュアルBTL構成のクラスDアンプIC、STmicroelectronics TDA7498Eを投入し、手で持てるコンパクトサイズながら160W+160W(4Ω、DC36V)を得ている。 クラスDアンプで高周波雑音を取り除く音質にも重要な出力段LPFには専用の大型防磁インダクタ、前段は左右チャンネル独立した2個のオペアンプを使う。電源系は平滑コンデンサーで高出力に対応。EVOX、EROなど音質に定評あるビンテージのフィルムコンデンサーでチューニングしている。 前面パネルはアルミ削り出し、ボディーもアルミで、サイズは幅96×高さ32×奥行き168mm。電源は別売で汎用のACアダプター(DC24〜36V/容量2A以上推奨)が必要。

プライマーが「60シリーズ」セパレートアンプ プリアンプにネットワーク機能/DACを搭載

プライマーが「60シリーズ」セパレートアンプ プリアンプにネットワーク機能/DACを搭載

 輸入オーディオ機器のナスペックは、プライマー(Primare スウェーデン)社製のプリアンプ「PRE60」とパワーアンプ「A-60」を、6月20日(土)に発売する。ラインアップ最上位の60シリーズのモデルとなり、いずれも受注生産。価格はPRE60、A60ともに1,200,000円(税抜)となっている。 プライマーは30年の歴史をもつ北欧のオーディオブランドとして、現在も30シリーズを中心にインテグレーテッドアンプやセパレートアンプなどを数多くラインアップしている。60シリーズはその上位として日本に初登場となった。  PRE60はノイズや歪みに強いフルバランス回路、わずかの音質への影響を抑えるために、回路間にコンデンサーやDCサーボを使わない完全DC構成としている。4層基板により信号経路を大幅に短縮し、伝送ロスを抑えている。電源部も凝った設計で、スタンバイモードではスイッチング電源、実動作時はメインのリニア電源と分けているほか、メイン電源はデジタル系とアナログ系で独立して供給。また分けるだけでなくアナログ系は、パワートランジスターやレギュレーターなども最適化している。 ネットワークプレーヤー機能とDACを搭載するのも注目で、ネットワーク上のNAS内、USBメモリー、パソコンなどの音楽ファイルを再生できる。DACチップはシーラスロジックCS4398を使い、SRC4392サンプルレートコンバーターも備え、入力されたデジタル信号はすべて192kHz/24bitにアップサンプリングされてDA変換、再生される。デジタル入力は、LAN、USB-A、USB-Bのほか、RCA同軸、TOS光×3系統と豊富。WAV、FLAC、AIFFやMP3など主要なファイル形式に対応。またDSDには対応していない。 アナログ入力はライン6系統(RCA×4、XLR2)、出力もRCAアンバランスとXLRバランス4系統を装備。消費電力38W、サイズは幅430×高さ142×奥行き385m、重量10.5kg。  ペアとなるパワーアンプA60は、UFPD(ウルトラファストパワーデバイス)独自開発のクラスDアンプ回路で、250W+250W(8Ω)の出力を得る。この回路は、駆動時のスピーカーのインピーダンス変化に対して、独自のフィードバック技術で、クラスDアンプで受けやすい音質への悪影響を排除。再生中のダイナミックな変化にもつねに追従して、安定的な動作を行うようにしている。 回路はPRE60ともマッチするフルバランス構成で、PRE60と同様、4層基板を使う。UFPD回路の動作をバックアップする電源部は、瞬間最大出力2600VAの大容量と高速、安定した供給を行うスイッチング電源と独自の電源コントロール回路で、高調波や電磁波などが発生しないように図っている。 パーツ類も高品位なものを使い、入力のRCA端子とスピーカー出力端子がWBT社製のnextgen、XLRがノイトリック社製を採用している。サイズは幅430×高さ142×奥行き385mm、重量10.3kg。

