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低金利継続で不動産の買い時感増す/野村不動産アーバンネット調査

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野村不動産アーバンネット(株)は3日、11回目となる「住宅購入に関する意識調査」の結果を発表した。同社の不動産情報サイト「ノムコム」会員に半年ごとにインターネットアンケートを実施しているもの。今回は7月8〜14日に実施、有効回答数は1,310人。

不動産の買い時感は、買い時だと「思う」との回答が13.8%(前回調査比4.4ポイント増)、「どちらかといえば思う」が34.3%(同2.4ポイント増)と、合わせて48.1%(同6.8ポイント増)と半数に迫った。「思わない」も34.6%(同1.3ポイント減)と、やや減少した。

買い時だと思うと回答した人に、その理由を聞いたところ「住宅ローン金利が低水準」という回答が84.1%(同15.2ポイント増)と大幅に増加。「購入する上での税制メリットがある」も29.8%(同11.7ポイント増)と、10ポイント以上増加した。

今後の不動産価格については、「上がる」が24.6%(同8.8ポイント減)、「横ばいで推移する」が33.7%(同5.2ポイント増)、「下がる」が30.7%(同6.4ポイント増)。「下がる」の割合が「上がる」を上回ったのは2012年以来4年ぶり。「上がる」が減少し、「横ばい」「下がる」が増加していることから、先高観も緩んでいる。

住宅ローン金利の動向については、「上がっていく」が22.5%(同10.3ポイント減)、「ほとんど変わらない」が59.4%(同9.2ポイント増)、「下がっていく」が8.3%(同4.8ポイント増)と、低金利の継続を予想する回答が最多となった。

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