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チョコ、ピザ、ポテト中毒の危険 米ミシガン大学が研究

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(OVO オーヴォより)

チョコレートやピザ、フライドポテトが好き、という人には衝撃的なニュースかもしれないが、知っておく必要はある。米・ミシガン大学の研究で、これらの食べ物にはかなり強力な“中毒性”があることが明らかになった。白パンや精製糖、油脂分を加えられた食品などが“常習性”を引き起こすことは、すでに動物実験などで分かっているが、人間では、塩分、糖分、油脂分が、やはり「どんどん食べたくなる」という、常習的な飲食行動を誘発するのだという。逆に、玄米や鮭などの食品では、このような依存行動は見られないという。

ミシガン大の実験に参加した被験者のうち、これらの食品に依存的な兆候を示した人の多くは、ふだんから加工食品に我慢がきかない人が多かったという。実験を実施した研究者は、「この手の加工食品は、おいしいものとして知られているが、中毒性があるということはあまり知られていない」とし、「この研究は、特定の食品が中毒の引き金になり得ることを探る第一歩。研究結果は肥満治療の方法を変えていく可能性がある。特定の食べ物を取り上げるのではなく、タバコやアルコール、ドラッグと同じような(常習性から脱却するための)治療が必要だということだ」と話している。

確かに、スナック菓子の袋を開けたら途中でやめられない、何となく毎日チョコに手が伸びる、という経験は少なからずあるはず。新しい研究結果や報道が出るたびに、あれを食べた方が、これは食べない方が、とフードファディズムに走るのは考えものだが、専門知識はなくても、やっぱりバランスよく、「腹八分目」という先人の知恵は“鉄板“だ。

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