(OVO オーヴォより)
毎日の買い物、品物ごとに値段を比べれば、野菜はここだけど、ビールは隣駅のハイパーマーケット、お菓子は向こうのドラッグストアの方がもっと安い…ということは多々。でも会社帰りは最寄駅近くのスーパーに行く余裕しかないし、休日だって品物ごとに安いところを巡るなんて面倒過ぎる。そんな思いに応えた日本初のネットサービス「NESPA(ネスパ)」（NESPA JAPAN・東京）が始まった。ネットスーパー6社の合計金額を自動で比較してくれるから、ユーザーはサイト上で買いたい日用品を買い物かごに入れていくだけで、最安値のネットスーパーを選んで買うことができる。比較する際は、各社の送料も含めて計算・表示してくれる。
たとえばポテトチップを買うとする。サイトに行って、買いたいポテチを選ぶと、ページ上部に6社が扱っているそのポテチの価格が送料込みで一斉に表示される。分かっていることだが、こんなに違うんだ、と結構驚き。そして、最安値のものを買いものかごに放り込めばいいだけだ。商品の単価や送料に惑わされることなく、平均約20％の節約が可能だという。4人家族で月5万円の食費を使っているなら、約1万円の節約だ。スーパーのはしごも、重い荷物を運ぶ労力もなし。最短で当日、遅くても2日以内に自宅の玄関に届く。ネットの普及で宅配の新聞購読者が減っている中、それでも折り込み広告が役に立つ、という主婦も少なくない。だが、このサイトに行ったら、自分で広告を比較する労力が惜しくなるはずだ。
「NESPA(ネスパ)」： https://www.nespa-jp.com
