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コーヒーショップブームの真打ち登場!? LA発のコーヒーチェーン『The Coffee Bean & Tea Leaf』が日本上陸

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(OVO オーヴォより)

日本橋の交差点の角にある好立地の日本1号店。

コーヒーショップブームもそろそろ落ち着いてきたかなと思ったら、とんでもない大物が残っていた。米カリフォルニア州ロサンゼルスに本拠を構える、米国最古のスペシャルティーコーヒーチェーン『The Coffee Bean & Tea Leaf』(コーヒービーン&ティーリーフ)が日本に初上陸するのだ。日本での第1号店が、5月26日(火)午前8時、東京都中央区日本橋に登場するときいて、オープン直前のプレス用試食会に飛び込んだ。

東京メトロ日本橋駅の真上という立地がまず便利。近くにはコーヒーショップやグルメ自慢の店が数多いが、いきなりポールポジションに躍り出た感じだ。天井の高い店内は、派手さはないが上質さを感じさせるカジュアルな空間に仕上がっている。

同店を運営するL.A.Style(東京)の石原一裕取締役は、コーヒービーン&ティーリーフの特長をこう表現した。

「ひと言でいうと、“クオリティー&バラエティー”でしょうか。コーヒー豆や茶葉の品質、さらにドリンクとフード両方のメニューの豊富さには自信があります。また、店名でもお分かりのように“ティー”メニューにも力が入っているのが他のコーヒーショップと違う点です」

まずこだわったのは素材のクオリティー。契約農園から直接調達した最高級アラビカ種100%のコーヒー豆を、熟練の焙煎工がそれぞれの豆の産地、特徴、飲み方に適した温度や時間で焙煎。しかも、その日の温度や湿度に応じて調整するハンドロースティングだ。茶葉も同様で、世界中の契約農家で収穫した “トップ2リーフ” 、つまり上から2枚の茶葉のみを手摘みして使用し、蒸しや自然乾燥など手間ひまかけて製造しているそうだ。

メニューは、ドリンクが55種類もある。コーヒーが充実しているのは当然だが、ティーラテはエスプレッソマシンで茶葉を抽出するなど、淹れ方にもこだわっているのが他店と違うところ。日本オリジナルメニューの抹茶カプチーノは特に注目だ。さらに、実は業界で初めてフローズンドリンクを開発したのが同社。「アイスブレンディッド」と呼ばれるフローズンドリンクは、甘くて冷たくて滑らかで、これからの時期人気が出そうだ。

フードは、キッシュ、マフィン、スコーン、ドーナツ、タルト、ケーキ、サンドイッチなどがそれぞれ何種類もあって、選ぶのに迷ってしまうほど。キッシュとマフィンを試食したが、サクサクしながらもしっかりした味わいのキッシュと、しっとり柔らかいマフィンは絶品だった。

肝心のコーヒーは、本日のコーヒー(シングルオリジン)を試してみた。第一印象は、ライト&テイスティー。酸味と苦みがバランスしながらも軽い味わいで、いくらでも飲めそうなくらい喉ごしがいい。通常はコーヒーにはミルクと微量の砂糖を入れる筆者も、ブラックでごくごくと飲みほしてしまったほどだ。

5月30日(土)には埼玉県越谷市の「イオンレイクタウンkaze」内に2号店がオープンするというコーヒービーン&ティーリーフ。その後も各地にどんどん出店の予定だが、日本でもアメリカのように「コーヒービーン」と呼ばれて親しまれていくだろうか。「コヒビ」なんて日本独自の愛称が生まれるほど浸透するのを期待したいものだ。

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