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障がい者からアート作品を募集 サッカーとバスケットボールをテーマにSOMPOパラリンアートカップ2017を開催

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(OVO オーヴォより)

開催説明会に集った各氏。前列、右から3人目が漫画家の高橋陽一さん

サッカーとバスケットボールをテーマにしたアート作品を障がい者から募集する「SOMPO パラリンアートカップ2017」(協力・日本障がい者サッカー連盟、特別協賛・損害保険ジャパン日本興亜)が開かれる。今年が2回目。主催は、障がい者の社会参加と障がい者アーティストの経済的自立を支援する「一般社団法人障がい者自立推進機構(所在地・東京都港区、代表理事・野田聖子)で、応募期間は7月1日(土)から9月22日(金)まで。結果発表と表彰式は今年12月を予定している。

昨年は日本プロサッカー選手会の協力で、サッカーをテーマに開催。約2000点の応募があった。今年はサッカーに加え、日本バスケットボール選手会も協力に入り、テーマを広げた。審査員は漫画家で「キャプテン翼」の作者、高橋陽一さん、アーティストの日比野克彦さん、絵本作家の宮西達也さんらが務める。グランプリ、準グランプリ、損保ジャパン日本興亜賞、高橋陽一賞、日本サッカー選手会賞(Jリーグ選手らが審査)日本バスケットボール選手会賞(Bリーグ選手らが審査)などを選ぶ。

応募資格は「障がい者手帳」または「障がいを証する診断書の写し」を持っている方で、国籍は問わない。詳しい問い合わせ先は、パラリンアートカップ2017運営事務局 電話03(5565)7279

東京都内で行われた開催発表会には高橋陽一さんのほか、サッカーからセルジオ越後さん、北澤豪さん、バスケットボールから小林慎太郎選手(熊本ヴォルターズ)、審査員を務めるタレントの南海キャンディーズのしずちゃんらが出席。高橋さんは「障がい者の自由な表現が伝わってきて、昨年も審査していて楽しかった。このイベントが目標になってくれれば」と話し、北澤さんは「障がい者にはチャンスが必要で、そのチャンスを増やすことも必要。こういうイベントで能力を見てもらい、さらにそれが売れて生活にまでつながればいい」と希望を述べた。自らも絵筆を取るしずちゃんは「こんな発想はできないという色合いとかがある。素晴らしい才能を多くの人に見てもらいたい。審査は難しそうですが、真剣にやらせていただきます」と抱負を話した。

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