ラックスマンが真空管セパレートアンプ「CL-38uL/MQ-88uL」 90台限定の特別モデル

ラックスマンが真空管セパレートアンプ「CL-38uL/MQ-88uL」 90台限定の特別モデル

 オーディオ機器のラックスマンは、創業90周年を記念した真空管コントロールアンプCL-38uL、真空管パワーアンプMQ-88uLを7月に発売する。90台の限定生産で、価格はCL-38uLが430,000円、MQ-88uLが470,000円。  CL-38uLは、先に発売のCL-38uをベースに開発。外観ではウッドケースを家具メーカーの老舗、カリモク工業とコラボレーションしたウォールナット突き板材にローズウッドの光沢仕上げを施したウッドケースを採用する。フロントアルミパネルはシャンペンゴールドとして往年の伝統的なデザインイメージが、一層、色濃くなっているようだ。 回路では、ミニチュア管を現代ブランドとして名高いスロバキアJJ製の高信頼管(ECC803S、ECC802S)に変更、また回路間のカプリングコンデンサーには、オリジナルのオイルコンデンサーを採用して音質をチューニングしている。  低インピーダンス化による安定した伝送が行えるSRPP(シャント・レギュレーテッド・プッシュ・プル)構成、左右/2段階ゲインで独立させた4基のMCトランスを搭載したフォノ回路、きめ細かく音質を調整できる伝統のトーンコントロールなど従来モデルを継承する。 入力はライン4系統(RCA)とフォノ1系統(MM/MC)、出力がライン2系統。サイズは幅402×高さ169×奥行き307mm、重量13.5kg。 MQ-88uLも変更点はMQ-38uLとほぼ共通で、前段のミニチュア管をJJ製のECC803S、ECC802Sに変更。回路間のカプリングにはオリジナルのオイルコンデンサーを使い、アルミパネル部はシャンペンゴールド仕上げとしている。 特性をそろえた選別品のJJ製KT88のプッシュプル構成と25W+25W(6Ω)の出力値はベースモデルと同様。初段と定番のムラード型回路で構成したドライバー段は直結としてパワーリニアリティーを重視、3極管接続により出力管の音を高純度で取り出している。出力トランスは往年の真空管アンプ時代に名声を得たオリジナルのOY15型トランスを復刻しているのもベテランファンにはポイントとなるだろう。 入力は固定(ダイレクト)と、入力レベルが調整できるバリアブルを装備し、さまざまなプリアンプとの組み合わせにも対応している。消費電力は280W(電気用品安全法)、サイズが幅440×高さ184H×奥行き230Dmm、重量15.8kg。

ニューフォースがマルチチャンネルパワーアンプ<CA-18J クラスDで110W×8chを達成

ニューフォースがマルチチャンネルパワーアンプ<CA-18J クラスDで110W×8chを達成

 輸入オーディオ機器のフューレンコーディネートは、取り扱いのNuForceのマルチチャンネルパワーアンプMCA-18Jを、6月22日(水)に発売する。先に発売のマルチchプリアンプAVP-18/MCP-18にペアマッチとなるモデルで、昨年の夏から発売が一時休止となっていたことから、ユーザーには待望の発売。不具合のあった電源部を日本の電源事情に合わせて新開発している。価格は145,000円(税抜)。 400kHzで動作するPWMスイッチング回路によるクラスDアンプで、155W/ch×8(8Ω)、110W/ch×8(4Ω)のハイパワーを得ている。スイッチング周波数は、入力信号や電流供給状況、スピーカーインピーダンス変動に応じてリアルタイムで微調整、ハイスピードかつ大容量の供給に対応。また、独自の高速なネガティブフィードバックで、歪みを長エア高品位、ハイパワーな供給を可能にしている。主な仕様●入力端子:RCA×8 系統●出力端子:5 ウェイバインディングポスト×8 系統●ゲイン:23dB●入力インピーダンス:25kΩ●寸法・重量:幅430×高さ81×奥行き341mm・6.6kg■リンクブランドwebサイト・トップページ  http://www.nuforce.jp/information.html-

ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

 ヤマハは、AVサラウンドアンプ「RX-V479」(61,000円・税抜)と「RX-V579」(72,000円・税抜)を7月中旬に発売する。先のベーシックモデルRX-V379(関連記事:http://www.pc-audio-fan.com/news/pc/20150520_73977/)に続く、新しいクラス分けの上位モデルとなり、4K/60pとHDCP2.2対応、Wi-Fi、Bluetoothなど、最新トレンドにしたがって機能を充実させている。 RX-V479が5.1ch、RX-V579が7.1chサラウンド対応アンプ。このクラスでは話題のDolby Atmosには対応していないが、新世代映像として注目を集める4K映像は4K60p 4:2:0のフルスペック、その著作権保護伝送のためのHDCP2.2に対応したHDMI入出力を装備。これからのAVソースも心おきなく楽しめる。 広帯域、高速伝送が行える規格のWi-Fiを内蔵。Wi-Fiルーターを通してワイヤレスで家庭内のネットワークにつながるので、ネットワークオーディオを楽しむのも簡単、アプリによる本体の操作をしたり、Wireless directによるAirPlayなどのストリーミング再生が直接楽しめる。 ネットワークオーディオでは、新たにAIFF192kHz/24bitとDSD2.8MHz/5.6MHzの音源ファイルの再生に対応(DSDはNASに依存)、またUSBメモリーでも再生できるようになった。回路では、低ノイズ化した新しいネットワークモジュールを採用。ネットワーク、Bluetooth、USB経由での再生を高品位化している。  Bluetoothは、標準コーデックのSBCのほか、より高速、高品位の伝送を行うAACもサポートして音質面に配慮。なお、圧縮音声で不足してしまう高音域、低音域を補うためのミュージックエンハンサーも新開発。同じBluetoothもより良い音で楽しめるようになっている。 このほかリモコンもデザインを一新して、ボタン類を大きくシンプルにして操作性を向上。スマートフォンやタブレットから快適に操作できるAV CONTROLLERと、設置や配線、動作設定などを画面でサポートするAV SET UP GUIDEの専用アプリを用意している。 RX-V479とV579の違いは前出のパワーアンプch数のほか、V579では一部パーツ類により高品位なものを使い、5.1chスピーカー構成で9.1chの仮想的な再生が可能なバーチャル処理機能を備えているところ。■リンクヤマハwebサイト・ニュースリリース  http://jp.yamaha.com/news_release/2015/15060901.html-

ワディアがクラスDパワーアンプ2機種 独自のバランス回路と変調技術を投入

ワディアがクラスDパワーアンプ2機種 独自のバランス回路と変調技術を投入

 輸入オーディオ機器のノアは、ワディア(Wadia アメリカ)のステレオパワーアンプ「a315」(700,000円・税抜)、モノーラルパワーアンプ「a340」(800,000円/1台・税抜)を6月10日(水)に発売する。 コンパクトな設計の300シリーズに連なるパワーアンプで、動作方式はクラスD。変調回路にフィードバックを採り入れ、それに応じて変調周波数をリアルタイムで微調整し、リニアリティーの向上や低歪化を図る独自のFST(フリクエンシー・スイッチング・トランスミッション)を採用する。内部はIO Symmetryと呼ぶ、シンメトリカル(バランス)回路で構成。ブリッジ結合出力のa340では出力段を含めたフルバランス、a315では出力段を除くすべての信号経路をバランス構成としている。 a340にはマルチアンプ駆動も行えるようスルーアウト入力を装備。大型スピーカーターミナルはバインディグポストで、確実に締め付けできるように専用工具が付属。 主な仕様  ※a315/a340●型式:ステレオ/モノーラル●出力:150W+150W(8Ω)、250W+250W(4Ω)/400W(8Ω)、500W(4Ω)●入力:2系統(XLR、RCA)●入力インピーダンス:10kΩ●利得:29dB●ダンピングファクター:320(8Ω)、160(4Ω)●消費電力:130W/200W●寸法・重量:454W×86H×50.8Dmm・12.5kg■リンクノアwebサイト・トップページ  http://www.noahcorporation.com/index.html-

