ニュース

大きな家って本当に必要? 暮らしをダウンサイジングすると大きくなるものとは・・・

この「記事」が気に入ったらみんなにシェアしよう!

みんなにシェアしよう!

(OVO オーヴォより)

断捨離、ミニマリスト、シンプルライフ。物を整理して、捨てて、余計な物を持たず、そして心は豊かに。そんな生き方を志向する人が増えているという。そんな中、ついに究極の整理術が登場した。誠文堂新光社から発売されたばかりの書籍『時間とお金にゆとりができる「小さな家」』(税別1,200円)が訴えるのは、最も大きな持ち物である「家」のあり方を見つめ直そうということ。

一般的に家は広ければ広いほどいいと考えられ、家を買うときでもつい無理をして大きめの家を買いがちだ。しかし、大きな家は購入コストや維持費などがかかり、そのお金をまかなうために働く時間も長くなる。逆に小さな家は低コスト、管理や掃除がラクなどのメリットがあり、余った時間を有効に使えるというのだ。だから大きな家を「買えない」のではなく「買わない」という選択も大いにアリだという。そしてこの本には、小さな家で快適に暮らすためのノウハウがいっぱい詰まっている。

著者の尾崎友吏子(おざき・ゆりこ)さんは、開設したブログ「cozy-nest 小さく整う暮らし」が人気を呼んでいる大阪在住のワーキングマザー。5人家族の尾崎さんは実際に90平米の家から70平米の家に引っ越して暮らしをダウンサイジングし、引っ越す前より家を広く使えているという。その秘密は物を減らして家具を最小限にしたこと、ベッドではなく布団にしたこと、同じ部屋を数通りに使うようにしたこと・・・などなど。ちょっとした知恵と工夫で、家は驚くほど快適に使うことができることがよくわかる。

暮らしをダウンサイジングすると大きくなるもの、それは「心のゆとり」なのだ。仕事も子育ても手を抜けず、時間や家計に追われて悩んでいる主婦はもちろん、もっと大きな家に住めていれば・・・、小さな家にしか住めないオレって・・・、そんな風に忸怩たる思いで小さな家に住んでいるお父さんにもおすすめの一冊かもしれない。

この「記事」が気に入ったら
みんなにシェアしよう!

MATOME