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首都圏の新築狭小一戸建て、平均価格は2ヵ月連続上昇/東京カンテイ調査

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 (株)東京カンテイは8日、2015年5月の主要都市圏・主要都市別の新築狭小戸建住宅平均価格動向をまとめた。調査対象は、敷地面積50〜100平方メートル、最寄駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物共に所有権。

 首都圏の新築狭小戸建ての平均価格は3,857万円(前月比0.3%上昇)と2ヵ月連続の上昇。敷地面積100〜300平方メートルの新築戸建ての平均価格3,392万円より13.7%高かった。東京都が4,699万円(同0.9%下落)、神奈川県は3,768万円(同0.9%上昇)、千葉県は3,134万円(同1.0%下落)、埼玉県は3,134万円(同2.6%上昇)。いずれの都県も敷地面積100〜300平方メートルより高額で、好立地に建設される3階建てが増加していることが要因とみられる。

 近畿圏の平均価格は、3,020万円(同1.1%下落)となり、首都圏のように狭小戸建ての方が高額という現象はみられない。大阪府が2,942万円(同1.6%下落)、兵庫県が3,296万円(同1.3%下落)、京都府は3,092万円(同0.1%下落)。

 中部圏の平均価格は3,018万円(同1.5%下落)、愛知県は3,089万円(同0.8%上昇)となり、いずれも敷地面積が広い戸建てより高額となっている。

 主要都市別では、東京23区が5,219万円(同1.8%下落)、東京都下が3,809万円(同1.2%上昇)。横浜市が3,851万円(同0.3%下落)、大阪市は3,320万円(同2.4%下落)、神戸市は3,421万円(同2.8%下落)、京都市が3,243万円(同1.6%下落)、名古屋市が3,309万円(同1.1%下落)。

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