AyreがX-5シリーズ・アンプに20周年記念モデル 「KX-5 Twenty」「VX-5 Twenty」「AX-5 Twenty」登場

AyreがX-5シリーズ・アンプに20周年記念モデル 「KX-5 Twenty」「VX-5 Twenty」「AX-5 Twenty」登場

 輸入オーディオ機器のアクシスは、米国Ayre(エアー)社製のプリアンプ「KX-5 Twenty」(1,450,000円・税抜)、ステレオパワーアンプ「VX-5 Twenty」(1,450,000円・税抜)、プリメインアンプ「AX-5 Twenty」(2,100,000円・税抜)を、6月に発売すると発表した。先の上位リファレンスシリーズVX-R Twentyで完了したアニバーサリーモデルへのグレードアップ(関連記事:http://www.pc-audio-fan.com/news/audio/20150527_74184/)を受け継ぐ形となる。  新ダイヤモンド出力回路と名づけた完全バランスの出力段ときわめて応答と供給能力を大幅に高めた、新AyreLockリニア・パワーサプライを軸に、各モデルに応じたパーツや回路で機器としての最適化を実施。伝統のディスクリートで組んだゼロフィードバック・フルバランス構成の回路、プリアンプ、パワーアンプそれぞれに適したゲイン回路を構築している。■リンクアクシスwebサイト・ニュースページ   http://www.axiss.co.jp/news/product-news/ayre-x-5-twenty_series/-

フォステクスがパワードモニター「PM0.4d」「PM0.5d」 リアバスレフ、デジタルアンプ内蔵

フォステクスがパワードモニター「PM0.4d」「PM0.5d」 リアバスレフ、デジタルアンプ内蔵

 音響機器のフォステクスカンパニーは、パワーアンプを内蔵したアクティブスピーカーPM0.4d(1台12,800円・税抜)とPM0.5d(1台18,800円・税抜)を6月上旬に発売する。 新設計のリアバスレフ・エンクロージャーにデジタルアンプを内蔵。ウーファー・ユニットは大入力に強いアップロールラバーエッジを採用する。木製エンクロージャーによる自然な響きとバスレフによる低音を強化した音作りで、宅録やDTM、オーディオインターフェースを通したAVサラウンド用などさまざまな使い方が可能。   PM4.0dは100mmウーファー/19mmソフトドーム・トゥイーターの2ウェイ構成。それぞれ出力25W/16Wのデジタルアンプで駆動する。入力はRCAピンとフォーンの2種を装備。仕上げはブラック、ホワイトの2色を用意する。サイズは130W×220H×169Dmm、重量2.8kg。 PM5.0dは、ウーファーが130mmにサイズアップ、アンプもウーファー35W、トウィーター23Wにハイパワー化。入力がRCAピンとXLR/TSフォーンのコンボ型となる。仕上げはブラックのみ。サイズと重量は、165W×270H×215Dmm・4.5kg。 なお、同社では今夏にフロントバスレフエンクロージャーとアナログアンプを採用したアクティブスピーカーシステムPM0.4n(予価16,800円)とPM0.5n(予価22,800円)を発売予定であることもアナウンスしている。■リンクフォステクスカンパニーwebサイト・ニュースリリース  http://www.fostex.jp/20150528/6629/

デノンが小型CDコンポ「D-M40」シリーズ USBメモリー再生に対応

デノンが小型CDコンポ「D-M40」シリーズ USBメモリー再生に対応

 デノンはコンパクトなCDコンポシステム“D-M40シリーズ”(CDレシーバーRCD-M40/スピーカーSC-M40)を、6月上旬に発売する。CDやFM/AMやUSBメモリーの音楽ファイルの再生が楽しめ、テレビなどともつなげるデジタル光入力も装備したオールインワンシステムで、リビングなどでいつも音楽を流して楽しむのにも好適。価格(税抜)は、RCD-M40が42,800円(シルバー、ブラック)、SC-M40が17,800円(ペア。チェリー、ブラック)。  RCD-M40は、フロントパネルにUSB端子を備え、MP3、WMA、AACなどの圧縮ファイルやFLAC、WAVの48kHz/32bitの音楽ファイルの再生が可能。またiPod/iPhoneのデジタル接続や充電もできる。CDプレーヤー部には振動に強い低重心メカニズムを採用。CDのほかにCD-R/RWのMP3やWMAファイルの再生が可能だ。 出力30W+30W(6Ω)のパワーアンプを内蔵。電源部はトランス巻き線をアナログ、デジタルで分けて相互の干渉を排除。基板にも音質的に優れた材質のものを使っているという。また電源ラインは短く太くレイアウトして、安定した高速の電源供給を図り、また左右チャンネル回路は対称にレイアウトして最短化。約8dBもノイズ特性を改善している。ヘッドフォンアンプは電圧増幅段がオペアンプ、出力段がディスクリートという本格的な専用アンプを設けて、よりよい音で楽しめるようになっている。 スピーカーSC-M40は、小型2ウェイ・バスレフシステム。2.5cmソフトドーム・トゥイーターは振動板エッジ部構造の見直し、磁気回路へのアルミショートリングの追加による低歪み化。12cmペーパーコーン・ウーファーもサスペンション形状の見直し、ダストキャップ形状の最適化で、それぞれ音質の向上を図っている。エンクロージャーも接合部を補強などで高剛性化、自然な響きの木質系15mmMDFを使っている。■リンクデノンブランド・webサイト・トップページ  http://www.denon.jp/jp/news/news-

