(OVO オーヴォより)
新聞をとらずに、スマホでニュースを読むという人が増えた。新聞を広げた時に、いろんな大きさの見出しがさっと見える一覧性は捨てがたいが、いろんなメディアが読めて持ち歩けるスマホの利便性には負ける。そこで日本経済新聞社が、紙の新聞と電子版を連携させて楽しめるアプリ「もっと日経」をリリースした。スマホのカメラで新聞記事を撮ると、キーワード、関連記事、連載のバックナンバーなどの情報を表示。紙と電子の「いいとこ取り」を目指している。
使い方は簡単。アプリを立ち上げ、画面のガイドに合わせて、手元の日経新聞の気になる記事本文を撮影すると、日経の編集者が付けた関連記事や、関連するキーワード、連載記事、株価情報（国内上場会社が関連づけられている場合）などが表示される。
例えばマイナンバーに関する記事を撮影すると「税制」など、関連するキーワードが出てきて、そのキーワードを含む記事本数の推移がグラフで表示される。記事本数が多いキーワードは、多くの人が関心を持っている“トレンド”だと一目でわかる。目下、日経電子版の有料会員が対象だが、無料登録会員も一部機能が使えるようになる予定。
