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食の安心企業、サントリーが首位  マクドナルドは大幅ダウン

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(OVO オーヴォより)

今年もおいしいものをたくさん食べたいけど、気になるのは「安全性」。食品偽装だ、添加物だとネット上も常に“話題”満載。どれが正しい情報なのか分からない、という人も多いのでは? そこで、消費者1万人の評価という客観的な指標をのぞいてみよう。日経BPコンサルティングが調査した「食の安全・安心企業ブランド調査 2014-2015」の結果だ。調査対象は「食」に関する国内主要160ブランド。利用度、安心度、安全度、推薦意向度など、7つの評価指標に基づいてスコアを算出したところ、総合ランキング首位は2年連続で「サントリー」、2位は僅差で「キユーピー」だった。

調査では個々のブランドの評価とは別に、「食の問題」に対する不安度についても調査。「食品中の残留農薬」「食品添加物」など、10項目を挙げて不安度を聞いたところ、トップは「食品偽装」。昨年7月に報道された上海の食肉加工工場での使用期限偽装事件などが影響してか、同工場と取引のあった「マクドナルド」は総合スコアを44.9から33.8へと大きく下げている。「ファミリーマート」も同様。

一方2000年に、戦後最大といわれる食中毒事件を引き起こした雪印乳業は、2004年時点で総合スコア41.9とブランド力は低い状態だったが、今回は56.5まで回復。「過去の強い反省を高い品質と安全の維持に生かしている」といった意見が見られた。

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