アキュフェーズがプリアンプ最上位モデル「C-3850」発表 ボリュームまでフルバランス構成

アキュフェーズがプリアンプ最上位モデル「C-3850」発表 ボリュームまでフルバランス構成

 オーディオ機器のアキュフェーズは、同社プリアンプの最上位モデルC-3850を6月下旬に発売する。C-3800の後継となり、2回路をバランス駆動させる独自のボリューム機構により入力から出力までを完全バランスで増幅、伝送する基本構成を継承しつつ、素材、パーツ類などを見直しやチューニングでさらに改良を加えている。 独自のボリューム回路、AAVAは可変抵抗体を使わず、直接、信号回路で音量を調整するボリューム機構で、音楽信号がボリュームによるインピーダンス変化の影響を受けず、低歪み、高SNを維持しなら音量の調整を可能にする。またほとんど左右の連動誤差、クロストークの発生がないのも特徴。C-3850ではこのAAVAを2基使い、プラス、マイナスを別々に調整するバランス型としている。またボリューム位置検出などのメカニカルな動作部分においても、機構全体を重量級のアルミブロック削り出しブロックにおさめ、また回転部の極太シャフトによりスムーズかつ動作音を低減した高精度な調整が可能だ。 全体回路は左右独立でユニット化したモノーラルコンストラクション、ボリューム以外にも大型トロイダル電源トランスと新たに開発して11,000μF電解コンデンサー12個を投入したパワーアンプ並みの電源部、低誘伝導性で低損失のガラス布フッ素樹脂によるプリント基板などで細部まで徹底した低歪み化を図っている。 機能面では、9系統の入力は個別に位相設定(バランスコネクターの3番+/2番+)やスピーカーやパワーアンプを含むトータルゲインに合わせて調整できるゲイン切り替えなどを装備。主な仕様●入出力端子:ライン入力10系統(RCA×6、XLR×4)、外部プリ入力2系統(RCA、XLR)、プリ出力4系統(RCA×2、XLR×2)、録音入出力1系統、ヘッドフォン出力1系統●消費電力:55W●寸法・重量:470W×156H×406Dmm・25kg●備考:リモコン付属■リンクアキュフェーズwebサイト・トップページ  http://www.accuphase.co.jp/※本製品の情報は未掲載です。(201.05.11現在)  -

ディナウディオジャパンが「ハイエンドショウ2014」で超最新モデルを展示

ディナウディオジャパンが「ハイエンドショウ2014」で超最新モデルを展示

デンマークDYNAUDIO社製のスピーカーなどを取り扱うDYNAUDIO JAPANは、10月17日(金)より11月19日(日)まで開催される「ハイエンドショウ2014」(http://www.hi-endshow.jp/)において、DYNAUDIOとATOLL(アトール)の本国未発売の最新モデルを展示すると発表した。まずDYNAUDIOは、FOCUS200XDというスピーカーシステム。今年の夏に香港のオーディオショウに参考出品され、本国ではこの冬に発売のモデルで、192kHz/24bitのハイレゾ音源をダイレクトに再生可能なDAC/パワーアンプ内蔵のアクティブ型で、日本では2015年春の発売を予定している。ATOLLのMA100(写真下)は、6月に発表されたUSB DAC内蔵ヘッドフォン/プリアンプHD100とペアマッチとなるパワーアンプで、幅320mmのサイズで60W×2の出力を持つ。本国フランスでも未発表というモデルで、11月末に本国並びに日本でも発売が予定されている。ハイエンドショウ2014は、別項「オーディオ・ホームシアター展」と同時期の開催で、会場も近隣に位置している。ぜひ、両イベントにお出かけになってみてはいかかだろう。-

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