(OVO オーヴォより)

酸化や糖化が、老化を進めてしまうといわれる。食べ物のバランスなど、注意しながら食べている人も多いが、調理法も要因の一つになっている。「酸化と糖化が老化を促進!防ぐ方法とは?」(サニーヘルス・東京)というレポートで、詳しく説明されている。
まず、「体の錆びつき」と呼ばれる活性酸素による体内の「酸化」。加齢だけでなく、紫外線や、車の排気ガス、たばこや飲酒なども原因になり得る。野菜や果物、ナッツ類や大豆製品など、抗酸化作用の強い栄養素をとることで、この活性酸素を除去することが可能だ。
もう一つの要因、「糖化」による老化は、「体の焦げつき」といわれる。これを防ぐには、老化の原因物質であるAGEs(エイジス=Advanced Glycation End products:終末糖化産物)が溜まりやすくなる食習慣の改善が必要。AGEsは、肉、バター、植物油、チーズ、魚などに多く含まれており、食品の選択も大切だが、素材よりも調理法に注意する必要が指摘されている。食品を加熱調理することで糖化、つまりAGEsの量が増加し、加熱する温度が高いほどより多くのAGEsが発生するのだそうだ。揚げ物や炒め物は、茹でたり蒸したりするより高温での調理となるが、電子レンジはさらに要注意。マイクロ波による加熱は、見た目に焦げ目が無くても焦げているのと同様の状態を作ってしまうといわれ、一度調理されたものを温めなおすことでAGEsはさらに増加するという。
「電子レンジをよく使う、揚げ物好き、野菜や海藻を食べる量が少ない、インスタント食品・ファストフードをよく食べるなど、これらが当てはまる人、そして当てはまる数が多い人ほど、老けやすい傾向にあります」とレポートでは報告されている。詳しくは、「マイクロダイエットネット」で。