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ネガティブな記載で8割は「買わない」 ネット見るけど「書かない」消費者たち

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(OVO オーヴォより)

たまった代休と祝日をつなげて、連泊スキーに行こうと思ったとする。まずやることは何?パソコンの前に座って行きたいスキー場を検索し、ホテルや旅館の情報を繰っていく。もちろん、口コミ欄を読んで好評のところを選びたい。直前だともう取れないところもあるけど、最低限“悪評”が書き込まれてるとこだけは避ける。おそらくそんな感じでは? 20代〜60代の男女を対象にエルテス(東京)が実施した「インターネットが消費者の購買活動に与える影響」の調査でも、それが多数派の行動パターンであることが証明された。9割の人が、商品を買ったりホテルを予約する前にまずネットで検索すると回答、検索の結果、ネガティブな書き込みがあったら購入をとりやめる人は8割にのぼった。

ところで、実際買ったり旅行したりした後で、不満があった時、そのネガティブな評価をあなたはネット上に書き込んでいるだろうか?調査では、ネガティブな感想を実際書き込むのはわずか12%と少数派。こうなると、少数の書き込みに影響されてしまう消費者の“リテラシー”が問題になり得るが、それでも口コミは案外当たってる、という“実感”も否定はできない。口コミを確認せずにとった旅館で、夜“カマドウマ”という虫が部屋に何十匹も出て一睡もできなかったという友人が、後で口コミを見たら「最低」の評価だったという経験談を聞いたばかり。実際、調査でもポジティブな評価よりネガティブな評価の方が影響すると答えた人が多い。やっぱり最低限のチェックは必要なのかも。

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