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ためしてわかった最新アイテムレポート

材料を入れたら回して待つだけ! “まわるシェフ”こと「ドラムクック」

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8月もいよいよ終わりが近づき、“食欲の秋”がやってきます。しかし、キッチンに立つのが面倒な人や毎日の献立に振り回されている人、食べるのは好きだけど作るのは苦手…という人もいるのではないでしょうか?

そこで今回at home VOXが注目したのは、「自分で作るのはちょっと面倒」「忙しくて料理ができない」「もう一品欲しいけど何を作ればいいかわからない」といったわがままに応える料理アイテム、その名も「ドラムクック」です。

ドラムクック

こちらがドラムクック。重量、大きさともにドラムリールのような印象です。

一見調理器具とは思えないような外観ですが、なんと煮る・焼く・炒めるすべてを賄える万能のマシンなんだとか。どういうことなのか、早速試してみましょう!

■機能はいかに? ドラムクック調理レポート

ドラムクックは別名“まわるシェフ”。本体の構造を見ると、その名前の意味がよくわかります。

部品

大きく分けて、本体、その中に入れ込むポット、ガラス蓋で構成されています。

本体

本体下部には電熱線が通っており、これによってポットを加熱する仕組みです。

今回はこのドラムクックを使い、実際に調理をしてみました。まず選んだのはパエリアです!

材料

生米、パプリカ、シーフードミックス、ターメリックパウダー、コンソメを準備。

投入

ポットに全ての材料を投入し、水を加えます。

ダイヤル

本体にセットしてダイヤルを回し、あとは放置するだけ。

シェフが実際に回って調理する様子をご覧ください。ダイヤルを回すと、ドラムクックがゆっくりと回り始めます。やがて蒸気が噴き出し、ダイヤルが回りきった25分後には…。
※下の動画サムネイルをクリックすると、YouTubeに移動します。

パエリア

見事なパエリアが完成しました!

食べてみてまず、米の炊き上がり方にびっくり。均一に火が通ってふっくらとしており、味にムラがありません。回っている最中は固形のコンソメが溶けるのかと疑問でしたが、まったくの杞憂でした。パプリカはもちろん、イカやアサリといったシーフードにもしっかり熱が通っています。

イメージとしては、回転する圧力鍋といったところ。ただし圧力鍋とは異なり、横にまわることでムラなく熱が通るようです。出来上がるまでの間は一切手をつけていないにもかかわらず、このクオリティ。さすがは“シェフ”、文句なしです!

とはいえ、米もシーフードも調理するのにさほど難はない食材。それならば、厚みのあるお肉だったらどうでしょうか? そこで、続いてはタンドリーチキンに挑戦です。

材料

パエリアと同様、まずは食材を準備。鶏肉は少し大きめにカットしました。

セット

ポットに投入後、セットしてダイヤルを15分に設定。

今回は先ほどと違い、水も油も加えていません。果たしてまんべんなく味がつくのでしょうか?

蒸気

やがてポットの中が水蒸気で満たされ、香ばしい匂いが漂ってきました。

タンドリーチキン

完成したのがこちら。まるでお店で出てくるようなタンドリーチキンです。

断面図

断面を見てみると…ちゃんと中まで火が通っていました!

水蒸気を活かして調理するので、しっとり、そしてやわらかな食感に仕上がっています。心配していた味付けもバッチリ。発生する水分によって調味料が溶け、全体に味が行き渡っています。調味料が少なくてすみ、かつ余分な油を使っていないため非常にヘルシー。ダイエット中の方にもおすすめです!

ヘルシー

ポットについている栓を抜けば余分な油が排出され、受け皿に落ちる仕組みです。

他にも鯖の塩焼きやあさりバターなどの和食、カレーやビーフシチューのような洋食、青椒肉絲、回鍋肉といった中華料理…と、作れるメニューは豊富。ドラムクックで一品作っている間に他のメニューに取り掛かれば、効率良く食卓を彩れます。忙しい日はもちろんホームパーティーなどでも活躍してくれそうですね。ドラムクックに調理を任せて本格的な料理をいただいちゃいましょう!

「ドラムクック」
小売価格:39,800円(税抜)
株式会社ティ・ユー・エフ
http://www.ドラムクック.com/index.html
※情報は2017年8月29日(火)現在のものです。

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