(OVO オーヴォより)

もうすぐ忘年会シーズン。幹事に任命され「はて、どうしよう」と悩んでいる人も多いだろう。そんな中で、イオレ(東京)と日本幹事能力研究会は、イオレが運営するグループコミュニケーション支援サービス「らくらく連絡網」の会員1,503人を対象に「幹事と忘年会に関するアンケート調査」を実施。同時に、らくらく連絡網会員の幹事・代表者が幹事を務める際の気持ちを川柳に綴ってもらった「幹事川柳2017」を開催、入賞作品を決定した。
まず、幹事を務めたことがある人1,238人に「幹事を務めることになったいきさつ」を質問したところ、「持ち回り制」が34.4%で1位、「周囲からの推薦」が31.4%で2位、「上司または目上の人からの命令」が20.4%で4位となり、必ずしも自分の意志で幹事になったわけではないケースが多いようだ。「積極的に立候補」して幹事を務めた人は22.0%にとどまった。
幹事を務める際に最も大変なことについては「日程調整」が30.5%でトップに。2位は僅差で「お店選び」(29.9%)となり、日程とお店で苦労することがわかった。
こうして苦労した幹事さんのうち、およそ3人に2人は幹事の役目を果たす中で怒りを覚えた経験があるが、具体的なエピソードとしては「ドタキャン」と「選んだお店への文句」などが挙げられた。いずれも、苦労を重ねた項目に関わることであり、怒るのも当然か。反対に、「参加者が楽しんでいると感じたとき」や「感謝されたとき」、「お店選びを褒められたとき」などに喜びを感じるようだ。
大変な役職で、もうこりごりと思いきや、経験者の8割近くは、「また幹事を務めたいか」の質問に「やりたい」「やってもいい」と回答している。
さて、そんな幹事さんたちの努力が浮き彫りになった「幹事川柳2017」の入賞作品は・・・。
【らくらく連絡網賞(最優秀賞)】
「行けたらね」 それって絶対 来ないよね (ペンネーム:ひーさん)
【日本川柳協会賞】
タクシーに 乗せて幹事の 荷が下りる (ペンネーム:山田逆転虫さん)
【日本幹事能力研究会賞】
未回答 何回見ても 未回答 (ペンネーム:EMさん)
【優秀賞】
・「なにがいい?」 答えはいつも 「なんでもいい」 (ペンネーム:空前絶後の超絶怒濤の現会
長さん)
・1人減る 電話の直後 1人増す (ペンネーム:とーるっさん)
・集まりたい 言ってたわりに 来ないんか (ペンネーム:2児ママ子さん)
・気が抜けず ビールの気だけが 抜けてゆく (ペンネーム:銀トロさん)
・お開きで やっと安心 乾杯だ (ペンネーム:りんりん97さん)
・褒められて 成長します 幹事です (ペンネーム:おかゆさん)
・おつかれと 帰りの電車 ひとりごと (ペンネーム:デュナンさん)