日常生活でふとアイデアを思いついたとき、みなさんはどのようにしていますか? 手帳やメモ帳に書いたり、スマートフォンやパソコンに打ち込んだり、なかにはボイスメモを残したりする人もいるのではないでしょうか。
手書きのアナログなメモにはその場ですぐ、思うがままに記録を残すなどのメリットがあります。それに対してデジタル機器でのメモには検索できたりメールなどで他人に送れたりできるなどのメリットを備えていますよね。
そこでat home VOXが注目したのが「Bamboo Slate(バンブースレート)」。
このBamboo Slateは、手書きのメモやスケッチを簡単にデジタルデータに変換できる、いわゆる“スマートパッド”なのです。デジタルとアナログの両方の良さを兼ね備えたその機能を、実際にチェックしてみました!
■接続したらあとは書くだけ! “スマートパッド”を実際に使ってみた
充電済みの本体にノートをはさみこんで固定し、準備完了。続いてはアプリをダウンロードします。
早速ノートに文字を書いてみると、ペンの書き心地や握り心地は、一般的なボールペンとほとんど変わりません。ペン先が紙にひっかかることなく、非常にスムーズに書き進めることができました。
データとなったメモは、スマートフォン上で編集が可能。ページの分割や、ツールを使った作業ができます。
ここで一度、手書きのメモをデジタル化する手順をまとめると…。
1.本体にノートやメモ用紙をセットし、メモを取り込みたいデバイスと同期する
2.専用のペンで書く
3.本体のボタンを押し、メモをデバイスに取り込む
なるほど、とにかくどんどんアイデアを出したいときや、色付けの必要のないスケッチなどに重宝しそうですね!
デバイスに同期したデータはJPEGやPNG、PDF、WILLなど、ファイル形式を選んで保存できるほか、Dropbox®、Evernote® といったクラウドサービスなどにファイルを直接保存すれば、大勢の人とデータを簡単に共有できます。また、書いた文字をデジタルテキストに変換することも可能。
こうした機能もさることながら、特筆すべきはその使いやすさ、手軽さ。現在このBamboo Slateは2サイズで展開していますが、どちらも非常に軽いんです。
今や「メモをスキャンしてデータ化する」方法は他にもあります。しかし、本当のノートのように手軽に持ち運べ、かさばらない点は、Bamboo Slateならではの大きな特長と言えるでしょう。しかもどんな紙でも使えるので、本体とペンを持ち歩いて紙は手近なところで調達する、といったことも可能です。
そのほか“バンブースマートパッド”シリーズとして、バインダータイプの「Bamboo Folio(バンブーフォリオ)」もA5、A4サイズで展開しているので、ライフスタイルに合わせて選ぶ楽しみがあります。普段はノートや手帳でメモをとっているアナログ派な人でも、スマートフォンは使っているはず。アナログメモのスタイルは維持したまま、デジタルメモを取り入れられる、便利なツールなのです!
「Bamboo Slate」
小売価格:large 19,440円/small 16,200円(税込)
株式会社ワコム
http://www.wacom.com/ja-jp/products/smartpads/bamboo-slate
※情報は2017年9月26日(火)現在のものです。