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首都圏の住宅地・中古マンション価格、8四半期連続でプラス/野村不動産アーバンネット調査

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 野村不動産アーバンネット(株)は9日、2015年4月1日時点の首都圏の住宅地・中古マンション価格実勢調査結果を公表した。東京都区部、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県の住宅および中古マンションを対象に、通常取引を想定した実勢価格を査定、四半期ごとにまとめている。

 15年1〜3月期の住宅地価格の平均変動率はプラス0.5%(前回:プラス0.9%)で、8四半期連続のプラスとなった。エリア別でも全エリアでプラスに。
 「値上がり」地点は25.2%(同:35.5%)、「横ばい」地点は74.2%(同:58.6%)、「値下がり」地点は0.7%(同:5.9%)となり、「値上がり」地点と「値下がり」地点が減少し、「横ばい」地点が増加した。

 中古マンション価格の平均変動率はプラス1.0%(同:プラス0.5%)で、エリア別でも全エリアでプラスとなった。
 「値上がり」地点は36.2%(同:33.5%)、「横ばい」地点は61.5%(同:56.4%)、「値下がり」地点は2.3%(同:10.1%)と、「値上がり」地点と「横ばい」地点が増加し、「値下がり」地点が減少した。

 また、14年4〜15年3月の年間ベースの平均変動率は、住宅地価格ではプラス2.2%(同:プラス2.0%)、中古マンション価格では、プラス2.2%(同:プラス1.5%)。
 いずれも平均変動率は6四半期連続プラスとなり、平均変動率がプラスに転じた14年1月の調査以降、最大の増加率となった。

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