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いい酒場に似合ういい女になるためのガイドブック 吉田類氏監修の「酒場STORY」

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(OVO オーヴォより)

「酒場 STORY」表紙

最近、女性一人または女性同士でシブい居酒屋で飲んでいる姿をよく見かける。昔から「いい酒場」には「いい女」がいて、いい女が集う酒場は酒もつまみも美味いのだが、本格的な居酒屋でしっとり飲めるようになるには少し敷居が高いと感じる読者も多いはず。

女性向けのファッション誌「STORY」があの吉田類氏監修のもと、大人の女性のための居酒屋完全ガイド「酒場 STORY」(光文社・税別1,000円)を発売した。

イキな酒場とイキな女将に受け入れてもらえるノウハウがぎっしりと詰まった、イキなガイド誌だ。コラムでは「こうはなりたくない困った女性客7態」「目指すべき素敵な女性客7態」が秀逸。おもわず「いるいる!」と笑ってしまうと同時に反省させられる。「焼き鳥とやきとんの部位と名称」には「ハツ」や「ぼんじり」などがどこの部位の肉なのかを分かりやすく解説。やきとんの「カシラ」が豚の「こめかみ」の部分だと初めて知る人も多いのでは。その他、「蕎麦屋でイキに飲むためのノウハウ」「ワイン居酒屋でデビュー」など初心者にも普段飲み慣れている人にもためになる情報が満載だ。

お店の紹介では「女子友と一緒に行きたい居酒屋」「女将があったかい居酒屋」「通気分を楽しむ居酒屋」「しつらいや器使いもしみる居酒屋」「世界に誇るIZAKAYAが体感できる店」をテーマに代表メニューを紹介。各店の女将も登場して花を添えている。また店やメニューは英語でも紹介されており、海外から来た人にも親切。例えば、〆サバは「Marinated mackeral」厚焼き卵は「Japanese rolled omelet」といった風だ。

最近、外国人観光客が急増している。海外から訪れた友人を5つ星の有名レストランに案内するのもいいが、世界に誇る「日本のIZAKAYA」に連れて行ってはどうだろう。その際、IZAKAYAで外国人に焼き鳥のササミを指差され「What’s this?」と聞かれたらあなたは答えられるだろうか。とっさに「チィキンノォサァサァミィー」などと答えたら店中に困った空気が流れてしまうかも。「酒場STORY」があれば「It’s chicken breast strips!」と答えられるから、女将にも酔っ払いのオヤジ達にも羨望の眼差しで見られること間違いなしだ。

イキな居酒屋にデビューしたい女性、久しぶりに飲みに行く人、海外からの友人にIZAKAYAに連れてってと言われた人。そしていつもの飲み屋とは違うイキな店に行きたくなった人にはおすすめの居酒屋ガイドブックだ。

百戦錬磨の美人女将に受け入れてもらえる素敵な客になりたい! そう願う筆者の必携本でもある。

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