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自身が受ける介護、男性は「自宅、配偶者による介護」、女性は「施設での介護」を希望/オリックス・リビング調査

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オリックス・リビング(株)は4日、11月11日の「介護の日」に併せて実施した第7回「介護に関する意識調査」の結果を発表した。調査対象は全国の40歳代以上の男女1,238人(男性737人、女性501人)。

家族を介護する上で(介護をしていない人は介護をすると想定して)不安を感じるかとの問いに対しては「不安を感じる」38.4%、「やや不安を感じる」47.9%となり、合わせると約9割が不安を覚えているという結果に。どのような点について不安かについては、男性では「費用面」(69.2%)、女性は「精神的な負担」(75.6%)がいずれもトップとなった。仕事と介護の両立については、「できると思う」はわずか7.6%にとどまった。
自身の介護についても、「不安を感じる」(40.0%)、「やや不安を感じる」(46.2%)となり、合わせると約9割に達した。

今後、自身が介護される立場になった際に受けたい介護について、男性では、「自宅にて家族(配偶者)の介護」29.6%、「有料老人ホームに入居」17.6%、「特別養護老人ホームに入居」16.8%がトップ3に。一方女性では「有料老人ホームに入居」24.8%、「自宅で外部の介護サービスを受ける」24.6%、「特別養護老人ホームに入居」17.6%の順となり、男性が自宅で身内による介護を希望する人が多い一方で、女性は身内による介護を望まない傾向が明らかになった。
介護ロボットによる身体介護については、「推奨されていれば受けてもよい」が63.9%、積極的に受けたいが10.4%と、約7割が介護ロボットについて肯定的であった。

サービス付き高齢者向け住宅の認知度については、「詳しく理解している」の回答はわずか10.9%にとどまり、一方で「知らない」が19.1%を占めた。

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