近年、JR「大阪」駅周辺では、再開発やビルの改築で新しい風景が次々と生まれています。そんな中、十年一日、いや40〜50年変わらない風景もあります。JRから阪急「梅田」駅へ向かう道筋に広がる「新梅田食道街」がそれ。

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近年、JR「大阪」駅周辺では、再開発やビルの改築で新しい風景が次々と生まれています。そんな中、十年一日、いや40〜50年変わらない風景もあります。JRから阪急「梅田」駅へ向かう道筋に広がる「新梅田食道街」がそれ。
今や、梅田というと、「日本最大級の迷宮」「梅田ダンジョン」と形容されているほど、巨大で複雑な街並みで知られている。そんな中 「関西人は心の中にマイ梅田を持ってて、マイ梅田以外の道はよく知らない」というツイートが投稿され話題となっている。
いやいや、これだって“うなぎ”だ。今夏の土用の丑の日は7月24日(金)と8月5日(水)、世間はうなぎモードだが、ニホンウナギが絶滅危惧種に指定され、価格は年々高騰。庶民には手が出しづらい。そこで、だ。いろいろ考えてくれる人がいる。 クロマグロの完全養殖で知られる近畿大が、一般に泥臭い味とされるナマズを、専用の餌を開発するなどしてうなぎ味化することに成功した。大阪梅田と東京銀座にある養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」でスペシャルランチメニューを限定数で試験販売する。 また、大丸浦和パルコ店では7月23日(木)〜24日(金)に「うなぎフェア」を開催し、本物の蒲焼きやうな重に加えて、ユニークなフェイクうなぎなど約20種類のメニューをラインナップ。 蒲焼きに見えて、実はパンという「蒲焼きパン(ベーカリースイーツ/194円〜)」、うなぎが苦手という人にも喜ばれる「いわし蒲焼き丼(新宿秀吉/600円)」、実は豚(見た目も完全に豚だけど)という「豚バラ蒲焼き弁当(スギモト/680円)」、「ぶた蒲重(まい泉/799円)」、チョコロールケーキの上にシュー皮でとぐろに見立てたうなぎがのったケーキ「うなぎロール(アドリア/450円)を各店舗で販売する。 ちなみに江戸時代、沼地が多かった浦和は、そこで獲れるうなぎの味が評判で中山道を通る人がわざわざ足を運んだといわれており、今でも「うなぎのまち」として親しまれているそうだ。 もちろん本物の「うな重(北辰鮨/1780円)」もあるので、お好みのうなぎメニューを浦和へ探しに出かけては?
JR大阪駅は、1日の乗車人員が約43万人もある日本トップクラスのターミナルだ。梅田駅は、阪急電車と阪神電車、市営地下鉄御堂筋線のターミナル名だ。また御堂筋線の梅田〜難波間のバイパスとして建設された地下鉄四つ橋線は「西梅田」、大阪/梅田エリアをかすめるように通る地下鉄谷町線は「東梅田」という駅名になっている。これらの駅は地下街・通路でつながっているのだが、「日本最大級の迷宮」「梅田ダンジョン」と揶揄されるほどややこしい構造になっている。