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通勤時のストレスは年間91万円分? 働く未婚女性83%が認めた朝時間の重要性

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(OVO オーヴォより)

近年、朝に勉強やスポーツに取り組む“朝活”など朝の時間の使い方に注目が集まっているという。そこで、“働く女性”にとって「『朝』の時間の使い方」がどのように重要なのか、意識・実態調査を分譲マンション「レフィール」の安田不動産が行った。対象は20〜30代の未婚有職女性500人。

はじめに、働く女性たちに「朝の時間の使い方」をどう思うかを聞いたところ、83%が「朝の時間を上手く使うことは重要だと思う」と回答。ところが、自身の「朝の時間の使い方が上手いと思うか」を聞くと、75%が「いいえ」と回答している。多くの働く女性が「朝の時間の使い方」の重要性を認識していながらも、決して“自分の朝の時間の使い方が上手いと思っていない”ようだ。

「朝の時間を使いこなせていない」ことへの不満を分析すると、「通勤時間が長すぎ。空いている電車なら読書をしたり、仕事の予習復習ができるが、超満員電車なのでそれもできない…」(29歳・営業職)、「通勤時間が無駄だと思っているため」(29歳・クリエイティブ系職)など、通勤時間の長さに関する不満の声が見受けられる。

そこで片道45分以上の通勤時間をかけている女性に対し、通勤のストレスから解放されるなら、いくら支払えるか金額を答えてもらうと、1回の通勤で片道あたり平均「1,782円」という結果となった。これをさらに年間の平均労働日数である256日(*)に当てはめると、年間912,384円にもおよぶ。約91万円分ものストレスを、女性たちが感じていることは驚きの結果といえる。

朝の通勤ラッシュが寿命を縮めているという話を聞くけれど、通勤ストレスから開放されるためには、会社近くに転居するというのもひとつの方法かもしれない。

(*厚生労働省 平成26年就労条件総合調査結果より、年間平均休日から算出)

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