（株）東京カンテイは26日、2015年2月の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を70平方メートルに換算して集計し、その価格変動を天気マークで表示。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。
同月の「晴」は12地域（前月8地域）に増加し、14年6月以来の二ケタに乗った。「雨」は2地域（同4地域）に減少、「小雨」は8地域（同6地域）、「薄日」は14地域（同16地域）、「曇」は11地域（同13地域）。15年1月に16地域あった「薄日」のうち、5地域が「晴」に好転、1地域が「曇」に悪化した。
前月から天候が改善したのは13地域（同14地域）に減少したが、横ばいが29地域（同27地域）、悪化5地域（同6地域）となっており、天候は全国的に好転する傾向となっている。首都圏と中部圏が好調を維持、東北、北陸、四国でも強含みに転じた。
天気図の詳細は同社公表資料を参照。
