梅雨に入り、じめじめとした日々が続いています。毎日休みなく雨が降り続けるならともかく、少し晴れたと思ったらまた降ったり、降ったと思えばすぐやんだりという不安定な天気の日は、傘を持って外出すべきか否か悩んでしまいますよね。
そこでat home VOXが注目したのが、「OPUS ONE Smart Umbrella “JONAS”」という傘。
傘を開閉するはじきの部分は蝶ネクタイ、傘の骨(露先)をしまう玉留はワイシャツの襟を模しており、細部まで凝ったデザイン。まるで紳士のような傘ですが、かわいいだけではありません。なんとこの傘、その日の天気を教えてくれるというのです! 今回は、その驚くべき機能をリポートします。
■「OPUS ONE Smart Umbrella “JONAS”」スマホと連携するスマート傘
スマートフォンと連携して、その日の天気を教えてくれたり、一週間分の天気を取得したりできる”スマート傘”。スマートフォンは、iOSとandroidのどちらでも使えます。
使い方はいたって簡単。まずは「OPUS ONE SMART JONAS」というアプリケーションをインストールします。すべての質問事項で「はい」を選択したのち、傘を持ち歩く地域を設定。「スマート傘の起動」画面になれば登録完了です。
続いては“JONAS”の準備。ハット部分を回して外すと、電池を入れられるようになっています。
■その日の天気を教えてくれるので、傘を持っていくべきかどうか迷わない
まず最初に、JONASをBluetoothでスマートフォンと連携します。Bluetoothとのペアリングが確認できると、ハンドルの頂上、つまり頭頂部にあるLEDが赤、緑と交互に点滅します。傘自体に電源ボタンはなく、ジャイロセンサーが自動的に傘の動きを感知し、オートで作動するシステム。一定時間傘の動きがないとスリープモードに入るので、電池の消費を心配する必要はありません。
なるほど、頭頂部のLEDが“今日の天気”を教えてくれるんですね。緑色は「晴れ」を、赤色は雨や雪など「降水確率あり(傘の必要あり)」を示しています。JONASの予報では今日は「晴れ」。この予報の結果はどうだったかというと……実際、怪しい曇り空だったにもかかわらず、この日は雨が降りませんでした!
つまり、JONASが赤色になったときだけ傘を持って出かければいいというわけです。これなら、お出かけの際に傘を持っていこうか迷ったときも、JONASをトントンとするだけで判断できますね。
さらにこのJONAS、その日だけでなく、アプリケーションを見れば週間の天気予報がわかる仕組みになっています。
いつでも最新の週間天気がわかるのはありがたいですね。
■多彩な機能は紳士のたしなみ? その他の機能を試してみた
実はJONASの機能はこれだけではありません。傘を使ううえで多くの人が経験したことがあるのが、“傘の紛失”ではないでしょうか。JONASなら、傘の置き忘れもバッチリ対策できます。
逆に、スマートフォンをどこかに置き忘れた場合の対応も可能。JONASを15秒ほど左右に振るとスマートフォンに通知がいくので、その音やバイブレーションをもとに探すことができます。
また、雨の中、JONASをさしているときに着信やメールの受信があると、JONASが震えて教えてくれる機能まで付いているんです! メールの場合は一度震えるだけですが、着信の場合は切れるまで振動し続けるので、強い雨の日でも簡単に着信に気付けます。恐るべしJONAS。もはや傘の領域を超えている気がしてきました……。
こんなスマートな傘があれば、雨の日も楽しく過ごせそうですね!
「OPUS ONE Smart Umbrella “JONAS”」
直販価格:10,778円(税込)
株式会社 Fantastick
http://jonas.jp
※情報は2017年6月19日(月)現在のものです。